用語その一-魂や神に関わるもの魂
この星に住む全ての存在が内包する魔力の源。魔力が空になっても肉体から引き剝がされない限り存在し続ける。
肉体が死を迎えると、魂は何かに導かれるように魔界へと向かって行く。その後、魔界に住まう神「閻神テンオウ」によって生前の記憶を浄化され新たな生命の源として放出される。また、自然に魔力が固まり魂として生まれることもある。
エポスには魂を獲物として喰らう生物も存在し、自然発生した魂とのバランスを取っている。喰われた場合はその魂は魔力の源となり消滅してしまう。
神
亡くなった者の魂に、数多の思いが魔力となって注がれた結果生まれる存在。神となった者は信仰によって得られる際限無き魔力による数々の魔法の行使や、生前の行いや気質にまつわる「能力」が使えるようになる。尚、能力に魔力は使う必要がない。
生まれる理由に善悪は無く、どう行動するかも神自身の意思となる。また、神と契約して「プリースト」と呼ばれる存在になることで、加護を受けたり能力の一端を使うことが可能になる。
強大なものから小さな神まで多岐にわたるが、神自身も魂なので魂食生物には弱い。また、誰からも忘れ去られ魔力の供給源である信仰を失うと神としての権能を失い普通の魂に戻る。
プリースト
神と契約した者たちの総称。魂を神と同調させるため、神側から一方的に契約を切られるか死亡以外でプリーストを辞めることは不可能。その代償に神から加護と能力の一端を分け与えられる。プリーストになるためには単純な契約だけでなく、その神に対する強い信仰心が必要となる。
ファナティッカー
プリーストのうち、狂信と言える程の信仰故に、分け与えられた能力に呑まれ暴走させてしまった者たち。信仰する神が同じプリースト及びファナティッカー以外に対し非常に攻撃的になり、時が経つにつれ意識を呑まれ、最終的に信仰先が同じ者以外に対して無作為に襲い掛かるバケモノと化す。
ファナティッカーとなってしまった者は神側から契約を切ることができなくなり、殺すことでしか止める術がなくなる。しかし、信仰する神や同士が者が手を下すとその場で魔物化するため、各地のナイトやセーバー、フリーの魔導士に討伐要請が飛んでくることもしばしば。
魔物
死んだ者が魂となって尚、この世に対する悪意に満ちた未練を抱え募らせていった結果生まれる異形の者。怨霊と呼ばれている魂は魔物化する直前の魂。
魔物化して尚悪意は増幅していくため、放っておくと手に負えないほど強くなっていく。生きている者に見境なく襲い掛かる上、魔物に殺されるとその者の魂も魔物化してしまうため、発見した場合には即刻討伐か全力で逃げる必要がある。