組織・職業-全世界共通『法王』
惑星エポスを統括する存在及び、エスメラルダ法王庁の国王。法王庁のみならず、各国への政治に後述の元老院と協議した上で介入することができる。法王に選ばれた者は不老不死の魔法を使われると言われており、現在はアルカナがタロットを封じ世界の再興を始めた際に中心となった人物がなっているため、この1000年間、法王に就いている者は変わっていない。現在の法王は神龍という存在全てのプリーストだと名乗っている。
元老院
法王と共にエポスを統括する9人の人間。法王庁の管理に追われる法王に代わり他の国への勧告や警告を行う。法王と同じく協議し各国の政治に関与する権限すら持っているが、決定の優先権は法王の方が上。更に言えば元老院所属の個人だけでは干渉はできない。また、一人ずつ「マスターナイト」と呼ばれる護衛が就く。法王のみマスターナイトが2人就く。
マスターナイト
法王及び元老院の護衛。選び抜かれた9人の人間が選ばれ、その実力は力を持った神ですら軽々と倒してしまうほど。法王庁の場合はさらにその下にナイトたちが就く。法王のみ特殊なマスターナイトが指名されており、彼自身がプリーストとして信仰しているはずの神龍のうち2体、【愚者】ポステリタスと【世界】ラディウスの2体をマスターナイトとしている。
ナイト
各国の軍人の総称。得意とする戦法や魔法はどうあれ、全員戦闘を得意とする魔導士で構成されている。主な役目は治安維持や市民の安全確保、及び各国の王の命に従い行動すること。非常に強い実力を持ったナイトは法王庁に引き抜かれマスターナイトとなる者もいる。
国王
大きな国は法王庁含めて6国。その政治形態は国によって様々だが、法王庁が下した決定は絶対であり、従わなかった場合法王庁に呼び出され最悪の場合処刑されることすらある。しかし1国のみ神龍の一体【皇帝】ディクタトゥーラが王として君臨している国があり、その国のみ『法王』ですら手を出せない状態にある。
賢者
主に魔法の開発を行う多大なる魔力を持つ者たち。繁栄のため国に直属で就く者もいれば独自に魔法を生み出すため世を離れて魔法を開発する者まで様々。どういう形であれ偉大な魔法を作り出した賢者は大賢者と呼ばれる。開発した魔法は生活に役立つものであれば魔導書として市場に出回り、一般市民でも使用可能となる。
セーバー
依頼を受けて問題を解決し、報酬金を受け取って生活する傭兵組織。セーバーは何処かしらのギルドに所属することになる。セーバーになるには各ギルドの面接や試験に合格してようやくなることができる。ギルドによって目的は様々であり、魔物や危険生物の討伐を行う戦闘主体のギルドもあれば、依頼されたものを納品しそれによって金銭を得る商業ギルドなど、多岐に渡る。巨大な組織ではあるがあくまで民間事業の一つであるため、例え国や法王庁であっても依頼という形でなければ動かせない。
ギルド
セーバーが所属することになる組織。ギルドを作る際は連合で審査をし、引退と引き継ぎが行われる場合はリーダーと時期リーダーが連合に課される試験を受けることで引き継ぐことができる。様々な依頼を受けセーバーに仕事を仲介し、報酬金の一部をギルドが回収することで経営している。また、各国の治安を乱す行為が目立つ場合ギルドそのものが解散命令を出されることも。
ギルドセーバー連合
各ギルドを統括する組織。あくまでギルドの統括が目的であり、各国の政治には関与しない。元帥と呼ばれる存在をトップとして、各ギルドリーダーが定期的に招集され、元老院と同じく協議した末のギルドへの指示や、ギルド特有の制度としてギルドリーダーたちによる視察なども行われる。
元帥
全てのギルド、及び連合を束ねる者。主な役目はギルドリーダーたちを対象としてギルドの統括がほとんどだが、絶対令と呼ばれる全てのギルドリーダーもセーバーも逆らうことのできない命令を出すことができる。ギルドの歴史は深く、法に縛られないという立場を利用し、仮に法王や各国の国王が暴虐の限りを成したときに対抗できる手段として神龍の一体である【戦車】グローリアが設立し、現在も元帥を務めている。