【ケイロン×パーシー】チョコレートよりも甘くして【腐向け】【まえがき】
今回の作品はケイロン×パーシーという特に需要のない上にBLという非常にアレなものです。
この作品には以下のものが含まれます。
・安定の捏造
・キャラ崩壊
・読んでる方も書いてる方もなんか色んな意味で恥ずかしい
・これいつの時間軸の話だよ…。
・おまけについては本当下品な下ネタ注意
大丈夫な方はどうぞー。
世間では今、チョコレートに花束、華やかなラッピング用の包装紙やリボンなどが色んな店で売りに出されていた。
なんでこうなってるかは皆もうわかってると思う。
そう、バレンタインだから。
正確に言うと、明日がバレンタインデー。
この時期に売られているチョコレート菓子関係はどれも珍しい物だったりおいしい物だったりでチョコレート好きにはたまらない事だろう。
少し前まではちょっといいものを買って母さんにあげるだけだったけど、ここ数年は義父のポールや実の父であるポセイドン、あとは訓練所にいる友人たちにいくらか渡すようになっていた。
正直手作りで作った方が安く済むんだろうけど、おれにはお菓子作りなんてとうてい無理。
一度母さんに教わりながら作ってみたけど結果はひどい物だった。
なので結局こうしてお徳用のアソートチョコレートを買って回っているわけだけど、ふとその時ある事を思い出した。
ハーフ訓練所の教頭をしているケイロンは、確かおれが初めて訓練所へ行った時に「私はチョコレートに目が無くてね」と言っていたような気がする。
おれは十二歳の頃から何度もお世話になってるのに感謝の気持ちを、こういうイベントの時に一度も示していない。
せっかくケイロンの好きなチョコレートが色々あるのに、なにも買わずに訓練所へ行くのも気が引けた。
商品を見て回り、最終的に皆のより少し高めのものを三つほど買った。
あと、牛乳と普段ならほとんど買わない板チョコレートを数枚と安いマグカップを二つ。
両手に買い物袋を持ち、おれは足早に家路についた。
翌朝、おれが起きてキッチンに行くと、既に母さんとポールは食卓についていた。
「おはよう、パーシー」
「おはよう。今日は早起きだったね」
「おはよう母さん、ポール。ちょっと準備しなきゃいけないからね」
髪を手で梳きながらおれも椅子に座る。
「はい、パーシー。ハッピーバレンタイン」
そういうと母さんが手作りの青いチョコチップクッキーをくれた。
ポールにも同じものをあげてたみたいで、ポールは少しいじけたみたいにチョコチップクッキーを食べてた。
思わず笑いながら、おれは持ってきていた母さんと父さんたち用のチョコレートを一つずつ渡した。
「二人とも、ハッピーバレンタイン!」
「おっ、少し奮発していいのかってくれたのか? ありがとうパーシー!」
「ありがとう、パーシー。高かったんじゃないの? 母さんはパーシーから気持ちを貰えるだけでもいいのに」
ポールは受け取るとさっそく中のチョコを一つ摘まんで口に入れていた。
おいしかったのかにこにこと笑っていた。
母さんは少し申し訳なさそうにしながらも喜んでくれた。
二人に喜んでもらえてよかった。
あの人だかりの中、長考して選んだ甲斐があった。
その後母さんのバレンタインの日にだけ作られるチョコパンケーキと牛乳を朝食として食べ終えると、おれは部屋に戻って訓練所へ行く支度をした。
ただバレンタインのチョコレートを渡すためだからそんなに荷物なんてなかったのが幸いだった。
バックパックに衣服を数日分と買ってきたチョコレート関係を詰め込んで、牛乳も忘れないように冷蔵庫から持ってきて入れ終えた時だった。
ふっ、と暖かな風と潮の香りが充満する。
部屋の入口に目を向けると父さんが半ズボンにアロハシャツ、サンダルといったいつもの格好で立っていた。
「やぁ、パーシー」
「おはよう、父さん。丁度良かった、父さんにも渡したいものがあったんだ」
「そうだと思った」
父さんの言葉でおれと父さんは小さく笑った。
