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    (2/12吾が手31サンプル)ゆめはあまく、きみはにがいいつかみたあまいゆめ邂逅おうじさまのつまみ食い(1)流転おうじさまのつまみ食い(2)注意部分サンプル■2023/02/12 吾が手に引き金を31 にて発行予定の新刊サンプルです。
    ■S(すこし)F(ふしぎ)設定のパロディ本です。
     「夢を喰べる」能力を持つ王子と、神田のオハナシ、犬飼のオハナシ、それから王子の隣に寄り添う蔵内のオハナシ。
     CP要素は薄め。

    ※※※人を選ぶ表現(窒息しそうになる描写)があります。苦手な方はご注意ください。最終ページに該当部分のサンプルを載せています。※※※


    □王子は、夢を喰べる。他人の夢に潜り込んで、わるいゆめを喰べてしまう――そういう能力の持ち主だった。これは、たくさんの苦い悪夢と、たったひとつ甘い甘い夢のおはなし。
    いつかみたあまいゆめ ひたいにあたたかな温度を感じて、少年は眠りから目をさました。
     寝転んでいた縁側はすこし寒かった。身体を丸めると、いつの間にかかけられていた毛布に気がつく。それを手繰り寄せながら寝返りを打って、少年はこちらを覗き込んでいるひとを見た。
    「おばあさま」
     傍に座っていた女性は、にこ、と微笑んでそっと手を伸ばした。その瞳のいろは、少年のそれとよく似た青だ。しわの多い、うすくやわらかな皮膚をした手のひらが、少年のまろいひたいをやさしく撫でてゆく。
    「わるい夢を見たよ……悲しかった」
    「そう。でも、もう辛くないでしょう?」
    「うん」
     穏やかに問われ、少年は頷いた。夢の中ではたしかにとても辛い思いをしたのに、いやな気持ちが残っているような感覚はない。
     身を起こすとしばし首を傾げ、少年は訊ねた。

    「おばあさま、ぼくの夢をたべたの?」

     彼女は答えず、微笑わらった。
     その口のなかからころころと、かすかな音がする。それに気付いた少年は、ねえ、と、祖母の腕を引っ張った。
    「ぼくの夢、どんな味がするの? ぼくもたべてみたいよ」
    「かずくんにはきっと、まだ早い味よ」
    「でも、たべてみたい。だめ?」
     せがむ少年に彼女は困った顔をして、それから舌の上でころがしていた球を、がり、と噛み砕いた。すこしだけね、と、細かい欠片になったそのひとつを少年に与える。
     少年は嬉々としてそれを頬張った。しばらく懸命にむぐむぐとちいさな口を動かして、そうして、目を見開いた。
    「…………にがーい!」
    「ほらね、早いって言ったでしょう」
     べ、と舌を出した少年は、それでも口のなかのものを吐き出すことはしなかった。涙を浮かべながらそれを飲み下して、大げさに肩で息をする。
    「うう……おいしくないよ、夢って、みんな、こんな味なの?」
    「そうねえ……悪い夢は、だいたい苦い味がするの」
     縁側にふたたび寝そべって、祖母の膝にすがり甘える少年に、でもね、と彼女は語りかけた。
    「世の中には、甘い味のする夢だってあるのよ」
    「あまいの?」
    「そう」
    「あまいの、たべたいな……」
     砂糖菓子のような味を想像して、少年は自分の頬をむにむにと揉んだ。そのすこし乱れた髪をていねいに撫でつけて、でもね、と彼女は苦笑する。
    「かずくん、憶えておいて。甘い夢はたくさん貰ってはいけないわ」
    「……どうして?」
    「甘い夢はね、」


     王子一彰は目をさました。

    「……おばあさま?」
     寝起きのかすれた声が夜闇に吸い込まれた。
     時計の短針はまっすぐに上を指している。真夜中の空気はしんとして、沈黙を保っていた。
     とうの昔に亡くなった、祖母の夢を見たような気がする。
     王子の家系には、何代かにひとり、まるでおとぎばなしのような能力を持った人間が生まれてくる。祖母はその能力の持ち主だった。
     「夢をべる」能力――彼女と同じ能力を持つ王子を、とてもかわいがってくれた、やさしくて、すこしふしぎなひとだった。

