舞台解説「ネプトゥノ地方」ネプトゥノ地方
地図から見て東にある、ミカ諸島を含む地方。樹の神「トランブテール」と水の神「マナンティアル」がこの地方の自然を守っているため、エポスの中でも自然を濃く残し、人々はそれと調和した生活を送っている。主な街・施設は「アグアマリナ共和国」「フビの街」「ミカの街」「コブレの村」「クレスプクロ天文台」の5つ。
街・施設
アグアマリナ共和国
ネプトゥノ地方の中心部に位置する国。かつてはこの地方の生物調査拠点だったが、それが発展する形で国となった。その名残で狩猟が盛んであり、様々な生物の狩猟を任されるセーバーも多いが、狩猟のルールとしてあくまで自然との調和が目的であり乱獲は禁忌としている。
衣装に関して独自の文化を築いており、この国特有の紋が入っているものが多い。種族間の差別がほとんど無く、エポス全体で見ると治安のいい国。
フビの街
ネプトゥノ地方の最南端に位置する街。山と海に囲まれた地形であり、牧畜、農業、漁業、鉱山業など特産物が非常に多い。食材は新鮮なものが手に入りやすく、この街では腕の立つ料理人やそれを求めて集う美食家が多い。鉱山業は主に宝石類が特産物。山に囲まれている地形のため徒歩で街に入るのは難しく、民間のドラゴンの航空便で空から入るのが一般的。
コブレの村
ミカの街から海を渡った先にある小さな村。
アグアマリナ共和国やフビの街に最も近い場所ながらも、自然保護区の近くという理由から必要以上に人口を受け入れていない。
その保護区から時折現れる魔物たちから村を守るため、小さいながらも屈強なセーバーが集うギルドが存在する。余談だが、独特な陶器が有名な村でもあり、オニクス通商連合国に輸入され高値がつく。
クレスプクロ天文台
雲すら超えるフビ山脈に内包される「クレスプクロ山」の頂に存在する天文台。かつて旧文明が星を観測するために建てたようだが、未だに遺跡と化せず当時の状態に近いままという謎の多い施設でもある。
人里からあまりにも離れていることから誰一人として住んでいないハズだが…?
ダンジョン・その他エリア
アグアマリナ自然保護区
独自の生態系が築かれている広大な森林地帯。樹の神「トランブテール」がこの地に住まうとされる。この神の存在こそ乱獲が厳禁とされる理由でもあり、この森の神と共に自然を守り共に歩むことでこの神の加護を受けている。住んでいる生命は他の地方にはない貴重なもの、珍しいものばかりでこの地以外で見かけることのない生命もしばしば。
過酷な生態系が築かれている影響か、屈強な生命とそれに敗れ魔物と化したものたちも多く危険な場所でもある。
フビ山脈
エポスで最も高い山「クレスプクロ山」を内包する地方西部の巨大な山脈。険しい山々であり、この地に適応した強力な生命や魔物が多く存在している。自然の多いこの大陸にしては珍しく古代文明の残した魔道機械の残骸が点在しており、未だに謎の多い山脈である。
フビ湿地帯
フビ山脈からの雪解け水で築かれた景観の美しい湿地帯。澄んだ水が特徴的で、これを求めて人々だけでなく様々な生命が集う。
水の神「マナンティアル」も普段はここにおり、トランブテール共々この地を汚したものに対し罰を下す。エポス全体で見ても珍しく魔物がおらず、集まる生命も穏やかなものが多い。
屍を鎮める塔
フビ山脈を経て北西に向かったところにある、屍神龍トルトゥーラの狂気を鎮めるために作られたとされる塔。神龍を鎮める塔としては作られた時代が近く、朽ちているところが少ない。
内部には【死神】トルトゥーラの書である「第ⅩⅢの書【死神】」が封印されていると言い伝えられている。