イラストを魅せる。護る。究極のイラストSNS。

GALLERIA[ギャレリア]は創作活動を支援する豊富な機能を揃えた創作SNSです。

  • 1 / 1
    しおり
    1 / 1
    しおり
    イノベ幼稚園1話目/入園おめでとうございます
    私の名前は沢村宗人。このイノベ幼稚園の先生だ。今日は入園式。さて、未来のイノベーターを担うであろう子供達はどんな子達であろうか…
    海道先生「私はこの幼稚園の園長、海道義光だ。この幼稚園で一番偉い人だぞ。君達は今日からこの幼稚園の園児だ。共に学び、共に遊び、楽しい幼稚園生活を過ごしていこうではないか」
    園児「ハーイ!」
    うんうん、皆良い子だ…私の受け持ちはどんな子達が来るのかな…
    (…間)
    沢村「改めて入園おめでとう。私は君達のクラスの先生になった、沢村宗人だ。よろしくな」
    園児「ハーイ!宜しくお願いしますー」
    沢村「これから君達には色んな勉強をしてもらう為に、私が適当に班を作った。これからは班事に行動してもらう」
    園児「ハーイ!」
    沢村「じゃ…1班は…(中略)で、最後に残った4人が6班。じゃ、班事に集まれー。班長が決まったら今日はおしまいだからな」
    園児「ハーイ!」
    (…間)
    沢村「……まだ決まらないのか、6班は」
    えいじ「とりあえず私は辞退したんですが、他の3人が…」
    しろう「ワシがやるー!ワシはいずれ軍のトップになる男だそー!今から威張る練習するんだ!」
    みつよし「威張るって何だよ…あれは指導だろ。お前みたいな奴に班の責任者は任せられるかよ。てか軍って何だよ。お前将来軍人にでもなるのか?」
    ぎいち「私もグループのトップに興味があってな…やらせてくれないか」
    しろう・みつよし・ぎいち「………班長は(ワシ、俺、私)だ!」
    えいじ「…皆もういい加減にしよう…いつまでも決まらないじゃないか…もうじゃんけんで…」
    しろう・みつよし・ぎいち「うるさい!リーダーでもないのに仕切るな!」
    えいじ「…(´・ω・`)」
    沢村(自分で組んでおいてなんだが、大丈夫かこの班…)
    しろう「こうなったら…力ずくで!拳で勝負だ!」
    みつよし・ぎいち「ええええ?!」
    沢村「やめなさい!貞松君!」(暴れる貞松を羽交い締めにする沢村)
    えいじ「しろう君、落ち着いて!喧嘩はダメだ!」
    しろう「はなせ~!ワシはどんな時でも人の上に居たいんだ~(ジタバタ)」
    みつよし・ぎいち「……」
    (顔を見合わせるみつよし君とぎいち君)
    みつよし「何か…俺もう良いや…」
    ぎいち「私も…」
    みつよし「何か…班長にこだわり過ぎるのもみっともない気がしてきた」
    ぎいち「私達はさっきまであんな風に駄々をこねてたのか…」
    みつよし・ぎいち「(俺、私)は辞退するよ…」
    沢村(何だこの冷めた園児…)
    しろう「やった!じゃあワシが…」
    沢村「…いや、自分の事しか考えない貞松君に、班長をやる資格はない。ここは…八神君にやってもらおう」
    しろう・えいじ「は!?」
    沢村「八神君は、皆の事を考えて最初に班長を辞退した。その後も周りの事を考えて、じゃんじゃんという案を出した。班長というのはな、ただ威張って人をこきつかう仕事じゃない。周りの事を考えて行動する責任者だ。解るか?皆」
    しろう・みつよし・ぎいち「………解った」
    えいじ「ちょ…私は…」
    沢村「(えいじ君の頭を撫でながら)頼んだぞ、八神君」
    えいじ「…解りました」
    沢村「さて、ようやく全ての班の班長が決まったし、皆帰るか…」
    園児「ハーイ!」
    沢村(何か…チラチラと問題児が居るけど、これから大丈夫かな…?(´・ω・`))
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
    園児編1話は入園式&班決めです。管理人には園児時代というものがないので色々想像で書いてます。ん?と思う事があっても気にしないで下さい…←