     王子は、夢を喰べる。
     栄養の摂取をそこから行うわけでもなければ、それ以外に人と違うところがあるわけでもない。王子は至って普通の人間で、ただ、夢をう。べることが、できる。
     方法はとても簡単で、レム睡眠に入っている人間のひたいに自分のひたいを合わせ、目を閉じ、眠る――それだけだ。そうして得た眠りは通常のものとは違って、おおよそ五分程度で目がさめる。
     そして、口のなかに、あめ玉が入っていることに気がつくのだ。それは大小も味もさまざまで、どうやら夢の内容に左右されて特徴が決まるらしい。悪夢は苦く、楽しい夢はすこしすっぱい、らしい。
     らしいというのは、夢の内容を王子が知ることはないからだ。これらの法則は王子家の能力者が代々伝えてきたもので、王子は祖母から教えられた。
     夢を喰べることで、王子が得られるものはほとんどないが――利点はある。
     喰べられた夢の持ち主は、夢の内容こそ覚えているものの、そこで得た感情を現実に大きく引き摺らない。いくら寝言で泣き叫んでいたとしても、夢を喰べられればさっぱりとした寝起きを迎えることができる。
     だから、この能力を使うのは、身近なだれかが悪夢を見ているとき、が多い。悪い夢を喰べてしまって、苦しむひとを癒す、それがこの能力の主な使い道だ。
    邂逅「ああ、起きたのか。おはよう」
    「……はよ、悪い、ちょっと外出てくる」
     目元を手で覆い隠し、足早に作戦室を出る姿を見送って、蔵内は眉根を寄せた。
    「おつかれさま。いま神田カンダタとすれ違ったけど……、また?」
     入れ替わりに部屋へ入ってきた王子へ首肯して、ため息を吐く。
    「まただ」
     神田が逃げるように弓場隊の作戦室を出ていくのは、これで今週三回目だ。

     蔵内は界境防衛機関――通称ボーダーというところに所属して、三門市に迫り来る近界民ネイバーから街を守る日々を送っている。
     王子と神田はそこで知り合った、同じチームに所属する同級生だ。三人ともなかなかどうして気が合い、それなりにうまくやれている、と思っていたのだが――ここ一週間ほど、神田の様子がおかしかった。
     どう見てもよく眠れていない状態で、ボーダー内にいるときも居眠りをしては、気分のすぐれない様子で人を避ける。
    「なにかあったのかな。クラウチ、思い当たりある?」
    「いや、特に……」
    「忙しいわけでもなさそうだけど、寝不足みたいだし」
    「――単に夢見が悪いんじゃないか?」
    「夢?」
     思い付いて言う。ふと口から出たそれは、考えてみればたしかなように思えた。
    「神田の様子がおかしいのはいつも、寝てた後だろう……そうだ、学校で――昼休みもそうだった」
    「ふうん……」
     王子が目を眇め、口元に手をやってしばらく考え込む。ゆめ、とつぶやいて何事かを思案する。
    「王子? どうした?」
    「クラウチ、次同じことがあったら、神田カンダタが眠ってる間にぼくを呼んでくれない?」
    「……眠ってる間に?」
     怪訝に思って蔵内は繰り返した。さわやかな容姿に似合わず案外喧嘩っ早いこの男が、いったいなにを画策しているのか、すこし心配になる。
     そんな蔵内の心情を察したのか、王子は口角を上げた。
    「心配しなくても、イタズラしようとか、そういうのじゃないよ」

