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    夷陵老祖の秘術 ほか作品紹介月夜月の見えない夜歳の差夷陵老祖の秘術作品紹介「月夜」
    「月の見えない夜」
    テーマ『待ちぼうけ』
    夜間の見回りの際、つい雲深不知処の塀の向こうを見つめてしまう藍忘機の話(アニメ5~6話頃)。
    もともと一つの作品でしたが、分けました。
    流れは同じですが、「月夜」は藍曦臣が登場し、「月の見えない夜」は藍忘機のモノローグです。

    「歳の差」
    テーマ『いたずら』
    鬼腕を鎮めるために「安息」を合奏する魏無羨と藍忘機。
    くしゃみをした忘機を無羨がからかう。

    「夷陵老祖の秘術」
    テーマ『夷陵老祖』
    ギャグ。下ネタあり。なんでも許せる人向け。
    鬼腕の手掛かりを掴むために、とある町を訪れる魏無羨と藍忘機。
    奇妙な店で買った草紙「夷陵老祖の秘術」の内容とは──?
    月夜 そろそろか……。
     見回りの最後に、私はいつもの場所に来る。
     月明かりがあるため、あたりは比較的明るい。少し風はあるが、肌寒いというほどではない。
     こんな夜は、きっとここに現れるだろう。
     
    「藍湛、今日も見回りか。ご苦労様だな」
    「夜間の外出が禁じられているのは、知っているだろう」
    「はー……ったく。この月が見えないのか?」
    「確かに、月が綺麗だな」
    「ふーん、藍公子にも、少しは風流を解する心がおありのようだな。今夜はまた一段と酒がうまい! お前の分もあるぞ、一緒に飲もうぜ」
    「それとこれとは、話が別だ」
    「なんだよ、つれないなー」
     
     先日のやりとりを、思い出していた。
    「?」
     唇の端が引っ張られる感覚がある。
     私は、笑っているのか?
      
    「忘機? まさか、ずっとここにいたのかい」
    「兄上」
     兄上の声に、我に帰る。私としたことが、人の気配に気付かないとは。
     月は雲に隠され、あたりは暗くなっていた。体が冷えていた。
    「忘機、もう見回りに力を入れる必要はなくなったのだよ」
     魏嬰は金公子との騒動がもとで、先日、故郷に帰ったのだ。
     それを忘れるはずはないのだが……。
    「不思議なものだな。なぜか私も誰かさんが、今にも両手に酒を持ちながら、忍び込んでくる気がするよ」
    「私はそういうわけでは」
    「ではなぜ、こんなところに?」
    「夜間外出禁止の掟を破った者がいないかと」
    「そうか、忘機。だがな、この塀を乗り越えて雲深不知処に忍び込もうなんて、並みのお方は思い付かないはずなのだが」
     毎日のようにつきまとってきた人間が、今は離れた地にいるなんて信じられない。あんなにうっとおしく感じていたのに、私は何故か、彼はずっと側にいるものと思っていた。
    「……。兄上、言霊ことだまを信じますか」
    「『失せろ』なんて言ったから、本当にいなくなってしまったのではないかと思ってるのかい。会いたいという強い気持ちがあるのなら、きっとまた会えるさ」
    「会いたいというわけでは」
    「会いたくないのかい」
    「……」
     言葉に詰まる。魏嬰は、私とは全く異なった性質を持っていた。衝突ばかりしていた。
     会いたいわけがない。
     それなのに、私はどうしてここに来たのだろう。
     
    「忘機、別に掟は、外出自体は禁じていないぞ?」
    月の見えない夜 月が出ていると、ついここに来てしまう。
     以前なら、酒を持った魏嬰が、毎晩のように塀を乗り越えていた場所だ。
      
     魏嬰、酒を飲みたくなるのは、こんな夜か。
     今日も月が出ているよ。雲に隠れて、ここからは見えないが。
     私は酒を嗜まないが、今はその気持ちも少しは分かる。
     
     私は、たまにこんなことを考える。
     魏嬰がここを去ることになったのは、金公子との騒動のためだけではないのではないかと。
     なにか非常に大きな力が働いて、彼はいなくなってしまったのではないか。言霊ことだまとか、そういったたぐいの。
     つまり、私が彼に「失せろ」と言ったのも、一因ではないかと。
     だが、一方で、彼と自分との間に、それほどの深い関わりがあったわけではないことも理解している。結局、彼にとっての私は、ほんのわずかな期間、ここで机を並べただけの関係に過ぎないのだ。
     
