舞台解説「ヴェーヌス地方」世界地図の南西に位置するアガタ諸島を含む地域。この世界で最も強大な力を持つ神「クレマツィオーネ」のいる地であるため、プリーストが多い。
主な街・施設は「ペトラデルナ王国」「プラティナの村」「プラティナ大聖堂」「アガタの街」の4つ。
街・施設
ペトラデルナ王国
ヴェーヌス地方では最も栄えた海沿いの王国。澄んだ海と白を基調とした神殿のような独特な建造物が織りなす景観は美しく、観光地としてこの国に立ち入る者も多い。
この国はエポス中で最も平和を望む国であり、武力は自国を守るためのものしか持たず、国全体には武器や攻撃系魔法の使用を封印する結界魔法が張られている。
プラティナの村
プラティナ火山の麓にある村で、宿泊施設が多い。そのためか村というには賑わっており、プラティナ大聖堂へ向かう他地方の者たちの中継地となっている。とあるプリーストが管轄する小さな教会があるが、あまり良い噂が立っておらず寄っていく者は少ない。
プラティナ大聖堂
炎を司る神「クレマツィオーネ」が祀られている巨大な城のような聖堂。聖堂付近には広大な街が広がっており、一種の城下町のようになっている。住人のほとんどがクレマツィオーネのプリースト。クレマツィオーネと契約したプリーストの中でも司祭やそれに近い者たちは他のプリーストよりも強大な力を持っている。それだけクレマツィオーネの信頼を得ている者たちということになるのだろう。
アガタの街
海水浴場や温泉、高級ホテルやカジノなど、誰しもが一度は来てみたいと憧れる娯楽の楽園。それだけにこの街に住んでいる者は富裕層が多い。景観も賑やかで、街中ではネオンのような光を放つ魔法が飛び交っている。
ダンジョン・その他エリア
プラティナ火山
クレマツィオーネの管轄とされる火山の1つ。山頂付近は雪に覆われるほどの標高の高い火山だが、晴れている日に見えるヴェーヌス地方を見下ろす風景は絶景の一言。上には上がってこないものの、火山内部はマグマにすら耐える屈強な生き物たちの巣窟となっている。
アガタ火山
クレマツィオーネの管轄とされる火山の1つ。この火山の影響で付近の水は温かくなっており、アガタの街でも温泉が湧きやすくなっている。プラティナ火山と比べ付近の生物は温厚な種が多く、その影響で密輸・密猟などが一部の組織の間で横行しており問題になっている。
地と幻を鎮める塔
『第三神災』の際に犠牲になった人々の魂と、争った【女帝】フォディーナ、【塔】ナートゥーラの怒りを鎮める祈りを込めて建てられた塔。
それ以来【女帝】フォデーナと【塔】ナートゥーラは姿を消し、今では事実上クレマツィオーネがヴェーヌス地方を牛耳っている上に人々が住んでいる場所から遠く離れているため、訪れる人は皆無に等しい。