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    • “ねぇ、王子様。あの子のことを、知っている?”


      鳥が囁き、蝶が歌う。それはとある物語へと続く階(きざはし)―― 。





      むかしむかし、あるところに。美しい少女が住んでおりました。

      長くのばされた金の髪は、満月の光で紡ぎ合わせたかのように麗しく。
      きらきらと光る両の瞳は、空の青さを宝石に閉じ込めたように美しく。

      花を綻ばせたような微笑みも、小夜鳴鳥のような歌声も。
      見るひと全てを魅了するような少女は、とある塔に閉じ込められておりました。

      “閉じ込められるというのは語弊があるわ、カナリア”

      王子の耳元で。羽ばたきながら物語を奏でる金糸雀に、空色蝶々が翻る。
      ふわり、ゆらりと。青の鱗粉を零す蝶々が語るに、曰く ―― 。

      “愛されているの。愛されすぎているの。彼女はもう18になるというのに”

      きっかけはいつだったかしら? そう、あれは彼女が女の子から少女へと成ったとき。
      声色に艶が増し、体が徐々に丸みを帯びて。村の男たちが彼女を『そういう目で』見始めたころ。

      “始まりは彼女の父親だったわ。父になっても、ひとりの男には変わりないのね”

      鈴の鳴る声で茶々を入れる金糸雀は、金の翼を休めるように王子の肩へと止まる。
      けれども囀りは止まらずに。物語を進める甘言を、ひとつ、ふたつ。

      “我欲を抑えられなかった男はね、愛娘に手を伸ばしたの。
       でもそれを許さなかったのが、彼女のお母様 ―― ”

      ひとりの女を経て母であった『お母様』は、下劣な男を切って、裂いて、土に埋めて。
      そうして彼女を塔に連れて行ったの。誰にも触られず、誰にも汚されず、美しいままで在るように。

      “でも、それって幸せなのかしら? 王子様はどう思う?”

      黒い好奇の目を向けて、金糸雀が首を傾げる。

      “幸せなんじゃないかしら。飢える心配もなければ着る服にも困らない。
       彼女は母親の愛情を食べて、すくすくと育っている”

      青い羽根を揺らめかせ、瑠璃揚羽がくるりと円を描く。

      “でも、彼女はそれ以外に何も知らないの。
       愛しいひとの温もりも、誰かを愛するという感情も。このまま寂しく死んでいくの?”

      “彼女は『寂しい』なんて感情も、きっと知らないわ。ねえ、王子様は知っている?”

      「さて、どうだろう」

      白い髪に赤い瞳。少女とは正反対の見目を持った青年が、初めて口を開く。
      それは物語の舞台へとあがった合図。

      「私にはわからないが。美しいことには変わりないのだろうね」

      ほんの小さな興味が、時計の針を動かす。ああけれど、物語なんてそんなものだ。
      白馬の腹を軽く叩いた王子が行く先は、さて ―― 彼女にとってのハッピーエンドか否か。


      肩に止まっていた金糸雀が羽ばたき、青い空へと消える。幸せは甘い毒だわ、なんて笑いながら。



      “ああでも、人間はいつもそう。罪の林檎を食べて、楽園を出るのよね”

      #創作  #オリジナル  #小説
      “ねぇ、王子様。あの子のことを、知っている?”


      鳥が囁き、蝶が歌う。それはとある物語へと続く階(きざはし)―― 。





      むかしむかし、あるところに。美しい少女が住んでおりました。

      長くのばされた金の髪は、満月の光で紡ぎ合わせたかのように麗しく。
      きらきらと光る両の瞳は、空の青さを宝石に閉じ込めたように美しく。

      花を綻ばせたような微笑みも、小夜鳴鳥のような歌声も。
      見るひと全てを魅了するような少女は、とある塔に閉じ込められておりました。

      “閉じ込められるというのは語弊があるわ、カナリア”

      王子の耳元で。羽ばたきながら物語を奏でる金糸雀に、空色蝶々が翻る。
      ふわり、ゆらりと。青の鱗粉を零す蝶々が語るに、曰く ―― 。

      “愛されているの。愛されすぎているの。彼女はもう18になるというのに”

