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  • お話メモ 1 シャドウとダーク

    はるか昔に裏垢で多分書いてたメモです。携帯のメモにずっとあるといつか消えちゃうので、整理整頓中。





     その変化は唐突だった。身体の色すら変わってしまった彼に怯え、慄く者も少なくはない。かつての仲間も今では距離を置き、変化してしまった彼がどう動くのか警戒している。
     「お前だけは、俺の視界に居るんだな…」
    射るような眼差しが僕に向けられる。優しい新緑の色だった彼の眼差しとは思えない空気。
     「監視されていると思うんだな」
     お互い警戒は解かずに一定の距離を置く。いつ、どこで、何が作用して、彼が何をするか検討もつかない。
     「監視?は!お笑いだな…監視されてたやつが、今度は監視役にまわるのか…」
     大きすぎる力は恐怖を生む。それがわからない自分ではない。彼も理解しているだろう。
     理由を聞けば、元に戻るのか。それとももう戻る気は無いのか。表情を変えない彼から汲み取る事は困難だ。
     それでも。
     「監視役なら…追いついて来るんだろうな?」
     風よりも早く走り出す彼の影を追う。
     「追いつけないなど論外だ」
     孤独に走る彼に追いつけるのは、唯一、世界中でただ一人。
     黒い影が走る。


     お題:一人にして欲しいと言う人を一人にしてあげられるほど、優しくはない”
     ダーソニとシャドウ

     

    #sonic #shadow #シャドウ #ソニック・ザ・ヘッジホッグ

    popoco_623 Link Message Mute
    2021/07/24 11:56:17

    お話メモ 1 シャドウとダーク

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