    「悪い夢に悩まされているのなら――、ぼくがどうにかできるかもしれない」
    おうじさまのつまみ食い(1)「おつかれさま……あれ? 誰もいないの?」
     王子は自隊の作戦室に足を踏み入れ、きょろきょろと周りを見渡した。広い部屋にはだれの姿も見えない。事前に聞いていた限りでは、今日この時間は蔵内がいるはずだった。
     ソファのある一角を覗き、長机の上を見て。置いてある荷物を発見し、緊急脱出ベイルアウト用ベッドのある小部屋を確認すると、そこに横たわる長身を見つけた。
     三つ並んだ端のベッドで、蔵内が仮眠をとっている。
     そっと近付いて、王子はちいさく声をかけた。
    「クラウチ」
     反応はない。ふむ、としばし考え込んで、それから王子はぺたりと彼のひたいに手を当てた。それでも静かに眠ったままの姿を確認し、にんまりと笑む。
    「……いただきます」
     これは、つまみ食いだ。
    流転 王子隊の作戦室、ソファに投げ出されたきんいろの髪が揺れて、うめき声がひとつ落ちた。それを聞いて、蔵内は奥歯を、ぐ、と噛みしめる。
     今日の犬飼は、学校で見かけたときから、体調が芳しくないようだった。
     見かねて声をかければ寝不足なのだという。――夜中にやってたテレビがおもしろくてさあ、と笑ってはいたものの、それが欺瞞であることは明らかだった。
     鳩原の失踪から、まだ一ヶ月と経過していないのだ。目の下に濃い隈をつくった姿は痛ましかった。――茶を飲んでいかないか、という蔵内の誘いに乗ったのは、二宮隊の作戦室へ赴くことに、すこしでも抵抗があったからだろう。人目につくこと自体が気になるのか、王子も樫尾も橘高も今日は遅れてやってくるのだと言えば、安心したそぶりを見せた。
     自分の顔色を気にしているのに換装しないのならば、トリオンの回復が足りていないのだろう。すこし眠っても構わないかという犬飼に、蔵内はすぐさま頷いた。――そもそも、彼を自隊の部屋に誘ったのは、それが目的だった。もしかしたら犬飼自身、それに気付いていたかもしれないが。
     ――そして、いまに至る。

    「…………う、うう」
     モニタ前の大きなソファに身を預け、犬飼は、固く眼を閉じ、呻く。蔵内はただ静かにそれを見守っていた。
    『みんなで見れるようなモニタがふたつあればいいよね。テーブルを置いて作戦会議で使うようなのと、もう片方は団欒をしながら見れるような……。大きなソファがあるといいな。――だれか、安心して眠れるような、そういう場所があればいい』
     このソファを設置するとき、そう言っていた蔵内の隊長は、きっとこういう事態を想定していた。――彼には、眠りに纏わる、ふしぎな能力がある。

    「おつかれさま、クラウチ。澄晴スミくん、寝てるの?」

     唐突に背後から声をかけられ、蔵内はびく、と肩を跳ねさせた。
     噂をすればなんとやらだ。音も立てずに作戦室の中へ入ってきたのは、王子一彰そのひとだった。
    「……あんまり夢見がよくなさそうだね」
     苦しそうに眉根を寄せている犬飼の顔を覗き込んで、王子は短くため息を吐いた。
     ――王子も樫尾も橘高も遅れてやってくる、と言ったのは嘘だった。樫尾と橘高はまだやってこないはずだが、王子に関しては他でもない蔵内自身が呼び出していた。
     いまこそ、彼の能力が必要なときだと、そう思ったので。
    「王子……」
    「わかってる。そのためにぼくを呼んだんだろう?」
     それは決して嫌味なニュアンスではなかった。王子は心得ているとばかりに言うと、眠る犬飼のすぐ隣に腰掛けた。浅く息をしている犬飼の肩をそっと撫でて、意識のない彼に、だいじょうぶだよ、とやさしく語りかける。
     ぱ、と王子は蔵内のほうを振り向いた。気負うところのない笑顔を向ける。
    「クラウチ。あとはよろしくね」
    「……ああ、頼む」
     頷いて、王子は犬飼のひたいにそっと自分のそれを重ねる。背後から見れば口づけているようにも見えるそれが、しかして「夢へと潜る」ための儀式なのだということを、蔵内は知っている。
    おうじさまのつまみ食い(2) 今年十八になる王子の誕生日は、金曜日だった。
     このところ、ボーダーはどうにも忙しい。イレギュラーゲートの頻発や、A級隊員どうしが争いあったという噂、そんな中で王子の誕生日はささやかに祝われた。今日は王子隊のメンバーでパーティー。日曜日には、「かげうら」で同級生たちに祝福してもらう予定がある。
     いまだ三門は災害のさなかであるが、誕生祝いができるほどの日常はある。たくさんの「お祝い」は素直にうれしくて、王子は上機嫌で両親の待つ家に帰りついた。
     夕飯とケーキを食べてきたので、あとは寝る支度をするだけだ。リビングに顔を出した王子は、そこで親から手紙を渡された。これはなにかと問えば、祖母が遺したものだという。王子が十八になったら渡すように、そう言われていたのだと。
     誕生日おめでとう、と言われ、ありがとう、と返す。王子は自室に入るとさっそく手紙を開けた。こちらも冒頭は祝いの言葉だ。お誕生日おめでとう、かずくん、と、書かれた呼び名に懐かしくなる。
     ひととおりの挨拶が為されたあと、内容は王子の持つ能力のことに移った。使い過ぎていないか、人間関係をおかしくしてはいないか、かわいい孫を心配する言葉が続いて、それから――王子は目を見張った。

