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    1998年に正常が崩れ去ってから、28年。かつての異常テクノロジーが世界に普及した今となっては、飛行機で退屈を持て余したことすら懐かしい。忌々しい"現代"特有の交通手段の速さは、訪問者を一瞬で目的地に到着させた。

    現地の天候は曇り、だがこの地に降り立ったことで、気分は晴れやかだ。この先起こることへの高揚感で、落ち着きなく空港の待合室を見回してしまう。今日行われる"あるイベント"のために、私ははるばる日本からやってきていた。同じ目的でやってきた同志たちも多いようで、空港はどこも人、人、人。ここまで同志が集まったのを見ることは初めてで、2019年をきっかけに急激に同志が増えたことを、情報としてではなく、実体験として改めて確かに感じる。ロビーにあるデジタルサイネージで、現地時刻を確認する(日本との時差を考える余裕などなかった)14:30、現地時間午前9時半頃か……さっきまで時計を見ていなかったが、いつの間にそんな時間が経っていたのか……それならそろそろイベント開始かな……などと考えているうちに、集合時間の13時が迫る………………ん?ちょっと待てよ? 集合時間は11時のはずだぞ?? いくら何でも早く着きすぎだろう!!!? そう思いながら慌てて辺りを見回し、誰か時間を勘違いしてたんじゃないかと思い始めるが…………やはり俺が一番乗りらしい……えぇ……どうすんだよ……まだ何も用意できてねえぞ…………仕方がない、少し早いが待ち合わせることなった相手を探すことにしようか…… ------
    ---数分後 うっわめっちゃいる…… 俺はあまり目立たないように柱の陰に隠れていたが、それでも周りからジロリと見られていることが肌で感じられるほどの人数が居たようだ 流石というべきか どうやら皆考えることは同じらしく早めに到着していたみたいである……いやまぁそりゃそうか…… しかし俺はそれよりも気になるここ数日あった出来事を思い出す
    (えっ、ちょっ、)
    後ろから声をかけられるが無視して歩き続けようとして、肩を掴まれた感覚があった後、体が急停止し振り返ることになるのを感じた瞬間には、私は既に床に押し倒されていたのであった――
    ***
    (続く)
    1万文字以内で終わるはずですのでお付き合い下さい……(遠い目
    ―――暗い、何も見えない世界にいた……真っ暗で周りを見ることが出来ない……そんな場所に自分はいた……しかし次第に自分の姿がハッキリ見え始める
    ――何故自分が居る場所が見える様になったんだろか不思議だったが徐々に見える範囲が狭くなる事に恐怖を覚え 自分に向かって声を上げた、その時何かが光ったような眩しく暖かい光に包まれたのを最後に、俺は意識を失った……そして次に目を覚ます
    dzgtHO9zO1U6mPe Link Message Mute
    2022/01/07 22:27:22

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