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    🌸桜咲く頃〜桜の樹の下で🌸


    桜咲く頃








    ユーリ城のダイニングキッチン勝手口から城の裏庭に出るとアッシュの小さな家庭菜園がありその先には二棟の宝物庫がある。

    もえが弟と共に暮らしていたアパート程の広さがあるその二棟の宝物庫のうち一棟は比較的新しく平屋でもう一棟はユーリ城と同じくらい古く地上地下二階建てである。

    平屋の方はDeuil結成の折に建てられた物で主にアッシュの調理器具や食器、そして家庭菜園用の農具などが収められている。

    もう一つの古い宝物庫は
    一階部分は物置、地下はスマイルのラボとして使用している…らしい。
    この城にやってきて間もない頃にそれを知った時
    一体何の研究をしているのか?と問いかけたことがある。
    しかし当時の彼はまるでアリスを翻弄するチシャ猫の如く煙に巻いて明確には答えなかった。
    以来再度問いかけたことはないが、以前『若返りの薬』等と言って調合した薬で一部記憶を無くしてひと騒動起こしていることから…何か『薬学研究』的な事をしているのではないだろうかと推測する。





    メルヘン王国北部のこの都市の冬は厳しい。
    日本で言う北国と同等の寒さだ。
    真冬の日中は最高気温でもプラスに転じない日も珍しくない。
    ここへ来たばかりの頃に比べ彼らは随分と心配症に加え過保護になり特に寒い日は仕事以外で外に出ることを渋られていた。
    大切にしてくれている事がよくよく伝わってきて
    嬉しいような恥ずかしいような。
    しかしとにかく慣れなくてくすぐったい。


    近頃、冷たい北風も幾分暖かくなり始め『春』の訪れを感じていた。
    何よりも宝物庫の横にある大木が『桜』である事に気付いてからはここ、メルヘン王国で迎える春をずっと心待ちにしている。




    「立派な樹だな…」


    樹の下に立って幹に手をあてた。
    大きなその桜の木はいつからここに根付いているのか。
    少なくとも20年は経っているのでは無いだろうかと予想する。
    …勿論確証など何もないのだが。
    可愛らしい蕾は日に日に膨らみもうすぐ可憐な薄紅の花を咲かせそうだ。



    「確か、五輪。
    五輪咲いたら…開花宣言。」



    開花間近の蕾は六つある。
    気温が上がれば今日の昼には咲くかもしれない。
    そんな風に期待して頬を緩めたその刹那。



    「カイカセンゲンってナーニ?」



    背後からしっかりとホールドされてそう声をかけられた。
    姿は見えないが…もう初めての時のように驚きはしない。
    回された腕にそっと手を添えて微笑む。

    「わたしの生まれた国ではこの樹…
    『桜』が付ける花がとても特別で。
    みんながあの花の開花を心待ちにしているんです。」
    「へぇ?それはまたナンデ?」
    「あの花が咲くとお花を見ながら
    みんなでわいわい宴会をするんですよ。
    寒い冬が明けてやってくる春を家族や友人、同僚と一緒にお祝いするんです。」
    「あ、もしかして『ハナミ』ってヤツ?」
    「はい、そうです。…ご存知でした?」
    「ウン。
    前に神がネ、みんなでハナミすんぞ!って言い出したことがあってサ。
    ポップンシティが出来て間も無い頃だったカナ。
    …あーそっかー。
    あん時のアレ、あの花だったのかー。」

    透明な彼のその話を聴きながら、容易にその光景が想像出来て。
    楽しそうだなぁと頬が緩んだ。

    「花が五輪開いたら『開花宣言』と言って
    テレビのニュースで桜が咲いたよって教えてくれるんですよ。」
    「…ニュースにするくらい、皆が待ってるってワケかァ…」
    「はい。
    わたしも、桜の花大好き。」


    綺麗で儚くて…切ないお花です…。

    そう呟くと彼も…そっかァ…と呟いて抱き締めた腕に力を込めた。



    「…どうしたんですか?」
    「ん?」
    「…いえ、今朝は随分…」
    「…キミが…消えちゃうかと思って。」
    「え?わたし?」
    「それとご飯ダヨって、アッシュがネ。」
    「あ、ごめんなさい。じゃあ行きましょうか。」
    「ん。」







