しかし、彼女はその心の暗雲を振り払うために全力を傾けていたのである……!
「ふぁああ~っ!」
きさまら、よく聞けぃーっ!!
「なんじゃ貴様は!?」
俺の名は――
「うおおおっ!!」
「きゃあっ!」ばちいっと音を立てて、きさらの全身が放電したかのように光る!この男、名を名乗れぇえっ!
「ぐおっ……!?我が名は……」
「我は?」
「……くっ……」
「早く言わぬかっ!」
「だ、黙秘権を行使しますっ!」
「なんとっ、卑怯なっ!じゃが、それがどうしたというのだっ!さあ、言えっ!」
「…………」
「言わねばっ、電撃で黒こげにしてやるぞっ!」
「…………」
「むぅうっ、強情な奴めっ!ならば、こうしてくれるっ!」
きさまらっ、よく聞くがいい!
「やめてくださーい!」
俺は、貴様らが望むものを持っているっ!それは、金と権力だっ!
「いらんっ!そんなもんはいらんわいっ!」
「はっはっはっ、そうだろ?なあ、欲しいだろう?」
だが、俺が持っているものはそれだけではないっ!
「……」
貴様らにない物を、俺はたくさん持っているっ!
「だからなんだというのだっ!」
たとえば、俺は貴様らのような女どもには絶対にできないことが、いくらでもできるっ!
「な、なんですって……っ!?」
例えば、俺は貴様らのような女の敵とは違うっ!
「ふざけるなっ!!」
例えば、俺は貴様らのような女の味方なんかじゃないっ!!
「やめてくださいっ!!!」
例えば、俺は貴様らみたいな下等生物共と仲良くするつもりなどないっ!!
「お願いしますっ!!」
例えば、俺は貴様らと馴れ合うつもりはないっ!!
「助けてくださぁいっ!!」
例えば、俺の正義は貴様らの悪を許さないっ!!
「ひぃーっ!?」
例えば、俺の正義は貴様らを見逃さないっ!!
「たすけ……え?」
例えば、俺の正義は貴様らを見過ごすことができないっ!!
「いやあああっ!」
たとえば、俺の正義は貴様らを許すわけにはいかないっ!!
「いやだああああっ!!」
例えば、俺の正義は貴様らを許さないっ!!
「いやだいいいいっ!!」
たとえば、俺の正義は貴様らを許さないっ!!
「いやだあああああああああっ!!!」
たとえば、俺の正義は貴様らを許さないっ