推理小説読んで思うこととおすすめ作品まとめてみた◎ATTENTION!!約一年ぶりに覚醒しているので普段の文体とは全然違います
推理小説を読んでいて思うこと
私も読書量大したことないけどミステリ小説読んでて思うこと
主人公、探偵役が犯人の話描くのはいい加減やめよ
それが許されるのはアガサ・クリスティーと古畑任三郎だけよ
アガサ・クリスティーにおいては書いてる話が
アクロイド殺し→主人公が犯人
オリエント急行→探偵役以外全員犯人
そして誰もいなくなった→死んだと明言された登場人物がじつは生きてて犯人
とかだから今更何か言おうと言う気力もわかんし彼女はそれを最初にやったから許されたのであって二番煎じ三番煎じは萎えるわ
あとやったら多いのが探偵役=イケメンだけど人間性破綻してて絶望的なレベルで空気読めない(読まない)
これに関しては全面的に否定はしない
実際何かに集中してたら他のことがおろそかになることはあるし
もし探偵役が美男子でなかった場合
顔面→可もなく負荷もなく
性格→破綻
とかになるしこれは間違いなく人気でんし私もキレるわ
世知辛いこと言うけど美男美女なら多少ひどいことしとっても「うーん許そうかな?」ってなるもん
ここまで読むと「じゃあ性格良いイケメン連れてくればええやん」って思う人もいると思う
確かに一部の小説は性格も良いしイケメンの探偵が出てくる。天が二物を与えてるパターン
じゃあなんでわざわざ性格難ありの探偵が多いのかというと助手(ワトソン役)にフォローさせるためですね
探偵役が癖のあるイケメンであるのに比例して助手役はフツメンの常識人であることがほとんどですね
例を上げてみると
・火村英生シリーズ
・御手洗清シリーズ
・メルカトル鮎シリーズ etc……
他にもあるけど探偵助手と言う立場にありながら推理の手助けはあまりしてない事が多い(火村シリーズの有栖川有栖は間違った推理をして行き止まりを教えるという立場にはありますが)
古き良き小説(ホームズ、明智小五郎など)と比べれば助手の仕事は非難されるような言動を取った探偵の代わりに場を取り持つ、ということに重きをおくように移行されているように思われるます
どっちも面白いから私は好きだけど
それで
助手の仕事が変わって来ている理由のほう
精神面や言動のフォローをするとなるとどうしても一緒に行動する時間が長くなり事件外の二人のやり取りが長くなる
ブロマンス好きには万々歳でしょうな
【ブロマンス:二人、もしくはそれ以上の人数の男性の近しい関係のこと。性的な関わりはない(Wikipediaより)】
近年爆発的に増加している貴腐人の方々も諸手を挙げて喜んだこと請け合いですよ
なんだかんだ言って一番お金を出してくれるのはシンプルな読書家よりオタクですから
読むだけが目的なら買っても一冊だけどオタク気質がある人の中には「読む用、保存用、布教用、サイン用」とか言って
え、新刊書店の入荷日ですか?ってくらい買う人普通におるけんね
私の周りにも自分の食事切り詰めて貢いでる人いるし
そんなこんなで需要と供給を一番に考えた場合「腐ってない人に叩かれないレベルで親密さだしとくか」ってなることもあるのではないか、と
あとここ数年で若年層向けのミステリ小説作家とかに増えてきてるのが「作者が貴腐人様」というパターン
じゃあ腐向け作品書いとけよって思うかもしれんけど趣味と実益は兼ねないからね
漫画ごっさ読んどる人でも小説のほうが書きやすいわって人もいるでしょ(逆もまた然り)
そんなこんなで最近の小説は昔の小説とは少し趣向が変わりつつあるんですね
どちらも良いとこ悪いとこあると思うんでこれからも色々読んでみたいと思います
最後におすすめのミステリ作品書いておきます↓↓
【ドラマ】
・相棒 今回これを書くにあたって調べてみたところpixivの作品ヒット数が予想の三倍以上あって驚愕したでおなじみの国民的刑事ドラマ
・科捜研の女 主人公がチームメンバーにパワハラしまくり時間外労働を強要しながら事件を解決していく。ロタくんがゆとりすぎておばさま達には不人気らしい。私は好きやで
・あぶない刑事 銃撃戦と二人の以心伝心具合がひたすらかっこいい昭和の古き良き国民ドラマ
【小説】
・雪華楼殺人事件 「絶叫城殺人事件」という有栖川有栖の短編集に収録されている。ラストであなたは必ず「んなアホな」と言うことになるだろう(因みに有栖川作品は著者も登場人物も有栖川有栖という名前なので混同しないように注意)
・キャスター探偵愛優一郎 珍しく他人に対して礼儀正しいイケメンが出てくるタイプの推理小説。しかし同居している助手いわく本性は相当にめんどくさいかまってちゃん。題名通り職業はニュースキャスター。
・芸術家の血、絹の家、ホームズ対伊藤博文 三冊ともシャーロック・ホームズのパスティーシュ作品。パスティーシュとは公式の模倣作品のようなものである。上記の三作は特に個人的に気に入った作品。他に現代版ホームズのパスティーシュである『ジョン全裸連盟へ行く』というものがありこちらはかなりギャグ敵要素も多い
【海外ドラマ】
・SHERLOCK イギリスBBCチャンネル放送のホームズが現代の人間だったら、という仮定の元作られたドラマ。作中ホームズとワトソンが複数回ゲイカップルと間違えられることでおなじみだがbl要素はほぼ皆無である
・ハンニバル グロい。とにかくグロい。G15作品。カバニズム要素、人体を無残に加工してオブジェのように飾るなど他の作品の比類に及ばないほどのエグさと主要人物二人の距離感が人気の由縁でもある
・WHITE COLOR もと天才詐欺師(美男子)と凄腕の刑事がタッグを組んで知能犯を追うドラマ。信頼あり思惑あり裏切りもありのアメリカドラマ