    朝食後、いつものようにDeuil面々の他愛ない会話を聴きながらもえはふと考え込んでいた。


    桜が咲く頃は家族の思い出が一番多い気がする。


    両親に加え弟も今はもう居ない。
    そんな風に思ってしまうと途端に家族が恋しくなってしまった。
    今朝はそんな想いが零れてしまっていたのかもしれない。





    「………会いに…行こうかな…。」


    「「「誰に…?」」」



    思わず口にしてしまっていた事に気付くと同時に
    その言葉を妖怪達に見事拾われてしまった事にも気付く。

    「あ…え、えっと…!」

    別に悪い事をした訳ではないのだが、彼らの視線がやや鋭い気がする。

    特に、ユーリの。


    彼は家主であると同時に現在は恋人でもある。
    彼はここへ来た時から何かと気にかけてくれて、甘やかしてもくれる。
    恋人関係となってからは尚拍車がかかっており
    それこそ申し訳ないと思うほどだ。

    「…モエ?」

    その彼の美しい視線に捉えられればもう誤魔化しは通用しない気がする。
    「いえ、あの……
    家族に…会いに行こうかな…と。
    お彼岸も過ぎてしまいましたし…」
    「…オ、ヒガン…?」
    「あ、確かお墓参りするんスよね?」
    「はい。」
    「…成程。ふむ。
    それは丁度良い機会だ。
    ご両親にもご挨拶に伺うべきであろうとは考えていたからな。
    アッシュ、スマイル。お前たちも『兄』として支度を。
    姫君のご家族に恥ずかしくないようにな。」
    「了解っス!」
    「ハーイ。」
    「え…?
    一緒に行ってくださる…んですか?」
    「勿論だとも。
    是非ご挨拶とお礼を申し上げたいと思っていた故。」
    「…お…お礼…?」

    一斉に立ち上がり行動に移し始めた三人からやや遅れてもえも支度の為席を立った。







    「こっちは暖かいっスね〜!」


    春うらら。
    暖かなそよ風の悪戯に彼の前髪がふわりと持ち上がる。
    わわ…と慌てて前髪を抑えると風も強いっスねぇと少年のように笑った。
    「お日様あったかーい…眠くなるヨ。」
    「お前はいつもの事だろう?」
    「ユーリと一緒にしないでヨネッ。」


    ぴっしりとフォーマルなスーツに身を包んだ彼らだがその会話は至っていつも通りで呑気だ。
    思わずくすっと笑ってしまう。



    集合墓地の敷地に入り家族の眠る墓へ続く道は静かで誰一人歩いていない。
    しかし微かに漂う線香の香りが墓参りに来たのであろう人の気配を知らせていた。

    もえを先頭にして石畳と砂利の中…目的の場所まで進むが、墓地敷地内に入ってからの彼女は一切無言な上にその表情はやや強ばっていた。




    最後にここを訪れたのは昨年の夏
    弟の命日だ。

    あの時、ポエットが付き添ってくれたが
    精神も肉体もボロボロで…
    兎に角ポエットに余計な負担をかけるまいとそればかり考えていた気がする。
    結局はそれも無駄に終わったのだが。

    あれから八ヶ月しか時が流れていないと言うのに
    自分を取り巻く環境は大きく変わった。

    亡き家族への想いと
    今ある家族への想い。

    色々な事や想いが一気に巡る中
    墓の前に辿り着くと息が詰まり…
    その歩みも完全に止まった。

    「「わわっ…!」」
    キョロキョロと辺りを見ながら進んでいたアッシュとスマイルが驚いた様に声を上げる。

    手にした墓花の花束を握りしめるもえは
    胸の奥を掴まれるような感覚に肩で大きく息をして表情を歪めた。

    「モエ、大丈夫か?」
    「「…姫?」」

    心配そうな面々に大丈夫です…。と静かに返して
    徐に踏み出すと墓石の前にしゃがみ込んだ。



    「……お父さん、お母さん、そら。

    ……ただいま……。」



    いくら自分を取り巻く環境が大きく変わったとて…
    自分の弱さは何一つ変わってなどいなかった。
    ここにこうしているとよく分かる。


    「……あのね……わたしね…
    今、とっても……幸せなの…。

    …だからね……大丈夫、だから…。
    ちゃんと…強く、なるからね…

    …どうか心配しないで…」





    彼女に出会ってからずっと
    小さなその身体で耐える辛苦や孤独を目の当たりにしてきた。
    それは今も尚
    そしてこれから先も
    癒えることなく彼女に降り掛かっていくのだろう。
    例え自分達が彼女に寄り添ったとしても
    埋めることの出来ない辛苦や孤独もある。
    それでも自分達は今ここで、彼女の家族に誓わない訳にはいかない。
    震える小さなその背中を見て各々は強くそう思う。