バックパックに入れずに机の上に置いていたメッセージカード付きのチョコレートを父さんに手渡した。
「いつもありがとう、父さん」
「わしの方こそ。産まれて来てくれてありがとう、パーシー」
「それ誕生日に言う事じゃない?」
「本心からそう思っているのだから仕方ないだろう」
そういうと父さんはおれを抱きしめた後、何もない空間から綺麗にラッピングされたチョコレートをおれに渡した。
「ハッピーバレンタイン、パーシー」
「へへ……、ありがと」
昔は父さんからバレンタインにチョコレートを貰えるなんて思ってもみなかったから何だか照れくさい。
「これから訓練所へいくのか?」
父さんがおれのあげたチョコレートを食べながら尋ねた。
こういう所はポールと父さん、似てるなと思う。
血は繋がってないのにと思うと何だか面白い。
「うん。訓練所のみんなにも渡そうと思って」
「大丈夫だと思うが、気を付けていくんだぞ?」
「はーい。……そうだ」
さっき詰め終わったバックパックから一袋、お徳用アソートチョコレートを取り出すと父さんに渡す。
「これ神々に渡しておいてくれませんか?」
「……ゼウス達にか?」
「はい」
渡されたアソートチョコレートの袋をまじまじと見た後、父さんは愉快そうに笑った。
「神々相手にお徳用のチョコレートを渡す者はそうそういないだろうな」
「いいんですよ、大事なのは気持ちです気持ち。あと義理ですし」
おれがそういうと、父さんは面白かったのか更に笑っていた。
「わかった、しっかり皆で分け合うように伝えておこう。それではわしは帰るとしよう」
「ありがとうございます、父さん」
「可愛い息子からの頼みだからな。またな、パーシー」
「うん。またね、父さん」
おれがそう言ったのを聞き終えた父さんは来た時と同じように潮の香りと暖かな風を吹かせて姿を消していた。
訓練所につくと、おれは各コテージのリーダーにアソートチョコレートを一袋ずつ渡して回った(ヘルメスコテージは人数が多いので二袋)。
全てを回ったあと、当初の目的の一つであるケイロンの元に向かうことにした。
本部に行くとケイロンは一人で書類に目を通していた。
「ケイロン、こんにちは」
「やぁ、久しぶりパーシー。来ていたんだね」
おれの声にケイロンは書類から目を上げ、微笑んだ。
「ケイロンに渡したいものがあってここに来たんです」
「渡したいもの?」
レジ袋からケイロン用に買ってきた少し高めのチョコレート三つとメッセージカードを取り出して渡す。
「ハッピーバレンタイン、ケイロン。いつもありがとうございます」
受け取った物から視線をあげるとケイロンはきょとんとした後、少し困惑したようにおれを見た。
「これは?」
「チョコレートです。ケイロンが前にチョコレートが好きって言ってたの思い出したので」
「でもこんなしっかりしたものを三つも……高かっただろう?」
「だってケイロンはあまり訓練所から出られないでしょう? それにこの時期に出るチョコっておいしい物が多いから……」
言っていてなんだか自分がしたことがケイロンの迷惑になっているんじゃないかって気がしてきた。
「あの、迷惑になってるなら返してくれて大丈夫ですから! ただ喜んでもらえるかなって思って買ってきただけなので――」
「いやなに、迷惑じゃない。少し驚いただけだ。こんなにたくさんありがとう、パーシー」
取り消そうとするおれに、ケイロンは笑って頭を撫でてくれた。
「だがこれは……大抵の場合は恋人に渡すものじゃないかい?」
「えっ」
ケイロンに指摘され、おれはチョコレートの箱の中に入れてあったメッセージカードを見て頬を赤くした。
『I LOVE YOU.』の一言。
値段からして大抵は恋人や夫婦間で渡すことを想定してあったんだろう。
中の商品のがおいしそうだったからという単純な理由で買ってしまって付属のメッセージカードを確認していなかったおれが悪いのか。
「き、気にしないでください。メッセージカードを確認せずに買っちゃったんで……、なのでチョコレートさえおいしく食べてもらえたら!」