      きっかけはいつだったかしら? そう、あれは彼女が女の子から少女へと成ったとき。
      声色に艶が増し、体が徐々に丸みを帯びて。村の男たちが彼女を『そういう目で』見始めたころ。

      “始まりは彼女の父親だったわ。父になっても、ひとりの男には変わりないのね”

      鈴の鳴る声で茶々を入れる金糸雀は、金の翼を休めるように王子の肩へと止まる。
      けれども囀りは止まらずに。物語を進める甘言を、ひとつ、ふたつ。

      “我欲を抑えられなかった男はね、愛娘に手を伸ばしたの。
       でもそれを許さなかったのが、彼女のお母様 ―― ”

      ひとりの女を経て母であった『お母様』は、下劣な男を切って、裂いて、土に埋めて。
      そうして彼女を塔に連れて行ったの。誰にも触られず、誰にも汚されず、美しいままで在るように。

      “でも、それって幸せなのかしら? 王子様はどう思う?”

      黒い好奇の目を向けて、金糸雀が首を傾げる。

      “幸せなんじゃないかしら。飢える心配もなければ着る服にも困らない。
       彼女は母親の愛情を食べて、すくすくと育っている”

      青い羽根を揺らめかせ、瑠璃揚羽がくるりと円を描く。

      “でも、彼女はそれ以外に何も知らないの。
       愛しいひとの温もりも、誰かを愛するという感情も。このまま寂しく死んでいくの?”

      “彼女は『寂しい』なんて感情も、きっと知らないわ。ねえ、王子様は知っている?”

      「さて、どうだろう」

      白い髪に赤い瞳。少女とは正反対の見目を持った青年が、初めて口を開く。
      それは物語の舞台へとあがった合図。

      「私にはわからないが。美しいことには変わりないのだろうね」

      ほんの小さな興味が、時計の針を動かす。ああけれど、物語なんてそんなものだ。
      白馬の腹を軽く叩いた王子が行く先は、さて ―― 彼女にとってのハッピーエンドか否か。


      肩に止まっていた金糸雀が羽ばたき、青い空へと消える。幸せは甘い毒だわ、なんて笑いながら。



      “ああでも、人間はいつもそう。罪の林檎を食べて、楽園を出るのよね”

      #創作  #オリジナル  #小説
      青色蝶々
    • Recordうちよそヒカセン話のまとめ 5本
      #小説  #FF14 #BL
      ##青い猫と赤い蛇

      /2016
      青色蝶々
    • 6白狐の少女 #オリキャラ #創作 #オリジナル #過去絵を晒す #女の子
      ##白狐の少女
      青色蝶々
    • 5TRPGキャラ紙用① #オリキャラ #創作 #TRPG
      烏丸 いつき(26) アニマルセラピスト

      1枚目から、通常→喜→怒→哀→楽
      青色蝶々
    • 【泣いたカナリア】 #オリジナル  #創作  #BL  #ファンタジー  #人外  #創作BL  #小説
      ##APMC ##妖恋花と地竜王 ##5000字以下

      オリジナルファンタジー創作の中の1編。 
      BLものなので
      苦手なかたはご注意ください。

      妖恋花(アルルーン)
      ×地竜王(リンドブルム)
      初稿:18/06/27(2,916字)
      青色蝶々
    • 【時計の話】 #オリジナル #創作 #小説
      ##白狐の少女

      (2016)
      青色蝶々
    • 【雪の話】 #創作 #オリジナル #小説
      ##白狐の少女

      (2016)
      青色蝶々
    • 【各領土について】 #オリジナル  #創作  #BL  #ファンタジー  #人外  #創作BL  #小説
      ##APMC設定

      鏡像界における、東西南北各領土の在り様について。
      一部【初恋=パラレルライン】(https://galleria.emotionflow.com/57170/451751.html)より抜粋。
      青色蝶々
    • 【Let me see you smiling】 #オリジナル #創作 #オリキャラ  #小説  #天地神明
      ##森の狼と赤い鳥

      「最期まで、きっと俺は、きみを泣かせてばかりだったのだろうけれども。
       ねぇそれでも。君が笑って過ごせる世界を、ずっと、――願っているから」

      (2011/5/22 脱稿 5,417字)
      青色蝶々
    • 【凪の風狼】 #オリジナル  #創作  #BL  #ファンタジー  #人外  #創作BL  #小説  
      ##APMC ##白獅子と倉鼠 ##10000字以下

