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#sonic
#スマブラ
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2020年下半期のTwitterまとめ。ソニックのみです。
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SOF(創作)詰め。増えたり減ったり。
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YGOまとめ。
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2020年上半期のTwitterまとめ。ソニックのみです。
『MEMORANDUM』『不老不死は箱舟の夢を見るか?』は通販中。
https://alice-books.com/item/list/all?circle_id=8552
#sonic
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Give you hope
モブ視点で、新幹線に乗るソニさんの話。 ◆元ネタはTwitterで見かけた「電車に乗るソニック」の写真&イラストでした。
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OPERETTA
神様の手を掴んだ少年のこと。
◆新ソニのシルバーがもしメフィレスに味方していたら?という話。Twitterに掲載したラフやイメージを集めました。
漫画にして頂いたもの→【
https://www.pixiv.net/artworks/69613153
】
本になったもの→【
https://www.pixiv.net/artworks/70691641
】
#sonic
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Discordプロット
『Discord』(
https://www.pixiv.net/artworks/70691641
)を書くにあたり、最初に見えていた戦闘シーンでした。
ソニック&シャドウvsシルバー&メフィレス。
#sonic
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I do not know you.
シルバーとソニックで記憶と夢のこと。ソニシル。 ◆新ソニの記憶がある人と、あるかも曖昧な人の話。
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メモリーフライト
未来捏造で、GUNでバディ組んでるシャドウとシルバーの幕間。
#sonic
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brother
ソニシル。『A beautiful night.』の先にあるかも知れない未来のこと。
#sonic
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A beautiful night.
ソニシル。どこにいるかも分からない。
#sonic
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Antinomic appetite
ソニシャソニでグロ(カニバ)有。2010年より再掲。 ◆好きだと言って下さる方がいたので。
#sonic
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Lose one turn
未来で出会うかも知れない三針の話。 ◆気に入っていたので、2013年より再掲。
#sonic
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The sky is blue.
シャドウと少年とシルバーの、あるかも知れない未来の話。 ◇popoco(@popoco_623)さんの設定【
https://www.pixiv.net/artworks/71084065
】をお借りしています。
#sonic
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Is the sky blue.
シャドウととある少年の、少しだけ未来の話。 ◇popoco(@popoco_623)さんの設定【
https://www.pixiv.net/artworks/71084065
】をお借りしています。
#sonic
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something found
シャドウとソニック。2013年より再掲。とある作品へのオマージュでした。
#sonic
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喝采
スマX時点の他社組。ブログから再掲。
#スマブラ
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クローゼットに詰め込んだ
他社組で女装あり。
#スマブラ
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Who are you.
スマXでのある日の光景。他社組やら鼠組やら。
#スマブラ
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観測者にはもうならない
不在のソニックを探すスパソニ&ダーソニと、彼らを見ていたシャドウの話。
#sonic
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Escape from the world.
ソニックと分かたれてしまったダーソニとスパソニの話。グロ有。2010年より再掲。
#sonic
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今も届かない。
死なない世界の殺伐とした他社組。針と蛇。
#スマブラ
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恋人協定
GUNの病院に担ぎ込まれたシャドウ。
そんな彼の元に現れたソニックは一つの提案をする。
「看病される理由が必要? なら一週間恋人になろうぜ」
シャドウ視点によるシャドウとソニックの話。
(表紙:popoco様/2011年発行同人誌の再録)
#sonic
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朝焼け前に射殺して