     はじめこそ、魏嬰の話題で持ち切りだったが、数日もすると、誰も名前すら出さなくなる。
     雲深不知処は、静寂と秩序を取り戻した。
     それは、私が望んでいたことだったはずなのに、腹立たしい。誰かに対してではない。藍家の者や、ましてや金公子に対して、なにか思うところがあるわけではない。強いていうならば、当たり前に過ぎていく日々に、私は怒りを覚えている。
     私の日常は失われてしまったというのに、朝になれば日は昇り、夕には沈む。
     あと何回、月の見えない夜を繰り返せば、かつてのような日々を再び迎えられるのだろうか。
    歳の差 魏無羨と藍忘機は、「安息」の合奏を日課としている。鬼腕を鎮めるためだ。
    「今日も、片腕兄さんのために、合奏するか」
     
     合奏を終え、片付けをしていた時だった。
     藍忘機が「くしゅん」と、くしゃみをした。
     魏無羨は、「藍家はくしゃみさえ上品だ」と感心した。
    「藍湛、風邪か? 昨日の夜狩で冷えたか?」
    「情けないな、風邪をひくなんて。同行した君はひいてないというのに」
     ここで魏無羨は、藍忘機をからかってやろうと思い付いた。
    「あー、そういうことか?」
     大袈裟にうなずく仕草をする。
    「夜狩の時になにか?」
    「こういうことだ、藍湛。お前は風邪をひいた。けれど、俺はひいてない。それはどういうことか」
    「なにが言いたい」
    「歳だよ、歳! お前と俺とでいくつ違うと思ってるんだ?」
     藍忘機は指を折って、自分と、魏無羨の器である莫玄羽との歳の差を数える。
     藍忘機が数え終わるのを見計らって、魏無羨は続けた。
    「つまり、俺に比べれば、藍湛、お前はおっさん! まぁ、俺にとっては藍じじいと同じ分類だな。一緒にしてもらっちゃ、困るよ!」
     魏無羨は、大袈裟にやれやれという仕草をした。
    「なっ!」
     藍忘機は衝撃のあまり、固まってしまった。まるで、雷に撃たれたように。
    「藍湛? 藍忘機?」
     魏無羨が顔の前で手を振りながら呼びかけても、反応がない。
     (あちゃー、そんなに衝撃的だったか。さすがに、ちょっと言い過ぎたな)
     魏無羨は頭を掻く。
     しばらく、藍忘機になんと声を掛けたらいいのか迷っていたが、なにか思い付いたようだ。ニヤニヤを隠せないでいる。
     ようやく回復してきた藍忘機に、俯いたままの魏無羨が声を掛ける。
    「藍湛、こっち見ろ」
     藍忘機が自分の方を、向いた気配を感じとると、パッと顔を上げた。
     潤ませた瞳は上目遣いに、甘ったれるい口調で話し出した。
    「叔父上~、羨羨がお世話してあげる!」
    「!」
     藍忘機は再び雷に撃たれたような衝撃を受けたが、先程より強かった。
     魏無羨はてっきり藍忘機が怒り出すのではないかと思っていたが、反応が薄かったので、つまらなく思った。
     