      オリジナルファンタジー創作の中の1編。 
      BLものなので苦手なかたはご注意ください。

      優しくて、きれいで、こわいひと。

      白獅子(リオン)
      ×倉鼠(ハムスター)
      &風狼
      初稿:18/07/14(6,791字)
      青色蝶々
    • 【ニルヴァーナ】 #オリジナル #創作 #オリキャラ  #小説  #天地神明
      ##森の狼と赤い鳥

      『君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな』

      (2015/11/3 2.798字)
      青色蝶々
    • 【種族一覧】 #創作

      ※随時更新※
      2018/6/9

      ■創世の二竜
      虹竜(イリス=ドラゴニア)
      (光)

      霞竜(ミスト=ドラゴニア)
      (影)

      <神族/魔族の違い>
      神族は一切の殺生が許されていないが、食事の必要もない。
      魔族は殺生が許されている。

      ■高等神族■
      四大竜王
       水竜王: オンティーヌ=ドラゴニア
       風竜王: シルヴェスト=ドラゴニア
       火竜王: サラマンドラ=ドラゴニア
       地竜王: リンドブルム=ドラゴニア

      各竜王の眷属(水竜族/風竜族/火竜族/地竜族)
      金翅鳥(ガルーダ)
      世界樹(ユグドラ)

      ■高等魔族■
      水棲馬(ケルピー)/東の主
      妖恋花(アルルーン)/北の主
      風狼(フェンリス)/西の主
      不死鳥(フェニクス)/南の主
      三頭犬(ケルベロス)

      ■下等神族■
      天使(アンジェリカ)

      ■下等魔族■
      牙狼族(レッサーフェンリス)
      夜蝶族(パピュイル・クレスタ)
      月兎(ルナ・クニークルス)
      黒狐(ナイトフォックス)
      #創作

      ※随時更新※
      2018/6/9

      ■創世の二竜
      虹竜(イリス=ドラゴニア)
      (光)

      霞竜(ミスト=ドラゴニア)
      (影)

      <神族/魔族の違い>
      神族は一切の殺生が許されていないが、食事の必要もない。
      魔族は殺生が許されている。

      ■高等神族■
      四大竜王
       水竜王: オンティーヌ=ドラゴニア
       風竜王: シルヴェスト=ドラゴニア
       火竜王: サラマンドラ=ドラゴニア
       地竜王: リンドブルム=ドラゴニア

      各竜王の眷属(水竜族/風竜族/火竜族/地竜族)
      金翅鳥(ガルーダ)
      世界樹(ユグドラ)

      ■高等魔族■
      水棲馬(ケルピー)/東の主
      妖恋花(アルルーン)/北の主
      風狼(フェンリス)/西の主
      不死鳥(フェニクス)/南の主
      三頭犬(ケルベロス)

      ■下等神族■
      天使(アンジェリカ)

      ■下等魔族■
      牙狼族(レッサーフェンリス)
      夜蝶族(パピュイル・クレスタ)
      月兎(ルナ・クニークルス)
      黒狐(ナイトフォックス)
      青色蝶々
    • 舞扇 #オリキャラ #創作 #オリジナル #過去絵を晒す #女の子青色蝶々
    • TRPG用キャラ #オリキャラ #創作 #TRPG
      舞上 果南(まいじょう かなん)
      作家
      青色蝶々
    • 【すきすき、だいすき】 #創作 #小説 #オリジナル
      ##白狐の少女
      (2016)
      青色蝶々
    • 【初恋=パラレルライン】 #オリジナル  #創作  #BL  #ファンタジー  #人外  #創作BL  #小説   #R-15
      ##APMC ##白獅子と倉鼠 ##10000字以下

      オリジナルファンタジー創作の中の1編。 
      BLものなので苦手なかたはご注意ください。
      Rありの完全版はこちら
      https://galleria.emotionflow.com/57170/451745.html

      好き。大好き。いっぱいすき。

      白獅子(リオン)
      ×倉鼠(ハムスター)
      初稿:18/07/05(5,099字)
      青色蝶々
    • 48 #オリジナル #創作 #オリキャラ  #過去絵を晒す  #天地神明
      ##森の狼と赤い鳥
      詰め合わせ
      青色蝶々
    • 【鼓動】 #オリジナル #創作 #オリキャラ  #小説  #天地神明 
      ##森の狼と赤い鳥 