     ――代々、「夢を喰べる」能力のある子には、十八歳になったらこれを伝えることになっています。
     ――かずくん。甘い夢は、



    ■神田の話+犬飼の話+α、という構成の、短編がいくつか入った形式の本です。
    よろしくお願いいたします。
    注意部分サンプル以下は人を選びそうな表現のある箇所のサンプルです。
    王子が窒息しかけてえずく描写があります。(擬音と声が多めです)
    苦手な方はご注意ください。





    「……うっ、んうっ、…………ぐ」
     ぐぼ、と。
     奇怪な音が耳に届いたのは、そのときだった。
    「っ………………ぅ、ぐ、……がっ、」
    「王子!?」
     慌てて蔵内は音の出どころを――王子のほうを確認する。王子は薄く口を開いて、苦しそうにもがいていた。その喉に、外から見てもわかるほどの大きさのなにかが、詰まっている。
    「王子――王子!」
    「ぁ、っ、っ……、………………」
     名を呼んで、背を叩く。すこし頭を持ち上げて胸をさすった。それでもそれはつかえて取れない。苦しそうに濁った声がだんだん途切れて、吐息だけになる。そして、それすらも失われてゆく。くちびるの端からわずかに唾液がこぼれた。
     このままでは、――窒息する。
    「……っ」
     ぞわ、と背筋が冷たい感覚に満ちた。瞬間、蔵内は躊躇いを捨てた。喉を片手でぐいと押して、もう片方の手を王子の口のなかに捩じ込む。途端に王子は嘔吐えずき、無意識下で蔵内の指を押し返すが、それを無理矢理に押さえ付け異物を取り出そうと試みる。
    「……ぐっ、ぅえ、」
    「我慢してくれ、……悪い、」
     びくん、と王子の手足が暴れる。
    trrroksr Link Message Mute
    2023/02/06 3:56:46

    (2/12吾が手31サンプル)ゆめはあまく、きみはにがい

    #小説 #くらおう #吾が手に引き金を31 #サンプル #二次創作 #BL

    □吾が手ありがとうございました!FOLIO(https://www.b2-online.jp/folio/19102800012/001/)にて通頒を行っています。

    ■2023/02/12 吾が手に引き金を31 にて発行の新刊サンプルです。
    ■A6/角丸/62ページ/¥1000

    ■S(すこし)F(ふしぎ)設定のパロディ本です。
     「夢を喰べる」能力を持つ王子と、神田のオハナシ、犬飼のオハナシ、それから王子の隣に寄り添う蔵内のオハナシ。
     CP要素は薄め。

    ※※※人を選ぶ表現(窒息しそうになる描写)があります。苦手な方はご注意ください。最終ページに該当部分のサンプルを載せています。※※※


    □王子は、夢を喰べる。他人の夢に潜り込んで、わるいゆめを喰べてしまう――そういう能力の持ち主だった。これは、たくさんの苦い悪夢と、たったひとつ甘い甘い夢のおはなし。