     ガタガタッ、ガタガタッ。
     物音がする。音の先を辿って、魏無羨は叫んだ。
    「藍湛、また鬼腕が暴れ出したぞ!」
     二人は再び合奏の準備に取り掛かる。
     手を動かしながら、藍忘機は魏無羨に声を掛けた。
    「魏嬰」
    「なんだ、藍湛?」
    「私を年寄り扱いするのは構わんが、それなら今度は私より長生きしろよ」
    夷陵老祖の秘術 鬼腕の手掛かりを掴むために、魏無羨と藍忘機は、とある町を訪れた。
     情報収集のため市場を歩いていると、隅に奇妙な小屋を見つけた。その小屋に入っていく者はみな、周囲を念入りに確かめる。
     出てくる時は、何かを懐に入れ、再び周囲を警戒しながら去っていく。大っぴらにできない取引をしていることは、間違いないようだ。
    「藍湛、あの小屋、なんか怪しいぞ」
    「うん」
     他の者を真似て、周囲を警戒しながらさっと小屋に入ってみると、中は雑貨屋に近い造りだった。
     店主らしき人物は、客の男と何か話し込んでいた。二人とも声を落としていて、内容は分からない。二人は、チラリとこちらへ視線を向けたが、すぐに話に戻った。
     店には多種多様な品物が並んでいた。
     縄、蝋燭、筆、薬か何かの小さな包み、井守イモリの黒焼き...。品揃えに関連性を見つけられず、疑いはより濃くなった。
     店主と客の方を窺うと、店主は店の奥に引っ込むと包みを持ってきて男に差し出した。
     男は中身を確かめると深く頷き、金を払い、そして、そそくさと出ていった。
     無羨は店主に聞かれないように気を付けながら、藍忘機に耳打ちする。
    「藍湛、この店当たりだぞ」
    「うん」
     店主は、魏無羨の耳打ちを見ると、冷やかしではないと思ったのか、こちらに近づいてきた。
    「情報が欲しいんだけど……」
     魏無羨が言い終わる前に、店主は棚から一冊の草紙を取り出して二人の前に差し出した。
    「お探しのものはこれかと」
     表紙には「夷陵老祖の秘術」とある。
     魏無羨には心当たりがなかった。おおかた鬼道の入門書の類だろう。肩透かしを食らったような気分になったが、何の手掛かりもない今、夷陵老祖にまつわる情報ならば、鬼腕ともつながる可能性がある。
     店主は付け加えた。
    「これは、あの夷陵老祖直伝の秘術をしたためたものでして、大勢のお客様に大変好評をいただいております」
     魏無羨は手に取ってめくろうとしたが、店主は手を離さない。買うしかないようだ。
    「これ、いくら?」
     魏無羨が聞くと、店主は指を五本立てた。
    (いくら手掛かりがないとはいえ、高過ぎる)
     魏無羨は自分の手を店主の指に重ね、「二」の形にした。
    「いやいや」
     店主は苦笑いすると、指を二本立て、「四」にした。
    「いやいやいや」
     魏無羨は再び、店主の指に触れようとすると、藍忘機が口を開いた。
    「買う」
     魏無羨が驚いて振り返ると、藍忘機の視線は、店主の指を握ったままの魏無羨の指に注がれていた。それは氷のように冷たかった。
    (監家では、人に馴れ馴れしく接するのも禁止なのか?)
     魏無羨は藍忘機に、耳打ちする。
    「藍湛、この草子は大した手掛かりにはならない気がする。中身が分からないのに、高すぎる」
    「君は財布を持っていないだろう。それに」
     藍忘機は魏無羨の指をちらりと見た。そのまま口を閉ざしてした。
    「それに?」
    「なんでもない」
    「なんだよ? まさか、鬼道に関心があるとか?」
    「忘れなさい」
    「なんだよー」
     魏無羨は藍忘機の肩に腕を回し顔を覗き込むが、藍忘機は耳を真っ赤にしてそっぽを向いてしまった。
     その様子を見ていた店主は、何か得心がいった顔で頷くと、棚の別の引き出しを開けて、草紙を取り出した。
    「仙師さまたちには、こちらの方がよろしいかと」
     藍忘機は、財布から銭を取り出すと、草紙を受け取り、さっさと店の外へ出てしまった。礼儀を欠いているとは言えないまでも、その仕草は藍忘機にしては、随分ぞんざいに見えた。
     魏無羨はその様子に驚きながらも、藍忘機を追いかけた。
    「待てよ、藍湛!」
     