      (2018/9/27 4,372字)
      青色蝶々
    • 【創世神話】 #創作

      ――まず、星は二匹の竜を作った。

      七色の鱗を持つ虹竜の名をイリス。
      灰色の鱗を持つ霞竜の名をミスト。

      最初は二人ぼっちで暮らしていた彼らだが、
      ある日イリスが、寂しげに鳴いた。
      『この星は。私たちだけで過ごすには、あまりに広すぎないだろうか』
      『自分はそうは思わない。けれども、きみがそう思うのなら。
       我らの力を血肉にし、“家族”を作ろう』
      彼らは自分たちの尻尾を切り落とし、眷属を作った。
      これらが後の竜族である。

      そのうちの一匹が、家族が足を休める大地を作った。
      大地は瞬く間に大きく広がり、様々な植物の苗床となった。

      そのうちの一匹が、家族が喉を潤す海や湖を作った。
      乾いた星に潤いを与えた水は、多くの命を育む源となった。

      そのうちの一匹が、家族を熱から守る風を吹かせた。
      凪いだ風が星の温度を調節し、命の育ち易い環境を作った。

      そのうちの一匹が、家族を温めるための炎を作った。
      煌々と燃える炎は、冷たい夜をやり過ごす術をもたらした。


      そうして生まれた4つのエレメンタル、すなわち地・水・風・火。
      これらを司る四大竜王と創世の二竜は、
      広々となった世界を見てこう言った。

      『この星を命で埋め尽くそう。
       それならきっと、もう誰も、寂しくはない』
      #創作

      ――まず、星は二匹の竜を作った。

      七色の鱗を持つ虹竜の名をイリス。
      灰色の鱗を持つ霞竜の名をミスト。

      最初は二人ぼっちで暮らしていた彼らだが、
      ある日イリスが、寂しげに鳴いた。
      『この星は。私たちだけで過ごすには、あまりに広すぎないだろうか』
      『自分はそうは思わない。けれども、きみがそう思うのなら。
       我らの力を血肉にし、“家族”を作ろう』
      彼らは自分たちの尻尾を切り落とし、眷属を作った。
      これらが後の竜族である。

      そのうちの一匹が、家族が足を休める大地を作った。
      大地は瞬く間に大きく広がり、様々な植物の苗床となった。

      そのうちの一匹が、家族が喉を潤す海や湖を作った。
      乾いた星に潤いを与えた水は、多くの命を育む源となった。

      そのうちの一匹が、家族を熱から守る風を吹かせた。
      凪いだ風が星の温度を調節し、命の育ち易い環境を作った。

      そのうちの一匹が、家族を温めるための炎を作った。
      煌々と燃える炎は、冷たい夜をやり過ごす術をもたらした。


      そうして生まれた4つのエレメンタル、すなわち地・水・風・火。
      これらを司る四大竜王と創世の二竜は、
      広々となった世界を見てこう言った。

      『この星を命で埋め尽くそう。
       それならきっと、もう誰も、寂しくはない』
      青色蝶々
    • 2【妖恋花と地竜王】オリジナルファンタジー創作小説群の
      妖恋花と地竜王シリーズ用に作った扉絵
      本編はこちら
      https://galleria.emotionflow.com/57170/448709.html

      #オリジナル  #創作  #BL  #ファンタジー  #人外  #創作BL
      ##APMC扉絵  ##妖恋花と地竜王
      青色蝶々
    • 【大地の揺り籠】 #オリジナル  #創作  #BL  #ファンタジー  #人外  #創作BL  #小説
      ##妖恋花と地竜王  ##APMC ##5000字以下

      オリジナルファンタジー創作の中の1編。 
      BLものなので
      苦手なかたはご注意ください。

      妖恋花(アルルーン)
      ×地竜王(リンドブルム)
      初稿:18/06/21(3,763字)
      青色蝶々
    • 【設定集】設定の扉用に置いたもの。
      設定が増えたら随時項目も増えていきます。

      #オリジナル  #創作  #BL  #ファンタジー  #人外  #創作BL  #小説
      ##APMC設定
      青色蝶々
    • 【歴史】 #創作