    2話目/お絵かきの時間です
    沢村「今日は皆でお絵かきするぞー。モデルは私だ。皆思い思いの感性で私を描いてみなさい」
    園児「先生ー!感性って何?」
    沢村「つまりだな……好きな様に感じたままに自由に私を描きなさいって事だ。解ったか?」
    園児達「はーい!」
    沢村「さて、じゃあお絵かき開始!」
    (…間)
    沢村「さて、そろそろ皆描けたか?描けた人は先生に見せに来なさい。先生が見た後に順番に壁に貼って展示していくからな」
    園児達「はーい!」
    えいじ「先生、出来ました!」
    沢村「おお八神君、一番のりだな。どれどれ…(ほぉ…まあまあだな)上手に描けてるな。ちょっと耳が上過ぎる気がするが…」
    えいじ「ごめんなさい…ちょっと失敗しました」
    沢村「まあでも上手に描けてるよ。ありがとうな…」
    ぎいち「私も描けました!」
    沢村「加納君…どれどれ…(うっ!何だこれ!)…加納君、何で先生の鼻の部分にイチゴを描いているのかな?」
    ぎいち「似ているなと思ったからです(キッパリ」
    沢村「に…似てるだと??」
    ぎいち「皆言ってますよ。沢村先生の鼻はイチゴに似てるって。先生、感じたままに描いて良いと言ってたじゃないですか!」
    沢村「……」
    園児「あー!ぎいち何で言っちゃうんだよ!俺達だけの秘密の話を!」
    ぎいち「構わんだろ!どうせ噂はいずれ本人に伝わる!」
    みつよし「プッ…ぎいち君正論~。俺も出来ました」
    沢村「(ううっ…気にしてる事を…)……藤堂君、これは?」
    みつよし「一色描きの方が芸術性が高いかなと思い、あえて好きな青だけで描いてみました!(ドャア」
    沢村「…ううん…三良君、出来ればもっと色んな色を使って欲しいな…これじゃ先生顔真っ青で体調崩してるみたいだから…」
    みつよし「えー…俺の芸術性が…先生好きに描いて良いって言ってたじゃん(ムスゥ」
    しろう「くそ…考えてる事がみつよしと被ったか…ワシも描いたぞ」
    沢村「怖っ!!何だこれ!先生血まみれなのか!?」
    しろう「好きな様に描いて良いと言ったのは貴様だろ!失礼だな!大好きな赤一色で一生懸命描いたんだそ!」
    沢村「…何でこの絵血を吐いてんだ?」
    しろう「は?それはヒゲだ!10年後の貴様を予想して描いたんだよ!何だよさっきから文句ばっかり!自由に描いて良いって言ってただろが!」
    沢村「……(もう今度から自由に描いて良いと言うの止めよう…)」
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
    自由過ぎる子供の感性…(笑)
    沢村先生ガンバ!