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    • 知らぬは君ばかり #小説 #くらおう #二次創作 #BL

      ※2021/12/23に他SNSへ投稿した作品です。以下キャプションコピペ。

      ■お付き合い前提、蔵内にちょっとしたいじわるを仕掛けようとして失敗する王子と、被害者になり損ねた蔵内のおはなし。もろもろ捏造。
      ■公式で判明していない呼び名は適当に捏造しています。
      ■描写はまっったくありませんが、性行為を匂わせる台詞があります。

      ■王子と蔵内が並んだとき優位な立場にあるのは絶対に王子であってほしい、と思うと同時に、たまには蔵内が王子を翻弄してもいいじゃない二次創作だもの、と思っています。18巻の『王子はたぶんアホ。』を信じます!そういう方向性のあほじゃないと思うけど!
      trrroksr
    • 浮かぶうさぎの、めのいろは #小説 #くらおう #二次創作 #BL

      ■お付き合い済、同棲している蔵王が皆既月食を眺めていちゃついているだけのおはなしです。
      ■公式で判明していない呼び名は適当に捏造しています。
      trrroksr
    • (2/12吾が手31サンプル)お行儀のよろしいことで。 #小説 #くらおう #吾が手に引き金を31 #サンプル #二次創作 #BL

      □吾が手ありがとうございました!FOLIO(https://www.b2-online.jp/folio/19102800012/001/)にて通頒を行っています。

      ■2023/02/12 吾が手に引き金を31 にて発行の新刊サンプルです。
      ■B5/70ページ/¥500

      ■いままでにweb上で発表した短編の詰め合わせ+ほんのすこし書き下ろしです。
       ×というよりは+のものからすけべ匂わせ、十二国記パロまでいろいろ。王子隊の小話などもあります。
      trrroksr
    • 海をみないひと #小説 #村来 #二次創作 #BL

      ※2022/02/19に他SNSへ投稿した作品です。以下キャプションコピペ。

      ■お誕生日にはまったく関係のない、ゆるくシリアスっぽい小話です。タイミングが悪かったので丸一日寝かせていました。来馬先輩、お誕生日おめでとうございました。
      ■鋼が来馬先輩を海に誘って断られるおはなし。CP要素はとても薄めです。捏造が多々あります。

      ■「来馬先輩は遠征希望してなさそう」「三門市は川の幅が広くて海に近そうだけど面してはないイメージ」「20巻に免許持ちキャラ一覧があったけど、これだけキャラがいたら一人くらいは免許ナシ私有地での運転経験アリなヤツがいるだろッ!」辺りの脳内思考のごった煮です。
      書き終わってから蓮乃辺(リリエンタール)の風景も確認してみればよかったなとか四塚市(アニオリ)には海があったんだった……とか思い出しました。なにか矛盾がありましたらすみません。
      ■『うん。ちゃんと聞くよ』は宇佐美リスペクト、『自分たちになら、そういうことが、できます』は千佳の台詞オマージュです。
      ■鋼「友達と海へ行く約束をした」←あらふねがしんでしまう……。
      trrroksr
    • place #小説 #くらおう #二次創作 #BL

      ※2022/05/22に他SNSへ投稿した作品です。以下キャプションコピペ。

      ■遠征選抜試験前、蔵内と王子が死ぬだの生きるだの会話するおはなし。暗い話ではない…と思います。もろもろ捏造。

      ■ほんの少しですが、有名な詩のオマージュがあります。なにか問題がありましたら手直しします。
      ■この作品はフィクションです。卒業後に学校の制服を着て外に出るのはやめましょう。

      ■CP要素は薄めです。キスの描写があるくらい。
      ■公式で判明していない呼び名は適当に捏造しています。

      ■遠征の危険性について、みんな少なからず思うところがあるだろうなあ、というオハナシ。と見せかけていちゃついているだけかもしれない。
      検証するといろいろと矛盾してそうな気がするのでもし見つけましたらスルーしてください……。もしくはこっそりとお伝えいただけますと幸いです。
      trrroksr
    • ひづめと鳥の目 #小説 #二次創作 #来馬辰也 #別役太一 #ワールドトリガー #ワートリ非恋愛作品