      【歴史】

      始まりは【創世神話】の通り。

      まず星は始まりの二匹、虹竜と霞竜を作り、
      創世の二竜は己の血肉を土台に、四匹の竜を創り上げる。

      後の四大竜王となる彼らは、寂しがりな母と父のために世界の土台を作り。
      広々とした世界を見た竜王たちは、自分たち以外の多くの命を創っていく。

      まず初めに各地を治める王として、竜の力を色濃く次ぐ者たちを『高等神族』。
      それらを作るために試行錯誤した"失敗作"を『高等魔族』とし。
      彼らを護るための配下や眷属を『下等神族』『下等魔族』と置いた。

      魔族や神族は竜たちの影響を少なからず持っているため、
      生まれた瞬間に世界の理を"理解する"ことも多い。
      高等であれば赤子の段階で言語を理解し、大人同様に言葉を話し、
      下等であっても生まれた時点で自分が何者であるかを悟る力を持っている。

      これら始祖の種を始まりとし、時代の流れや環境変化への適応を繰り返して
      現在の多岐に渡る種族が存在し。

      そして恐らくは、その最後に生まれた生命が、『人間』という種族である。

      翼もなければ牙もなく、エレメンタルを扱う術ももたない人間たち。
      他のどの種よりも劣っている彼らの唯一の強みは、繁殖力にあった。

      彼らは弱いがゆえに群れ、子を為し、数を増やし。
      その結果、最も数の多い種族となった人間たちは、
      己が支配領域を増やそうと他種族の縄張りへと手を出した。

      それが亀裂の始まり。
      魔族、神族、そして人間を交えて始まった争いは数百年に渡り続き。
      多くのものが死んでいく世界を見た虹竜が、とうとう一粒の涙を流した。

      『そんなに領土が欲しいのならば、この世界をお前たちにあげよう。
       その代わり、我らの世界にはもう、関わらないでおくれ』

      そうして新しく作られた世界、
      虹竜の涙が映した【鏡像界―ノクス】に人間以外の生き物は移り。
      人間だけが残った世界を【人間界―ガイア】と呼ぶようになる。

      ―― それから数千年の時が経った、今。
      人が残った世界では、新たな戦が人間同士で起きてはいるものの。
      魔物たちの世界では、今もなお、緩やかな時間が流れ続けている。
      #創作

      【歴史】

      始まりは【創世神話】の通り。

      まず星は始まりの二匹、虹竜と霞竜を作り、
      創世の二竜は己の血肉を土台に、四匹の竜を創り上げる。

      後の四大竜王となる彼らは、寂しがりな母と父のために世界の土台を作り。
      広々とした世界を見た竜王たちは、自分たち以外の多くの命を創っていく。

      まず初めに各地を治める王として、竜の力を色濃く次ぐ者たちを『高等神族』。
      それらを作るために試行錯誤した"失敗作"を『高等魔族』とし。
      彼らを護るための配下や眷属を『下等神族』『下等魔族』と置いた。

      魔族や神族は竜たちの影響を少なからず持っているため、
      生まれた瞬間に世界の理を"理解する"ことも多い。
      高等であれば赤子の段階で言語を理解し、大人同様に言葉を話し、
      下等であっても生まれた時点で自分が何者であるかを悟る力を持っている。

      これら始祖の種を始まりとし、時代の流れや環境変化への適応を繰り返して
      現在の多岐に渡る種族が存在し。

      そして恐らくは、その最後に生まれた生命が、『人間』という種族である。

      翼もなければ牙もなく、エレメンタルを扱う術ももたない人間たち。
      他のどの種よりも劣っている彼らの唯一の強みは、繁殖力にあった。

      彼らは弱いがゆえに群れ、子を為し、数を増やし。
      その結果、最も数の多い種族となった人間たちは、
      己が支配領域を増やそうと他種族の縄張りへと手を出した。

      それが亀裂の始まり。
      魔族、神族、そして人間を交えて始まった争いは数百年に渡り続き。
      多くのものが死んでいく世界を見た虹竜が、とうとう一粒の涙を流した。