     市場の隅の木陰に並んで腰掛け、藍忘機が開いた草紙を魏無羨が覗き込む。
     てっきり絵ばかりだと思っていたが、意外と字が多い。しかも、複雑な手順が書かれている。何かの術だろうか。「縛」の字がやたら出てくる。
    (彷屍を捉える術か何かだろうか)
     数枚めくったところで、藍忘機は急に草紙を閉じた。
    「なんだよ、藍湛!? 驚かせないでくれよ」
     草紙を引っ張るが、びくともしない。藍忘機は魏無羨の方を見ようとしないが、耳がほんのり赤くなっている。
    (藍湛が見せたがらないってことは、何か禁忌の術だろうか。鬼道とは、別の系統のようだが……)
     見られないとなると、俄然見たくなってくるのが、人の心だ。
    「なぁ~、藍湛! 俺にも見る権利はあると思うぜ!」
     素直に渡してもらうことを諦めた魏無羨は、藍忘機の耳元にそっと顔を近付け、ふっと息を吐いた。
    「!」
     藍忘機は、ビクッと体を振るわせる。その隙に草紙を奪う。
    「どれどれ?」
     草紙をパラパラとめくる。先程と同様に、小難しい説明が続く。
     あるページに、絵があった。それを見て、魏無羨は、声を上げた。
    「わっ!」
     そこには、全裸で縛られた男と、縄を持った男が描かれていた。
    (こ、これって!)
     若い頃は春画本を愛読していた魏無羨だが、内容の過激さに思わず、顔を赤らめる。
     ここで、魏無羨の頭に、ある疑問が浮かんだ。
    「なあ、藍湛。どうしてこれが春画本って分かったんだ?」
    「……」
     藍忘機は聞こえないふりをしたが、さっきより耳が赤くなっている。
    「こんな特殊な内容、なかなか、すぐには分からないぜ?」
     藍忘機の耳は真っ赤になっていた。魏無羨は藍忘機をからかう絶好の好機とばかりに、肘でつつく。
    「含光君ってば、もしかして……」
    「失せろ!」
     藍忘機の声が往来に響き渡った。
     
     市場には、たまたま藍家の門弟が使いに出ていたらしい。
     それからしばらくの間、雲深不知処では「含光君の客人が何か無礼を働いて、含光君を怒らせた」という話で持ち切りになった。
     雲深不知処では、噂話は禁じられているが、人の口に戸は立てられない。さまざまな噂が門弟たちの間で飛び交った。
    「どんな時も冷静な含光君を怒らせるなんて!」
    「含光君が『失せろ!』と言ったのは、人生で二回だけらしい」
    「二度目は今回。一度目は……」
    「あの魏無羨だそうだ」
    「魏無羨!」
     魏無羨の名を聞くと、みな揃って唾を飲み込んだ。
     噂が藍啓仁の耳に入ると、「魏無羨より性質たちの悪い者がいてたまるか!」と激怒した。彼は頭に血が昇り、そのまま倒れてしまったという。
    めるしー Link Message Mute
    2022/06/06 23:22:48

    夷陵老祖の秘術 ほか

    「忘羨ワンドロワンライ」参加作品をまとめました。

    ○収録作品
    「月夜」
    「月の見えない夜」
    「歳の差」
    「夷陵老祖の秘術」

    ※2021年6月13日にpixivで発表したものを再掲載

    #魔道祖師 #魔道祖师 #MDZS #忘羨 #忘羡 #BL ##MDZS

    無断転載禁止 / Do not repost.

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    • 変わらないもの ほか「忘羨ワンドロワンライ」参加作品をまとめました。
      (少しですが、Twitter版に加筆修正しています)

      ○収録作品
      「変わらないもの」
      「かくれんぼ」
      「赤く染める」

      #魔道祖師 #魔道祖师 #MDZS #忘羨 #忘羡 #BL ##MDZS

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      めるしー
    • 三題噺『切ない』『馬鹿』『キスマーク』

      雲深不知処での話(姑蘇留学時代)。
      藍啓仁の講義中、魏無羨は藍忘機の首筋が赤くなっているのに気付く。

      コメディ。エロ・イチャイチャなし。
      魏無羨視点。うるさい(心の声が)

      ※2021年5月25日にpixivで発表したものを再掲載
      ※執筆時点では、原作未読(日本語版発売前だったため)でした

      #魔道祖師 #忘羨 #MDZS #魔道祖师 #忘羡 #BL ##MDZS

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      めるしー
    • 軟派バカップルな忘羨の話。
      藍忘機と謎の男との会話が続きますが、忘羨です。

      時系列としては、本編終了後です。
      藍思追・藍景儀も、少し登場します。

      三題噺『バカップル』『男前』『敬語』
      (敬語というより、「やや丁寧な口調」ですが……)

      《あらすじ》
      藍氏の門弟たちとともに、食事に来た魏無羨と藍忘機。
      席を外した魏無羨を待っている間、藍忘機は謎の男に声を掛けられる。

      ※2021年6月27日にpixivで発表したものを再掲載
      ※執筆時点では、原作4巻未読でした(日本語版発売前だったため)
      (表紙:かんたん表紙メーカー)