    3話目/読み聞かせの時間です
    沢村「皆、集まれ~!これから絵本を読むぞ~!」
    園児「はーい!」
    (沢村先生を囲んで座り込む園児達)
    沢村「今日はシンデレラというお話を勉強するぞ」
    園児「はーい!」
    沢村「では始めよう。『とある国にシンデレラという女の子が居ました。シンデレラには2人の姉と母親がいました。シンデレラは毎日毎日姉と母親にこきつかわれていました。掃除、洗濯、炊事…家事は全て彼女がやっていました』」
    園児A「かわいそう…何でシンデレラばっか」
    園児B「きっと姉も母親も家事もろくに出来ない干物女なんだよ…」
    沢村「ブッ!!(笑)…ゲホゲホ…誰だ今面白いツッコミをしたのは!…続きを読むぞ『ある日、姉と母親はお城の舞踏会に出掛ける事になりました。でもシンデレラはおいてけぼりです。姉と母親はシンデレラにいつもの家事を頼み、楽しそうに出掛けて行きました』」
    園児C「ほう…娘を置いて男をあさりに行ったのか…」
    沢村「ブッ(笑)『シンデレラは呟きました…私もお城の舞踏会に行きたいわ…そこに魔女が現れました』」
    みつよし「うわ…不法侵入だ…」
    沢村「『魔女は言いました。お前の願いを叶えてやろう。それっ!するとどうでしょう。シンデレラのボロボロの服は美しいドレスになり、足はガラスの靴を履いて、外にはカボチャの馬車が待機しているではありませんか!』」
    園児「スゲー!魔女良い人だ~」
    沢村(やっと子供らしい反応が…)
    しろう「だが、感心せんな…。自分で行ける努力もせずに、他人に行ける様にしてもらうなど…」
    ぎいち「てか、ガラスの靴って…。割れたら危ないではないか…。歩いても大丈夫な様に強化ガラスで出来ているのか?気になるな…」
    沢村「……『魔女は言いました。これで貴方も舞踏会に行けるわ。でも気をつけて。しょせんは魔法…。夜の12時には魔法がとけて全てが元通り。シンデレラは言いました。有難う御座います!それで構いません。私も舞踏会に行ける。それで充分です。そう言うとカボチャの馬車に乗り、シンデレラは楽しそうに舞踏会へ向かいました』」
    えいじ「家事は!?やっておかないと怒られるんじゃ…」
    沢村「『さてここは舞踏会の会場。沢山のお姫様が楽しそうにお話しています。そこに王子が登場して、姫達に微笑みました。そしてこう言いました。こんなに綺麗な姫君達が沢山集まってくれて嬉しいよ。僕は結婚相手を探している。それを君達の中から選びたい』」
    みつよし「舞踏会の真の目的は王子の嫁探しだったのかよ!」
    しろう「ふしだらな…。王子ただの女タラシではないか!」
    沢村「『王子は沢山の姫を見て回りました。でもイマイチピンとくる姫は居ません。そこにシンデレラが到着しました。王子はシンデレラを一目見て気に入り、ダンスに誘いました。踊る2人。楽しそうに踊る2人。楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。王子はこの人だと決め、シンデレラにプロポーズしました』」
    えいじ「普通、知り合ってすぐプロポーズしないよね…」
    沢村「『ところが、その瞬間ついに12時の鐘がなってしまいました。魔法が徐々にとけていきます。シンデレラは走って逃げていきます。ごめんなさいと謝りながら…。王子は後を追いかけますが、彼女には追い付けず、残されたのは片方のガラスの靴だけ…』」
    しろう「男のくせに女に追い付けないとは…情けない。もっと運動しろ王子!」
    ぎいち「てか魔法がとけたらガラスの靴も消えるはずなんじゃ…これはどういう事だ?」
    みつよし「そもそも自分の嫁を舞踏会で決めるとかどうなんだ…結婚は家同士の問題なのに」
    えいじ「みつよし君に同感」
    沢村「お前らさっきからツッコミがうるさいぞ!ちゃんと静かに聞きなさい!」
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
    童話や昔話ってツッコミの宝庫だよね…(笑)
    くーま🐻 Link Message Mute
    2022/09/02 16:45:54

    イノベ幼稚園

    園児化したイノベ幹部の幼稚園ライフSSです。園長は海道先生、先生は沢村(笑)私自身は幼稚園にも保育園にも通わせてもらってないのでおかしい所があってもスルーして下さい…

    #ダンボール戦機 #ダン戦

    more...
    作者が共有を許可していません Love ステキと思ったらハートを送ろう!ログイン不要です。ログインするとハートをカスタマイズできます。
    200 reply
    転載
    NG
    クレジット非表示
    NG
    商用利用
    NG
    改変
    NG
    ライセンス改変
    NG
    保存閲覧
    NG
    URLの共有
    NG
    模写・トレース
    NG
  • CONNECT この作品とコネクトしている作品