      『そんなに領土が欲しいのならば、この世界をお前たちにあげよう。
       その代わり、我らの世界にはもう、関わらないでおくれ』

      そうして新しく作られた世界、
      虹竜の涙が映した【鏡像界―ノクス】に人間以外の生き物は移り。
      人間だけが残った世界を【人間界―ガイア】と呼ぶようになる。

      ―― それから数千年の時が経った、今。
      人が残った世界では、新たな戦が人間同士で起きてはいるものの。
      魔物たちの世界では、今もなお、緩やかな時間が流れ続けている。
      青色蝶々
    • 【世界観設定】 #創作
      ■世界の在り方

      ・天上界=ガーデン"Garden"
      空の上に生きる神族を主な生き物として抱えている世界。
      人間が思い描く天界。
      ガイアとノクスの空に、あまねく広く存在している。
      夜の訪れはなく、1日中光に包まれている真っ白な世界。
      主に虹竜と天使(Angelica/アンジェリカ)が住んでいる。
       

      →人間界=ガイア"Gaia"
      大地に生きる人間(ひと)を主な生物として抱えている世界。
      人間が思い描く現実世界。
      各地域の王が各領土を治め、各々の領土を広めようと争いが絶えない。
      もちろん、魔物は人間にとって脅威なる生き物だが、
      鏡像世界ができたことにより、
      基本的に戦争といえば対人間が主となる。
      そのため、各国は機械的な発達/魔術的発展を日々遂げている。
      夜には青い月が輝き、オレンジ色の太陽が朝を告げる。

       ↑<番人>魔術師

      【最果ての奈落(タルタロス)"Tarutarus"】
      両世界の真ん中に存在する孤島が抱える大穴。
      落ちた先が逆側の世界に通じている。
      基本的に番人たちに管理されているが、
      勝手に落ちる者が後を絶たず、問題になっている。
      (ex.主に捨て子。)

       ↓<番人>ケルベロス"Cerberus"
      高等魔族の一派。三つ首を持った大型の犬系種族。毛並みは黒。
      ガイアから落ちた場合、まずケルベロスのふわふわな毛並みに
      キャッチされる。
      いつも一人なので、意外にひとなつこい、優しい生き物。
      花や蝶とお昼寝するのが好き。

      →鏡像界=ノクス"Nox"
      人間以外を主な生物として抱えている鏡像世界。
      人間が思い描く魔界。
      東西南北を高等魔族/神族達が治めているが、基本的には弱肉強食。
      領土間の大規模な戦争はないに等しいが、
      種族間の縄張り争いは茶飯事。
      夜には赤い月が輝き、青い太陽が白い空に朝を運ぶ。
      #創作
      ■世界の在り方

      ・天上界=ガーデン"Garden"
      空の上に生きる神族を主な生き物として抱えている世界。
      人間が思い描く天界。
      ガイアとノクスの空に、あまねく広く存在している。
      夜の訪れはなく、1日中光に包まれている真っ白な世界。
      主に虹竜と天使(Angelica/アンジェリカ)が住んでいる。
       

      →人間界=ガイア"Gaia"
      大地に生きる人間(ひと)を主な生物として抱えている世界。
      人間が思い描く現実世界。
      各地域の王が各領土を治め、各々の領土を広めようと争いが絶えない。
      もちろん、魔物は人間にとって脅威なる生き物だが、
      鏡像世界ができたことにより、
      基本的に戦争といえば対人間が主となる。
      そのため、各国は機械的な発達/魔術的発展を日々遂げている。
      夜には青い月が輝き、オレンジ色の太陽が朝を告げる。

       ↑<番人>魔術師

      【最果ての奈落(タルタロス)"Tarutarus"】
      両世界の真ん中に存在する孤島が抱える大穴。
      落ちた先が逆側の世界に通じている。
      基本的に番人たちに管理されているが、
      勝手に落ちる者が後を絶たず、問題になっている。
      (ex.主に捨て子。)

       ↓<番人>ケルベロス"Cerberus"
      高等魔族の一派。三つ首を持った大型の犬系種族。毛並みは黒。
      ガイアから落ちた場合、まずケルベロスのふわふわな毛並みに
      キャッチされる。
      いつも一人なので、意外にひとなつこい、優しい生き物。
      花や蝶とお昼寝するのが好き。