      #魔道祖師 #MDZS #忘羨 #魔道祖师 #忘羡 #BL ##MDZS

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      めるしー
    • 砂漠の夜半月関での一件の後。
      再び砂漠を通って帰る、謝憐と三郎の短い話です。

      ※2022年2月27日にpixivで発表したものを再掲載
      ※原作未読(日本語版発売前だったため)・アニメは視聴済みです。
      また、設定や当時の文化など、違うかもしれません……。

      #天官賜福 #天官赐福 #花憐 #花怜 #TGCF #BL ##TGCF

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      めるしー
    • 燦々と巻狩に参加する忘羨の話。本編終了後。
      設定はシュールですが、青春っぽい雰囲気です。
      ※巻狩について、独自設定多め

      <あらすじ>
      鬼道の使い手であることに文句をつけられた魏無羨は、ハンデとして帯で自分と藍忘機の片手を結んだ状態で巻狩に参加する。

      ※2021年9月20にpixivで発表したものを再掲載
      (表紙:かんたん表紙メーカー)

      #魔道祖師 #魔道祖师 #MDZS #忘羨 #忘羡 #BL ##MDZS

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      めるしー
    • 抱枕勢いだけで書いた、ギャグSS(台本形式です)。
      下ネタあり。キャラ崩壊してるので、なんでも許せる人向け。

      三題噺「金儲け」「急転直下」「抱きまくら」
      (「急転直下」は微妙ですが、周囲がズッコケる様子ということで……)

      <あらすじ>
       藍忘機と結ばれた後、雲深不知処で暮らしている魏無羨。
       酒屋のツケをためてしまった彼は、イラスト付きの抱き枕を作って売り、金を稼ごうとする。

      登場キャラ:魏無羨、藍忘機、藍思追、藍景儀、江澄、金凌

      ※2021年6月1日にpixivで発表したものを再掲載
      ※執筆時点では、原作3巻以降未読でした(日本語版発売前だったため)

      #魔道祖師 #忘羨 #MDZS #藍思追 #藍景儀 #江澄 #金凌 #忘羡 #BL ##MDZS

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      めるしー
    • レオマブつめあわせ過去にTwitterで発表した作品をまとめました。

      (両)片思いの甘酸っぱい・切ない話が多いです。

      ※レオマブはCPとして書いています
      ※学パロや、設定捏造を含みます
      ※2019年4月〜8月頃に書いたものをまとめて、2022年4月17日にpixivで発表。それの再掲載です

      (別ジャンルでも同じテーマで書いていますが、作品やキャラクターを踏まえた、別の作品として書いています。「作者の好みなんだなあ…」と思っていただければ嬉しいです)

      ○収録作品
      「七月二四日」「七夕」「ルーティン」「君の笛」「笛の君」「幸福な王子」

      #レオマブ #学パロ #BL ##srznmi

      無断転載禁止 / Do not repost.
      めるしー
    • ある雨の日孤児院から阿久津家に引き取られた玲央と真武の話。
      年齢操作など、設定の捏造多め。

      ※作中に恋愛シーンはありませんが、レオマブはCPとして書いています
      ※2019年6月27日・6月30日にpixivで発表したものを再掲載

      #レオマブ #ショタ #BL ##srznmi

      無断転載禁止 / Do not repost.
      めるしー
    • 消えた草紙 ほか「忘羨ワンドロワンライ」参加作品をまとめました。

      ○収録作品
      「消えた草紙」
      「また同じ景色を」
      「吐息」
      「悪戯(いたずら)」

      ※2021年11月14日にpixivで発表したものを再掲載

      #魔道祖師 #魔道祖师 #MDZS #忘羨 #忘羡 #BL ##MDZS

      無断転載禁止 / Do not repost.
      めるしー
    • 秘密【軽度な性的描写があるため、15歳未満の閲覧非推奨】

      藍忘機に惹かれつつある魏無羨の、甘く切ない話です。
      (藍忘機は酔っていて、ほとんど話しません)

      ※3巻のネタバレあり
      ※2021年7月4日にpixivで発表したものを再掲載
      ※執筆時点では、原作4巻未読でした(日本語版発売前だったため)
      (表紙:かんたん表紙メーカー)