      ※2021/12/19に他SNSへ投稿した作品です。以下キャプションコピペ。

      ■すごく今さらですが、ROUND3後の来馬先輩と太一のおはなし。来馬先輩がちょっとくよくよしています。
      ■捏造多々あり。鈴鳴メンバーは支部へ通いで来ているという設定(にしましたが、どちらかというと住み込みだったらいいよねと思っています)
      ■アクアリウムについては多少調べて書いていますが、なにかおかしなところがあったらすみません。
      ■「非恋愛作品」タグは他ジャンルでお見かけしたものをまねしています。提唱なさった方が他ジャンルでも使ってよいと仰っていたので、ありがたく使わせていただきました。

      ■鹿の矜持と鳥の瞳のおはなしです。そもそも仔鹿というのはあくまでメタ呼び名で、作中世界で呼ばれてはいないだろうと思うのですが、もしも呼ばれるならばそれは揶揄だろうな、という想像から。
      ■太一は観察力?空間把握能力?の高い子ですが、それ以上に「他人のために迷わず行動ができる」ところが最大の長所だと思っています。あれだけおっちょこちょいさんだと他人に悪意を抱かれたり呆れられたりも多かったろうと思うのですが、それでも迷いなくひとのために動けるところを見ると、いちばん凄いところは「諦めないこころ」なのかもしれません。趣味のジオラマも、ささっと器用につくるのではなく、どれだけ失敗してもあきらめずにつくりあげる、ということなのかも。という妄想。
      ■キャプションなげえ!すみません
      trrroksr
    • (サンプル)魔法を見せてあげる #小説 #サンプル #くらおう #二次創作 #BL #エワ即売会

      ■2022/3/20 エワ即売会7にて発行いたしました同人誌のサンプルです。
      ■A6(文庫本、カバー付)/118ページ/¥600+送料
       FOLIOでの取り扱い/匿名配送のみ。以前利用していたサイトより手数料が高いため、本体価格を多少値下げしました。

      ■王子の独立にあわせて、両片想いっぽいふたりがもだもだしているオハナシです。
       王子視点→蔵内視点→王子視点、ときどき神田。そのほか弓場さんや18歳男子たちがちらほら。
       勉強会(という名の集まり)をしたり、水族館デートをしたり、モールモッドと戦ったりします。いろいろと捏造。
      ■原作と同程度の欠損描写(トリオン体)があります。

      https://b2-online.jp/folio/19102800012/001/ にて頒布しています。

      よろしくお願いいたします。
      trrroksr
    • そして腹は満たされる #小説 #R-15 #くらおう #二次創作 #BL

      ※2022/03/16に他SNSへ投稿した作品です。以下キャプションコピペ。

      ■朝チュンからもう一回なだれ込もうとする短い蔵王のおはなしです。挿入行為は含みません。
      ■公式で判明していない呼び名は適当に捏造しています。
      ■R-15タグにゾーニングの機能はありませんが、作品傾向を示すために表記しています。
      ■食べ物を粗末に扱ったりする描写はありませんが、ごはんを食べた場所で触れ合ったりなどしているので、苦手な方はご注意ください。

      ■オンラインイベントに新刊が間に合わなかったらこれを展示してごまかそうと思っていた短編です。笑 言葉遊びや比喩表現マシマシになっています。おうじとかたまごとか、食べるとか食べられるとか。朝のひかりのなかで陸み合うくらおうはもはやアートなので(?)写真集を出してくれという気持ちでいます(??)
      trrroksr
    • 眩しき人よ #小説 #くらおう #二次創作 #BL

      ※2021/09/18に他SNSへ投稿した作品です。以下キャプションコピペ。

      ■蔵内と王子が作戦室お引越しで廊下を歩いてるだけ。弓場隊脱退~王子隊発足までの間のどこかのおはなし。もろもろ捏造。
      ■CP要素薄いです。
      ■公式で判明していない呼び名は適当に捏造しています。
      ■王子の目の色は原作準拠です。でもアニメのあおいろもすき。

