イラストを魅せる。護る。究極のイラストSNS。

GALLERIA[ギャレリア]は創作活動を支援する豊富な機能を揃えた創作SNSです。

  • 1 / 1
    しおり
    1 / 1
    しおり
    つまりこの青年はそれだけ危険な人物だと言うことだ、ということだ あの"空港テロ事件"の後でもこうして平和的な集会が開かれているのは、この男が"何もしていない"からだ(正確にはしているが認識されていない)そしてそんな彼をこの場に連れてきた主催者側も、それを咎めないどころか推奨していたという事実は記憶に深く根を張っており、今更誰も文句を言う気にはならないというところが大きいだろう―――勿論、不満を持つ者もいるが表立ってはいないだけで だがこの会場には他にも何人か危険人物が紛れ込んでいることを彼女は知っている 今まさに自分の後ろで、"誰かに刺されようとしている"ように、 彼女の背後からナイフを持った男の気配を感じ、彼女は身を硬くし身構えた *
    * * *
    空港の出入り口に向かって早足に歩く女性の姿が見えるがすぐに見えなくなったことに違和感を覚えるものの、「また後で会えますよね!」とのんきに声をかけてきた彼に呆れて返事をする余裕もないためそのまま外に出ようとするが――何かおかしいことに気付き振り返った時にはもう遅かった、 青年は消えていたのだ ◆◆◆
    8年程前に起こった、2038年のロサンゼルス暴動に端を発する世界的な混乱から人類を救おうとしたのが、21世紀初頭に台頭してきた謎の企業だった……というのは周知の通りだろう(ちなみにその騒動の原因を作った人物というのが俺だ)そして、その企業の行動に賛同した若者たちがその活動を支援する団体を結成したのだが、この団体は様々な分野で活動していく中で次第に巨大化し、やがて『反財団運動組織・ACRE』へと変貌していったのだ(この組織はACによって被害を受けた人々を救うことを目的としており、実際に多くのAC犯罪者を釈放したり処刑した実績があるということだ)しかし、『反AC派市民団体』などと違い、こちらは警察当局による捜査を受けていないどころか監視さえされていないらしい(つまり『国家権力の保護なしで活動してるぞ!』と言いたいのであろう)この事実は一部の過激な思想の持ち主たちに問題視され、ついには彼らが中心となって、今回のような大規模な集会が開催されることになったそうだ……まあ、俺はよくわからんのだけどさ、この団体の人たちは何を思ってこんなに頑張っちゃってんのかなー?
    (by
    Slack:@kondo_fightersより抜粋)……とはいえ、2020年現在、世界には数十万人規模の非政府主義者集団が存在していると言われているし、それとは別に、何らかの犯罪を犯すために活動する秘密グループも存在しているとかしないとか(ソースは某掲示板の陰謀論者スレッド)そんな訳で、今、この場で、ACの存在そのものを否定して回れるほど暇ではないのだ(まあ、「お前たちはもう騙されている!騙されるな!」などと言い回ってる人達もいますけどそもそもこのエッセイはその類のものであることは否定しないけれど……)しかし、ACは、今現在存在しているどの団体よりも危険な存在であるのもまた事実なので注意していただきたい!何故なら彼らは、彼らの思想を実現するために人を傷つけることができるからだ!!彼らは平気で人を傷付ける!それがどんな相手であっても!!彼らを止める方法はたった一つ、彼らに武器を与えることだけだ!!
    (出典:【悲報】アメリカで多発する暴動、原因はACという宗教が原因だった・ ゚・(つД| ́)つオワタ
    dzgtHO9zO1U6mPe Link Message Mute
    2022/01/08 7:01:19

    more...
    破綻型患者カルテ
    作者が共有を許可していません Love ステキと思ったらハートを送ろう!ログイン不要です。ログインするとハートをカスタマイズできます。
    200 reply
    転載
    NG
    クレジット非表示
    NG
    商用利用
    NG
    改変
    NG
    ライセンス改変
    NG
    保存閲覧
    NG
    URLの共有
    NG
    模写・トレース
    NG
  • CONNECT この作品とコネクトしている作品