      #魔道祖師 #MDZS #忘羨 #R-15 #忘羡 #BL ##MDZS

      無断転載禁止 / Do not repost.
      めるしー
    • 勧酒 ほか「忘羨ワンドロワンライ」参加作品をまとめました。

      ○収録作品
      「勧酒」
      「不言而喻(言わなくても分かってる)」

      ※2021年8月9日にpixivで発表したものを再掲載

      #魔道祖師 #魔道祖师 #MDZS #忘羨 #忘羡 #BL ##MDZS

      無断転載禁止 / Do not repost.
      めるしー
    • 幸福之王子雲深不知処時代の、魏無羨と藍忘機。
      オスカー・ワイルド「幸福の王子」をテーマにした短編です。

      ※2021年5月23日にpixivで発表したものを再掲載
      ※執筆時点では、原作小説未読(日本語版発売前だったため)、アニメ・ラジオドラマ視聴中でした

      #魔道祖師 #忘羨 #MDZS #魔道祖师 #忘羡 #BL ##MDZS

      無断転載禁止 / Do not repost.
      めるしー
    • 接吻しないと出られない部屋義城の後。
      なんでも許せる人向け。

      少年組(藍思追・藍景儀・金凌)も少し登場します。

      ※2021年6月20日にpixivで発表したものを再掲載
      ※執筆時点では、原作3巻以降未読でした(日本語版発売前だったため)

      #魔道祖師 #MDZS #忘羨 #魔道祖师 #忘羡 #BL ##MDZS

      無断転載禁止 / Do not repost.
      めるしー
    • 遠き日子供の頃の金子軒と江厭離(十二、三歳頃?)の、初恋未満のほのぼのとした話
      (子供時代の呼び方が分からなかったので、小説と同じにしています)

      《あらすじ》
      江厭離は虞夫人に連れられ、金鱗台へやって来る。
      金子軒と二人きりになるが、気まずい時間が流れる。

      三題噺:恋敵、ショタ、犬(3題で小説書くったー)
      ※お題に「恋敵」とありますが、金子軒が魏無羨を一方的にライバル視してるだけです

      ※2021年7月26日にpixivで発表したものを再掲載

      #魔道祖師 #MDZS #金子軒 #江厭離 #魔道祖师 ##MDZS

      無断転載禁止 / Do not repost.
      めるしー
    • 気まぐれの理由藍忘機と魏無羨の話。
      鬼腕探しを通じて、仲が深まってきた頃。
      いつもの気まぐれな無羨と思いきや……?

      ※2021年5月29日にpixivで発表したものを再掲載

      #魔道祖師 #忘羨 #MDZS #魔道祖师 #忘羡 #BL ##MDZS

      無断転載禁止 / Do not repost.
      めるしー
    • きっと、うさぎのせいだ【軽度な性的描写があるため、15歳未満の閲覧非推奨】

      空気の読める妖と、酔っ払った藍忘機に振り回される魏無羨の話。
      うさぎ似の妖によるラッキースケベあり。
      何でも許せる人向け。
       
      もともとワンドロワンライ用に考えていたので、『うさぎ』がテーマです。
      設定時間内に書き上げるの無理そう&思ったより雰囲気が……なため、企画へは参加しませんでした。

      〈あらすじ〉
      酔っ払った藍忘機を、宿の彼の部屋まで送り届ける魏無羨。
      道中で拾ったうさぎが、魏無羨の衣の中に入ってしまい――?

      ※2021年6月7日にpixivで発表したものを再掲載
      ※執筆時点では、原作3巻以降未読でした(日本語版発売前だったため)

      #魔道祖師 #MDZS #忘羨 #R-15 #忘羡 #BL ##MDZS

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      めるしー
    • 邂逅テーマ:クリスマス

      哭倉村の事件から七十年後、現代が舞台。
      水木に縁のある子どもたちが、鬼太郎たちに静かに見守られていたら良いなと思い、この話を書きました。

      ※水木亡くなってます
      ※水木の義理のひ孫視点(オリキャラ・名前なし)で、その子の父親も少し登場します
      ※独自設定多めです(詳しくは1ページ目をご覧ください)
      ※基本的にほのぼのとした話ですが、妖怪と人間との感覚の違いから、少しだけホラーテイストです
      ※ほぼゲ謎のみの知識で書いてるので、細かいところ違うかもしれません

      #ゲゲゲの鬼太郎  #ゲゲゲの謎  #ゲ謎  #鬼太郎  #目玉おやじ
      ##ggg

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