自分が意図的に入れたわけでもないのになぜか変に動揺してしまい、若干声が上ずってしまったが仕方ない。
ケイロンもそれは分かってくれたのか、頷いてさっそくチョコレートを口にしていた。
今のうちにもう一つの事に取り掛かろう。
「ケイロン、キッチンお借りしてもいいですか?ちょっと作りたいものがあって」
おれがそういうとケイロンが顔をほころばせたまま頷いた。
喜んでいる様子を見ておれはなんだか心が暖かくなった。
おれは鍋に水を入れ火にかけた。
キッチンに向かうと袋に入れていた板チョコや牛乳、ボール二つ、ゴムベラ、マグカップを次々に取り出し、元々おいてあったまな板と包丁を借りて板チョコを切り刻んでいく。
沸騰した鍋の上にボールを置き、刻んだチョコをボールに入れゴムベラ混ぜながら溶かしていく。
チョコが溶けたのを確認したら牛乳を入れ更に混ぜて完成。
二つのマグカップにボールの中身を流し入れる。
ホットチョコレートの完成だ。
マグカップを手にケイロンの元へ戻るとおれの手に持っている物に気付いたケイロンが目を丸くした。
「それは……ホットチョコレート?」
「ふふ、はい。チョコレートにチョコレートなんて甘すぎますけど、一緒にどうですか?」
一つマグカップを差し出してケイロンの目の前に置いた。
おれはケイロンの向かいに座りホットチョコレートを一口飲んだ。
ケイロンもマグカップを傾けていたけど、なぜか少し後ろ脚が落ち着きなく動いていた。
「どうかしたんですか?」
「その、君はこんなに色々とくれたが、私は君へのお返しを用意していない」
そんな事か。
「お返しなんていいですよ。おれがいつもの感謝の気持ちを込めてしたいようにしてるだけですから」
「しかし……」
そういえばケイロンって意外と強引な所があったっけ。
おれに古典の授業を教えるためだけにヤンシー学園の元いた古典の先生を辞職させたこともあったし。
ケイロンの気遣いは嬉しいけど、もともとおれが好きでしたことだから見返りを求めていたわけではない。
どうすればお互い後を引かずにこの場を納められるか考えてみたけど、相手は賢者とも呼ばれているケンタウロスだ。
到底頭ではかなわないため、結局冗談で流すことにした。
「じゃあ、お返しはおれの唇にキスってことでどうです? なーんて――」
冗談です、とおれが続けるより先に「わかった」という声が聞こえて、気付けば目の前にケイロンの顔があった。
唇に一瞬暖かなものが触れたと認識するよりも早く熱の正体はすぐさま離れてしまったけれど。
それだけで顔どころか全身が熱湯をかけられたみたいに熱くなっているのが分かった。
心臓の音がさっきからばくばくうるさい。
音漏れしてない? これ本当に大丈夫? 他の人にも聞こえてるんじゃないか?
そんな事が頭の中を埋め尽くしていた時、ケイロンが口を開いた。
「その、すまない。冗談だと分かっていたのに、君があまりにも可愛い事を言うから我慢が効かなかった」
か、可愛い……?
「……えっ、な、ん? え、ケ、ケイロン?」
ケイロンが何を言ってるのか理解できず、頭を回そうとしたけど結局それも出来なかった。
再度頬にそっと手が添えられる。
ごく自然と言った仕草でまた唇を塞がれた。
数度軽く触れるだけのキスをすると、ようやくケイロンが目を合わせて言った。
「パーシー、君さえよければ私の恋人になってくれないか」
「ほぁっ!?」
「あぁ、もちろん、嫌なら断ってくれて構わない。私のわがままだからね」
そう言っていたけど、ケイロンは少しさみしそうに呟いた。
「私は君が知っている通り、なかなか外へ出る機会が無いのでね。出会いもほとんどないんだ。だからこそ、こんな風に……誰かを恋愛感情で愛おしく思うことも酷く久しい。」
「恋愛感情……!? い、愛おしくって……っ!」
驚きすぎて声がひっくり返ってしまった。
だって、だって。
今までそんな素ぶり、一回も見せなかった。
いくらおれが鈍感だからって、そんなに思われてるなら一回は気づけるはずじゃないか?
