現し世 徒然草 其二 侘しい。寂しい。と、人に会ったときほど思います。どうしてもっと上手く立ち回れないのか、他の人は難なくこなしているように見えることがどうして自分には困難なのか、そう考えるたびに不甲斐なく情けない。
【弱虫は幸福さえ恐れるものです。綿でけがをするんです。幸福に傷つけられることもあるんです。(by太宰 治)】
他者の優しさの中に己の醜さを見つけ、他者の優秀さの中に己の愚劣さを思い知る。今の友好の先に未来の拒絶を予感する。それでもそれを気取られまいと必死に足掻いているんです。
私は自分以外の一切が怖く、自分の全てを嫌悪している。
ごめんなさい。愚言です。