      →鏡像界=ノクス"Nox"
      人間以外を主な生物として抱えている鏡像世界。
      人間が思い描く魔界。
      東西南北を高等魔族/神族達が治めているが、基本的には弱肉強食。
      領土間の大規模な戦争はないに等しいが、
      種族間の縄張り争いは茶飯事。
      夜には赤い月が輝き、青い太陽が白い空に朝を運ぶ。
      青色蝶々
    • 【種族補足事項】 #創作

      ※種族差に2枚目を作って更新しようと思ったのですが
      文字数制限で全てがうつらないため、新規で作成いたしました※

      <神族&魔族/人間の違い>
      人間は只人であり、その他身体的特徴は持ちえない。
      稀にエレメンタルと相性が良く、魔法の類を使える人間も存在する。

      神族&魔族は人間の形に角や牙、翼など、
      種族特有の特徴を持っているものが多く。
      また、高等魔族/神族など、創世の竜に近しい血族になればなるほど
      人間離れした見た目(美麗であったり、醜悪であったり)する。

      また、魔族や神族は竜たちの影響を少なからず持っているため、
      生まれた瞬間に世界の理を"理解する"ことも多い。
      高等であれば赤子の段階で言語を理解し、大人同様に言葉を話し、
      下等であっても生まれた時点で自分が何者であるかを悟る力を持っている。
      人間にはこの能力はなく、彼らはいつもまっさらな状態で生まれてくる。

      <下等/高等の違い>
      基本的には強さの差であり、高等>下等。
      高等は下等を“赤子の首を絞めるように”難なく殺すことができるため、
      下等が高等を屠るには強い団結とかなりの数が必要になる。

      ごく稀に力を蓄え莫大な生命力を得たものが
      下等→高等となることもあるが、突然変異みたいなものなので早々ない。

      高等魔族/神族は個々の生命力が強く、寿命もとてつもなく長い。
      そのためあまり繁殖を必要とせず、数も少ない。
      もちろんお腹は空くため食事を必要とするが、
      下等類ほど量も頻度もあまり必要なく、餌も種族によって左右される。

      下等魔族は個々の生命力も寿命も、種族で大きく分かれている。
      そのため繁殖を必要とし、鏡像界において最も数が多い。
      食べる量もそれなりに必要で、それゆえに弱肉強食の世界となる。

      <四方の“王”>
      創世の二竜より、世界の四方を治めるよう賜った4種族を差す。
      全て寿命の長い高等魔族/神族から選ばれるため、滅多に代替わりは起きない。
      しかし、跡目がいない場合や他種族に殺められるなど、
      いくつかの変遷を経て、現在の形へと至る。

      現在の王達は以下
      ・棲馬(ケルピー)/東の主
      ・妖恋花(アルルーン)/北の主
      ・風狼(フェンリス)/西の主
      ・不死鳥(フェニクス)/南の主
      #創作

      ※種族差に2枚目を作って更新しようと思ったのですが
      文字数制限で全てがうつらないため、新規で作成いたしました※

      <神族&魔族/人間の違い>
      人間は只人であり、その他身体的特徴は持ちえない。
      稀にエレメンタルと相性が良く、魔法の類を使える人間も存在する。

      神族&魔族は人間の形に角や牙、翼など、
      種族特有の特徴を持っているものが多く。
      また、高等魔族/神族など、創世の竜に近しい血族になればなるほど
      人間離れした見た目(美麗であったり、醜悪であったり)する。

      また、魔族や神族は竜たちの影響を少なからず持っているため、
      生まれた瞬間に世界の理を"理解する"ことも多い。
      高等であれば赤子の段階で言語を理解し、大人同様に言葉を話し、
      下等であっても生まれた時点で自分が何者であるかを悟る力を持っている。
      人間にはこの能力はなく、彼らはいつもまっさらな状態で生まれてくる。

      <下等/高等の違い>
      基本的には強さの差であり、高等>下等。
      高等は下等を“赤子の首を絞めるように”難なく殺すことができるため、
      下等が高等を屠るには強い団結とかなりの数が必要になる。

      ごく稀に力を蓄え莫大な生命力を得たものが
      下等→高等となることもあるが、突然変異みたいなものなので早々ない。

      高等魔族/神族は個々の生命力が強く、寿命もとてつもなく長い。
      そのためあまり繁殖を必要とせず、数も少ない。
      もちろんお腹は空くため食事を必要とするが、
      下等類ほど量も頻度もあまり必要なく、餌も種族によって左右される。