混乱しているのが分かったのかケイロンは小さく笑った。
「神々には及ばないが、これでも長く生きているからね。自分の気持ちの隠し方くらい心得てるさ」
大人ってずるい。
余裕を見せつけられてるようで何だか悔しい。
今おれが考えてることもお見通しなんだろう。
ケイロンは顎をそっと指で押しあげおれと視線が合ったのを確認すると言葉をつづけた。
「私には君が思っているよりも余裕なんてものはないよ。それに、パーシーの事も大人として見ているからこうして本心を伝えているんだ。どうか逃げずに君の本心を聞かせてほしい」
そんな風に言われたら逃げる事もできない。
おれのケイロンへの気持ち?
正直今の今までそんな真剣に考えたことなんてなかった。
「おれにとってケイロンは……訓練所での父親みたいな存在で、いつも見守ってくれてる先生で、おれの理解者で、それで……、」
そこまでいって言葉に詰まった。
結局おれにとってケイロンの存在はなんなんだ?
ケイロンは辛抱強くおれの言葉を待っている。
「……あの」
「うん?」
「笑わないで聞いてくれますか?」
「もちろん」
ケイロンがおれの言葉にしっかりと頷く。
深呼吸を一つして、先程の言葉の続きをゆっくりと吐き出していく。
「おれ、さっきまで……ケイロンに告白されるまでは、ただの保護者としてしか見てませんでした。でも、今は……その、あなたと目を合わせると、心臓がうるさいんです。顔が熱くなるんです。今までみたいに、落ち着いて話せる自信がない、です」
言葉にしていく毎に脈が速くなっているような気がして、また数回深呼吸をして続ける。
「まだ、好きって言葉にできるほど自分の気持ちに整理がついてるわけじゃないです。でも、あなたと一緒の時間を過ごしたい。あなたが考えている事をもっと知りたい。……おれをこんな風にした責任、とってくれますか?」
おれの言いたいことは言い切った。
思わず目線を下に落とす。
なんだかおれから告白したみたいに手の震えが止まらない。
それでも、ケイロンの答えを聞くためにじっと待った。
「パーシー」
ビクリと体が強張る。
間もなくしてケイロンの腕の中に抱きこまれている事に気付いた。
「もちろん、責任を取らせてもらおう」
今までに聞いたことがないほどの嬉しそうな声に顔を上げると、ケイロンが満面の笑みを浮かべていた。
ぶわっと一気に体温が上がるのを感じる。
あっ、やばいおれもう好きになっちゃってたんだ。
抱きしめられて密着した部分から、服の上からでも自分の心音が伝わってるんじゃないかって心配になってきた。
おれこれから心臓がいくつあっても大丈夫な気がしないんだけど。
既に自分で自分の発言を撤回したくなったけど、後の祭り。
言ったからには腹をくくるしかない。
「よろしくお願い、します」
「私の方こそ。これからよろしく、パーシー」
……でもまぁ、バレンタインの告白なんてチョコレート並に甘くてこういうのもいい、かな?
【あとがき】
あああああああああああ!!!!!
もういっそ殺せえええええええええええええええ!!!!!!!
はずかしいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!
なんか思ってたのと違う結末になったって言うか、描きたい場面は描き終った途端ラストがすっごい弱くなったっていうか頭の中からどっかいっちゃったっていうかそのうえになんかもう、なんかもう、いちゃつけえええええええええええ!!!!!!って気持ちになったんでもうあの殺してくださいケイパシ大好き。
ケイパシの紳士と箱入り息子感すごくて本当好き。好きです。はい。
好!!!!!!!!!!き!!!!!!!!!!!!!!
ケイパシ増えて!!!超増えて!!!!
無理だね!!!!ごめんね!!!!!!!!好き!!!!!!
もうっ、もう!!!神々×パーシー増えてくださいお願いします後生ですから!!!!!!
……ふう。改めて描きますが、これ後半とかバレンタインほぼ関係なかったですね。
当初の目的はチョコレートに目が無いケイロンにチョコレートたんまりあげてパーシーとイチャイチャさせようぜ!だったのにチョコレートどうでもよくなりましたねくっそかわいいわ辛いわ。
今回は無事にイベント行事に間に合ったのでそれに関しては凄く嬉しいです(*´ω`*)
異常な筆のノリだったよね……いつもこれくらい執筆早くできたらいいのにって思った…うん……。
ともあれ、ここまでもし読んでくださった方がいらっしゃいましたら本当にありがとうございました!!