夜の明けきらない室内に、それは音も無く転がっていた。昨日、一昨日、それよりもずっと前から、ソファの上で死んだように眠っている、黒い塊。カーテンの隙間から漏れた光が少しだけその体毛を照らし出す。そうされることで、心なしか体毛が藍色に映る。
澱んだ水面を見るようだ。
小さな足音と共に歩み寄るも、ソファの上の男は身じろぎ一つしなかった。これも、いつもと変わらない。その肌に触れる時だけ男はゆっくりと目を覚ます。それ以外の時は、眠っている。もしかしたら起きているのかも知れないが、その眼は固く伏せられているので分からない。此方にもわざわざ男を起こす理由は無い。そうして幾日も、自分達は冷たいこの部屋で朝を迎え夜を潰す。時間を忘れたように変わらぬ日々を繰り返す。
ソファの背に手をかけて男を覗き込む。今日も固く閉じられた瞼を見下ろすと、隠れた眼が嘗て宿していたものが浮かんできた。眼だけではない。男が纏っていた、空気に色がついているのではないかと思えるほどの明確な感情。人を射殺す程に燃えていた気配は形を潜め、今はその四肢だけがただ、屍のように転がっている。無機物に近かった。無機物ですらないのかも知れなかった。自分達は。
「死ぬのか」
指に触れた感触は冷たい。相手は、長い長い沈黙の後に短く、さぁと掠れた声を漏らした。錆び付いた音は誰をも殺さず床に落ちる。鋭利な煌めきは何処にも無い。動かない身体。伏せられた目。その隣に腰掛け、自分はカーテンの隙間に視線を向けた。
銃声は聞こえない。硝煙の香りもしない。此処は平和な暗い部屋で、外は恐らく戦場だろう。緩やかに人々が死んでいく、そんな世界だ。自分達の素体である彼は飛び出していったまま帰らない。英雄は必要とされたが、それは依り代としての英雄であって、つまり自分が呼び出されるような事態ではないらしい。単純な力が役に立たない世界を、彼は今走っている。
毎日その足で自らを踏みつけながら。
「……」
隣で横たわる背に指を這わせる。慰めるでもなく、励ますでもない。この男は死ぬのかも知れなかった。英雄から分かたれたこの黒い質量が単なる憎悪であったなら、こんな形で弱ったりはしなかっただろう。憎悪や破壊欲といった単純な形なら、彼より余程早くに外へと飛び出して、自由の限りを尽くしたはずだ。
そうではなかった。
この男は、そうしなかった。
部屋には耳も目も閉ざした男と、必要とされなかった自分が残った。残されたものが二つ並んだところで、そこには恐らく何の意味も無い。慰め合うとか、励まし合うとか、そんな意味があって二つ置き去りにされた訳ではない。結局、現実と向き合えるのは彼だけだったという、それだけのことなのだ。そうして国家や大衆を恨むこともしない彼が抱えた感情が一体何なのか、ただの力である自分には理解できない。できるのは、明日このソファに誰もいなかったらと想像することぐらいだった。
動かない男の隣で自分も静かに目を伏せる。喚き暴れるほどの価値も認められない世界に退屈して、男は早々に眠り込んだ。片隅で、もう目覚めなくてもいいと思いながら息を継ぐことを放棄した。感情が消える、それは一つの終焉に違いない。そして一つの終焉を迎えた後で残った世界に意味を見出すかは、彼が決めることなのだ。どんなにか周囲に望まれたところで、どんなにか綺麗なものが残ったとして、彼が人一人殺した後に見る世界が如何ほどの意味を持つかは、彼だけにしか決められない。そこに力が介入する余地などあるはずもない。
「……役立たずは、俺の方かも知れないな」
笑みを零すと彼を思い出せる気がした。
部屋の主は、今日も帰ってこない。
夜の明けきらない室内に、それは音も無く転がっていた。昨日、一昨日、それよりもずっと前から、ソファの上で死んだように眠っている、黒い塊。カーテンの隙間から漏れた光が少しだけその体毛を照らし出す。そうされることで、心なしか体毛が藍色に映る。
澱んだ水面を見るようだ。
小さな足音と共に歩み寄るも、ソファの上の男は身じろぎ一つしなかった。これも、いつもと変わらない。その肌に触れる時だけ男はゆっくりと目を覚ます。それ以外の時は、眠っている。もしかしたら起きているのかも知れないが、その眼は固く伏せられているので分からない。此方にもわざわざ男を起こす理由は無い。そうして幾日も、自分達は冷たいこの部屋で朝を迎え夜を潰す。時間を忘れたように変わらぬ日々を繰り返す。
ソファの背に手をかけて男を覗き込む。今日も固く閉じられた瞼を見下ろすと、隠れた眼が嘗て宿していたものが浮かんできた。眼だけではない。男が纏っていた、空気に色がついているのではないかと思えるほどの明確な感情。人を射殺す程に燃えていた気配は形を潜め、今はその四肢だけがただ、屍のように転がっている。無機物に近かった。無機物ですらないのかも知れなかった。自分達は。
「死ぬのか」
指に触れた感触は冷たい。相手は、長い長い沈黙の後に短く、さぁと掠れた声を漏らした。錆び付いた音は誰をも殺さず床に落ちる。鋭利な煌めきは何処にも無い。動かない身体。伏せられた目。その隣に腰掛け、自分はカーテンの隙間に視線を向けた。
銃声は聞こえない。硝煙の香りもしない。此処は平和な暗い部屋で、外は恐らく戦場だろう。緩やかに人々が死んでいく、そんな世界だ。自分達の素体である彼は飛び出していったまま帰らない。英雄は必要とされたが、それは依り代としての英雄であって、つまり自分が呼び出されるような事態ではないらしい。単純な力が役に立たない世界を、彼は今走っている。
毎日その足で自らを踏みつけながら。
「……」
隣で横たわる背に指を這わせる。慰めるでもなく、励ますでもない。この男は死ぬのかも知れなかった。英雄から分かたれたこの黒い質量が単なる憎悪であったなら、こんな形で弱ったりはしなかっただろう。憎悪や破壊欲といった単純な形なら、彼より余程早くに外へと飛び出して、自由の限りを尽くしたはずだ。
そうではなかった。
この男は、そうしなかった。
部屋には耳も目も閉ざした男と、必要とされなかった自分が残った。残されたものが二つ並んだところで、そこには恐らく何の意味も無い。慰め合うとか、励まし合うとか、そんな意味があって二つ置き去りにされた訳ではない。結局、現実と向き合えるのは彼だけだったという、それだけのことなのだ。そうして国家や大衆を恨むこともしない彼が抱えた感情が一体何なのか、ただの力である自分には理解できない。できるのは、明日このソファに誰もいなかったらと想像することぐらいだった。
動かない男の隣で自分も静かに目を伏せる。喚き暴れるほどの価値も認められない世界に退屈して、男は早々に眠り込んだ。片隅で、もう目覚めなくてもいいと思いながら息を継ぐことを放棄した。感情が消える、それは一つの終焉に違いない。そして一つの終焉を迎えた後で残った世界に意味を見出すかは、彼が決めることなのだ。どんなにか周囲に望まれたところで、どんなにか綺麗なものが残ったとして、彼が人一人殺した後に見る世界が如何ほどの意味を持つかは、彼だけにしか決められない。そこに力が介入する余地などあるはずもない。
「……役立たずは、俺の方かも知れないな」
笑みを零すと彼を思い出せる気がした。
部屋の主は、今日も帰ってこない。
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