思考と理想 幽霊はいるのか幽霊はいるのか。
昔から世界各国で幽霊もしくは妖怪のような所謂化物の類は多くの逸話に登場し沢山の人を恐怖させ、もしくは楽しませてきた。
そこで、だ
幽霊はいるのか。考えてみたいと思う。
まず多くの話では幽霊に触れることは出来ない。
目で認識できるのに手で触ることは出来ない。そんなことってあるのか?
これに関してはそれほど悩まなくてもいいのかもしれない。
光も目でそれを認識し眩しいと思ってもこの手で輪郭を確かめることは叶わない。
幽霊もそんな存在なのかもしれない。
次に視覚的に認識できる人とできない人がいる。俗に言う霊感というやつだ。
視覚的に差が出るというのは共感覚でままあることだ。匂いや感触を色として感じる人がいるという。
霊感があるとされている人は何らかの共感覚の持ち主なのかもしれない。
幽霊が出るところといえば暗いところが多い。一人でなくてはいけないということはない。
百物語や肝試しは基本的に複数人でないと出来ない。
不安心が虚像を映し出すと聞くことも多々あるが心臓に毛が生えた用な猛者でも心霊現象に遭遇する話は多い。
これらと何か関係はあるのか。
もう一つ、核心的な話だが幽霊が存在したとしてそもそも幽霊はどこにいるのだろう。
幽霊を目の前に見ているからと言ってそれが目の前にいるとは限らないのではないだろうか。
本当は幽霊は直接私達の眼の前にいるのではなくて実は私達の脳に入り込んで眼球にその姿を転写しているのではないか。
例えるなら脳をディスクプレイヤー、眼球をスクリーンにして私達にその姿があたかも目の前にいるように思わせているのでないかということである。
ハリガネムシという寄生虫がカマキリを操って本来苦手な水辺に向かわせるのを見るとこんな説もありえないことではないのではないかと思えてくる。
これなら前述した触れないのも納得がいく。偶像であり3Dの映像を見ているようなものなのだから触れないのは当然だ。見れない人がいるのはその人は幽霊に寄生されていないからと言えばこじ付けのようだが一応説明はつく。
以上の話をまとめると幽霊は死者の魂でなかったら人間の寄生虫的な存在で共感覚的相性が合えば認識できる存在。
そいう種類の脳に住み着く虫がいたら流石に気味が悪い。
まあ脳自体が人間の器を支配する大きな寄生虫でしたと言われるよりはマシなのか?
貴方はどう思いますか。