いつも通り消化不良な終わり方する作品たちでごめんね……。
さて、次のページからおまけになります。
が……下ネタ全開ですので読む際はご注意ください。
大丈夫な方は次ページへどうぞ!!
●おまけ●
玉座の間でチョコレートをみんなでもぐもぐする神々
ヘルメス「えっ、これパーシーがくれたの? 本当?」
ポセイドン「本当だ」
ゼウス「神にアソートチョコレート一袋だけとは……(がさごそ)せめてゴディバを何箱か買うとかもう少し努力をだな(もぐもぐ」
アポロン「あー! ちょっと!!」
デメテル「色々言いながら一番最初に食べてるではないですか」
ヘスティア「良いではないですか。さっそく皆でわけて食べましょう?」
アテナ「まぁ、彼にしては少なくとも感謝の気持ちはある訳ですね(もぐもぐ」
アフロディテ「私はこのハートのイラストのついたものを食べちゃいましょ~❤パーシーからの愛、なーんて♪(もぐもぐ」
アレス「はぁ? あんなくそがきに愛なんてまだ十年は早いだろ(もぐもぐ」
アフ「あら、彼は現にいまケイロンと恋に落ちたからそう遠くないと思うわよ?(もぐもぐ」
全「は?」
ヘル「え、え、ちょっとまって今聞き捨てならない言葉が聞こえた。何? ケイロンと恋に落ちたっていった?」
デメテル「彼ももう長い事良い相手がいませんでしたからね(もぐもぐ」
ヘラ「ずっと訓練所の教頭をしていたんじゃ相手を探すのはむずかしいですしね(もぐもぐ」
ヘス「パーシーは誠実な子ですし、ケイロンも誠実な方。お似合いだと思いますよ(もぐもぐ」
アポ「え……ええー……な、なんか教え子が自分のちょっと気に入ってる子と付き合ってるってなんかすごい複雑な気分なんだけど……(もぐもぐ」
ヘパイストス「ポセイドンは白目むいてるけど大丈夫なのか」
ハデス「ショックが大きすぎたんじゃないか? しかしポセイドンの息子だから半分馬であるケイロンと付き合っていてもあまり違和感がない気はするが……」
ポセ「違和感しかない!! ケイロンが悪いと言っているわけではないが!! あの子の中に馬のアレ♂が入れられるんだぞ!?下手したらセックスの途中で腸を破ってしまって死んでしまうかもしれないだろう!!!」
アレ「心配する所そこかよ」
アルテミス「ちょっとおじ様、汚らわしい事を公の場で口にするのはやめていただけませんか?」
ヘル「いやでも実際ニュースとかで取り上げられるけど馬とセックスして死ぬ人って割といるよね……」
全「……」
ゼウ「そんな結末にだけはならないようにケイロンに注意しておくか……」
ポセ「あああ……パーシー……わしの可愛いパーシーが馬のチンコ♂で犯されるなんて……そんな……」
ディオニュソス「……ただいま……(げんなり」
ヘス「おかえりなさい。どうしたの? そんなに疲れ切った顔をして」
ディオニュ「なにも……ただ本部で突然ペリー・ジョンソンとケイロンがいちゃつき始めてな……」
ポセ「ああああああああああパーシーの貞操があああああああアアアアアア!!!処女が!!!!」
アル「ポセイドンおじ様いい加減にしてください!!」
アテ「これだから下半身の事ばかりの男って……最低です」
ゼウ「でも正直獣姦とか興奮する」
ハデ「お前はちょっと口を閉じてろ」
ポセ「パーシーの初めてがあああああああ!!!!この淫獣があああああああ!!!」
アポ「ちょっとだれかおじさんを落ち着かせてよー!!」
へパ「おい、ディオニュソス。なんとか出来ないのか?」
ディオニュ「わしはもう疲れたから何もしたくない……(げっそり」
アフ「愛あるセックスならそこに種別も何も関係ないじゃない?(うっとり」
アレ「そんな事いうけどアフロディテは普通のちんこ以外入れられたくないだろ」
アフ「そうね……せいぜいよくてディルドね。動物のペニスなんて論外だわ」
デメ「……収集が付かなくなってきたけれどどうするの、この事態」