      ■『おかげさまで初の弓場隊越えだよ』の不遜さとそれをゆるす弓場さんがすきで、そこに至るまで、王子がのびのびとやれる理由のひとかけら、みたいなオハナシを書きたいと思って書きました。蔵内と王子のお互いの考えを察する能力、距離の近さに夢見ています。
      trrroksr
    • あなたを綴るはなし #小説 #くらおう #吾が手に引き金を36 #二次創作 #BL

      ■2024/3/17 吾が手に引き金を36 にて発行のコピー本でした。前回の『きみを描くはなし』同様、最後の一段落を除いたほぼ全文公開サンプルです。
      これ単体のみでも読めますが、本文に挿入されていた「手書き部分」を打ち込みに直しています。
      ■コピー本/A5/本編6ページ

      ■綾辻さんがつけている日記と、そこにすこしずつ登場する生徒会長さんのおはなしです。王子不在です。

      □『きみを描くはなし』とセットで通頒を行っています。
       https://www.b2-online.jp/folio/19102800012/001/
       ¥500(二冊セット)
       オフライン会場では単体の頒布もあります。また、コピー本・手製本につき装丁(表紙用紙)が一冊ずつ異なり、オフラインイベントではお好きなものを選んでいただいていますが、通頒ではランダムとなります。
      trrroksr
    • きみを描くはなし #小説 #くらおう #吾が手に引き金を33 #二次創作 #BL

      ■2023/9/24 吾が手に引き金を33 にて発行の新刊です。ほぼ全文公開で、ひとつの話として読めます。
      ■コピー本/A5/本編8ページ/¥300

      ■ぼんやりともだもだしている蔵王の王子を見守る第三者(三門第一の同級生)のおはなしです。

      □価格的に送料が本の価格を超えてしまうのが気になるため、通頒はひとまず行わないつもりです。なので、ほぼ全文公開の形式をとらせていただきます。みじかい話なのでちょっとしたおつまみにどうぞ~
      (3月吾が手への参加を検討中なので、その際に別の本と抱き合わせての通頒ができればいいな……とぼんやり考えています)
      trrroksr
    • 魔法を見せてあげる(再録) #小説 #くらおう #二次創作 #BL
      □2022/3/20 エワ即売会7にて発行した同人誌の再録です。とくに期間限定公開ではありません。後日pixivにも投稿予定。

      ■王子の独立にあわせて、両片想いっぽいふたりがもだもだしているオハナシです。
       王子視点→蔵内視点→王子視点、ときどき神田。そのほか弓場さんや18歳男子たちがちらほら。
       勉強会(という名の集まり)をしたり、水族館デートをしたり、モールモッドと戦ったりします。いろいろと捏造。
      ■原作と同程度の欠損描写(トリオン体)があります。

      たくさんお手に取ってくださりありがとうございました。感想をいただいたりtwitter等でお褒めいただいたこと、とてもうれしかったです。
      紙の在庫もまだありますので、ご入用の方がいらっしゃいましたらhttps://b2-online.jp/folio/19102800012/001/からどうぞ。
      trrroksr
    • まだ瞳はかがやき #小説 #くらおう #エワ即売会(9) #二次創作 #BL
      ■エワ即売会(9)展示作品です。とくに期間限定公開ではありません。後日pixivにも投稿予定。

      ■未来捏造・過去捏造多々ありの、「ウン年後の蔵内(ボーダー勤務)が自分の娘に初恋の話をする」という蔵王のおはなしです。
      ■キャラクターがお父さん・パパと呼ばれる描写があります。
      ■主に「尖っていた頃の王子」を捏造しており、あまり仲の良くないくらおうや、モブに当たりの厳しい王子がいます。
      ■あまり起承転結のある話ではなく、(自分にとっての)萌えシチュの書き散らしのようなかんじです。ゆるくお楽しみくださいますと幸いです。
      ■なんでもゆるせる方向けです
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