      下等魔族は個々の生命力も寿命も、種族で大きく分かれている。
      そのため繁殖を必要とし、鏡像界において最も数が多い。
      食べる量もそれなりに必要で、それゆえに弱肉強食の世界となる。

      <四方の“王”>
      創世の二竜より、世界の四方を治めるよう賜った4種族を差す。
      全て寿命の長い高等魔族/神族から選ばれるため、滅多に代替わりは起きない。
      しかし、跡目がいない場合や他種族に殺められるなど、
      いくつかの変遷を経て、現在の形へと至る。

      現在の王達は以下
      ・棲馬(ケルピー)/東の主
      ・妖恋花(アルルーン)/北の主
      ・風狼(フェンリス)/西の主
      ・不死鳥(フェニクス)/南の主
      青色蝶々
    • 【起点】 #オリジナル #創作 #オリキャラ  #小説  #天地神明 
      ##森の狼と赤い鳥 

      (2018/10/10 2,990字)
      青色蝶々
    • 【糸口】 #オリジナル #創作 #オリキャラ  #小説  #天地神明 
      ##森の狼と赤い鳥 

      (2018/10/2 7,457字)
      青色蝶々
    • 【種族補足事項】 #オリジナル  #創作  #BL  #ファンタジー  #人外  #創作BL  #小説
      ##APMC設定
      青色蝶々
    • 【「森の狼」 設定纏め】 #オリジナル #創作 #オリキャラ  #小説  #天地神明
      ##森の狼と赤い鳥
      青色蝶々
    • 【数え方/単位】 #創作
      【数え方/単位】

      ※随時更新※

      ■1日=24時間
      ・天上界=ガーデン"Garden"
      夜の訪れはなく、1日中光に包まれている真っ白な世界。

      ・人間界=ガイア"Gaia"
      朝ー昼ー夜
      夜には青い月が輝き、オレンジ色の太陽が朝を告げる。

      ・鏡像界=ノクス"Nox"
      朝ー昼ー夜
      夜には赤い月が輝き、青い太陽が白い空に朝を運ぶ。

      ■1年=12節=365詩(3世界共通)
      <冬>水竜/1節・2節・3節 ~詩
      寒さの厳しい季節・各所で雪が降る。
      種族によっては冬眠する時期。

      <春>風竜/4節・5節・6節 ~詩
      花が咲き乱れ、冬眠する動物たちが起きる頃合。

      <夏>火竜/7節・8節・9節 ~詩
      暑さが強まり、雨の日も増える。

      <秋>地竜/10節・11節・12節 ~詩
      少しずつ風が冷え、乾燥した空気に変わる。

      例:1月1日が誕生日の場合
      (水竜1節の1詩に生まれた)

      ■お金の単位
      1円=1リーン

      ■長さ/重さの単位
      cm/kg
      #創作
      【数え方/単位】

      ※随時更新※

      ■1日=24時間
      ・天上界=ガーデン"Garden"
      夜の訪れはなく、1日中光に包まれている真っ白な世界。

      ・人間界=ガイア"Gaia"
      朝ー昼ー夜
      夜には青い月が輝き、オレンジ色の太陽が朝を告げる。

      ・鏡像界=ノクス"Nox"
      朝ー昼ー夜
      夜には赤い月が輝き、青い太陽が白い空に朝を運ぶ。

      ■1年=12節=365詩(3世界共通)
      <冬>水竜/1節・2節・3節 ~詩
      寒さの厳しい季節・各所で雪が降る。
      種族によっては冬眠する時期。

      <春>風竜/4節・5節・6節 ~詩
      花が咲き乱れ、冬眠する動物たちが起きる頃合。

      <夏>火竜/7節・8節・9節 ~詩
      暑さが強まり、雨の日も増える。

      <秋>地竜/10節・11節・12節 ~詩
      少しずつ風が冷え、乾燥した空気に変わる。

      例:1月1日が誕生日の場合
      (水竜1節の1詩に生まれた)

      ■お金の単位
      1円=1リーン

      ■長さ/重さの単位
      cm/kg
      青色蝶々
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