ヘラ「どうしようかしら? 放っておいても良いのでは?」
ゼウ「お前たちはもう少し兄さんの心配をしてやってもいいんじゃないか……?」
ハデ「さすがのゼウスも心配するのか」
ゼウ「仕方がないだろう……下ではすでに大きな地震と津波で人間たちが大混乱してるんだぞ。この地震でわしのお気に入りの中華料理店が潰されてはたまったものではない」
ハデ「わしの仕事がまた増える……(遠い目」
ヘス「ほら、ポセイドン。大丈夫よーパーシーはそんなすぐに身体を求められるような関係なら愛だとは思わないわ、きっと。だからもうしばらくは安心して、ね?」
ポセ「あああ……パーシーの……パーシーの処女はまだ大丈夫なのか……?」
ヘス「大丈夫よ~。よーしよし、いい子ね~落ち着きましょうね~」
ポセ「うっ……うう……姉さん……うう……」
ヘル「ヘスティアがポセイドンの姉で本当によかった……はぁ……(げっそり」
どこまでも自分本位でマイペースな部分がある神々とかね。
下ネタのオンパレードやん……最低やん……^q^
●おまけ2●
パーシーとケイロンの夜の営みを覗いて来たゼウス
ゼウス「パーシーとケイロンの夜の営みを見てきた」
ヘルメス「何してんですかあんた」
ポセイドン「あああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
ヘル「ほら見ろポセイドンが発狂したああアアア!!!!以前落ち着かせるまでにどれだけかかったと思ってんですかこの馬鹿ああああああ!!!」
アポロン「よーしよーし!!おじさん大丈夫だから!!!愛あるセックスだから!!!強姦とかじゃないから安心して!!!パーシー辛い思いはしてないから!!!多分!!!」
ゼウ「ケイロンの馬のアレ♂を下の口に銜えこんで気持ちよさそうに腰を揺らしてたぞ」
ポセ「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヘル「おいやめろ追い打ちやめろ!!!」
ゼウ「なんなら動画撮ってきたから見る?」
ポセ「AAAAAAAAAAAaaaaaaaahhhhhhHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アポ「鬼!!!!鬼畜!!!悪魔!!!!もうやめたげてよぉ!!!!」
ゼウ「ほら、特にこの抜き差しされて突き上げられる度に体が反応してる所とか」
ヘル「えっ……あっ、えっろい……パーシーいつもこんなにいやらしく腰くねらせちゃってるの……?(まじまじ」
ポセ「やめろおおおおおおおおおおおお!!いっそわしを殺せえええええええええええ!!!!!」
アポ「おじさん落ち着いて!!!!お願いだから!!!!あと神だから死ねないから!!!良くて粉末だから!!!」
アレス「……なんなんだこの混沌とした空間は」
ゼウ「アレスか、ちょうどいい所に。これを見てみろ」
アレ「あ? ……は? あっ、これ、えっ、すげぇ入ってるな……えっ、ていうかこの太さのこんな入るのか…やべぇ……まじか……うわ、喘ぎ声えろい……(まじまじ」
ポセ「殺せええええええええええええ死なせてくれええええええええええええええ!!!!!!!!!!」
アポ「アアアアアアアアアアアアア悪化したああああああああ!!!!!誰か助けてええええええええええ!!!!」
ゼウ「ケンタウロスとハーフのセックスの体位は後背位」
ポセ「…………」
アポ「おじさん!!!おじさん!!!!??? い、息してない……し、死んでる……」
まぁPJOの神々が死ぬわけないよねー!^q^
このあとケイロン狩りに行こうとするポセイドンを必死に止める他の面子と楽しんでるアレスと説得するパーシーの姿が見れるんじゃないかな!!!(白目)
以上おまけでした!!
もしここまで読まれた方いたら本っ当に、本っっっっ当に下品な小話をすみませんでした!!!
ありがとうございました!!!