    肩を震わせて泣いていた彼女は
    自分の手の甲で涙を拭って立ち上がると
    こちらを振り返っていつものように笑った。

    「わたし、手桶にお水持ってくるのを忘れていました。
    取りに行ってきますのでちょっと待っててください。」
    花束と手荷物を置いて踵を返した彼女は足早に目的地へ向かった。
    「あ、姫…」
    「ボクも行くヨっ!」
    兄二人が追いかけようとした所をユーリがそれぞれの腕を掴んで引き止める。
    「「!?」」
    「…少し、独りにさせてやる方が良いだろう。」
    「「……。」」

    ユーリが小さく頼むぞと発すると
    その影から眷属である蝙蝠が二羽飛び出してもえを追いかけた。


    被っていたシルクハットを手にして墓前に片膝をつき頭を垂れ畏まる。


    「…ご挨拶が遅くれてしまって大変申し訳ない。

    あなた方の娘さんは大変心優しく利発で
    我々はいつも彼女に多くを救われている。

    彼女は我々にとって
    そして私個人とって
    なくてはならない存在だ。
    これからも共にあり
    共に歩みたいと思っている。
    彼女に出会わせて頂いたあなた方に
    …心からの感謝を…。

    …ご覧の通り我々は人間では無い。
    しかし彼女が我々に幸福を与えてくれた様に
    我々が彼女を必ずや幸せにすると
    ここに誓う故
    ご両親、弟君共に…どうか
    どうかご安心なされよ…。」


    静かに瞼を伏せてユーリは胸元で手を組んで黙祷を捧げた。
    それに倣って二人も半歩後に膝をつき手を組んで黙祷を捧げたのだった。






    それから程なく手桶を持って戻ってきた彼女と共に改めて墓参りを済ませて墓地を出た後、近くにあった桜の木に囲まれた公園に立寄った。






    ユーリはふわりともえを抱き上げてベンチに座らせるとガラス細工を扱うようにして優しくその頬を両手で包み目元を指先でそっとなぞると至近距離から彼女の瞳を覗き込んだ。

    「あ、あの…
    今日はお付き合い頂いて
    どうもありがとうございました。」
    「否。共にさせて頂いて良かったと思っている。
    ご家族にご挨拶と宣誓を述べてくる事が出来たからな。」
    「…宣、誓…?」
    「ああ。
    …そう遠くない未来…
    その時が来たらまたご挨拶に伺う、とな。」



    彼女は今日、左手の薬指に指輪を鎮めている。
    それは出発前、自分が彼女の左手に半ば無理やり填めたからだ。
    その左手を取ってそこに唇を落とした。
    眩しそうに彼女を見つめたユーリは幸せそうに微笑んで彼女を抱き締めた。


    「…もう、涙は収まったか?」
    「…は…はい……すみませんでした…」
    「否。謝る必要はない。
    だが…我々の前で無理をするのは頂けないな。」

    無理をしただろう?と囁けば彼女は素直に小さく頷いた。

    「……その…恥ずかしかった…ものですから…」
    「恥ずかしがる必要はなかろうに。
    我慢が過ぎるのは良くないぞ。」
    「…はい…気をつけます…。」

    よろしい。とユーリはもえの背を慈しみ撫でる。

    「姫、体調はどうですか?」
    「疲れてないカナ?」

    ユーリの後ろから二人が穏やかに微笑んでそう問いかけた。

    二人の手が頭を撫でる。
    いつものように甘やかされてもえは表情を綻ばせる。

    「大丈夫です。
    ……アッシュお兄ちゃんも
    スマイルお兄ちゃんも…
    …だいすき…」

    思わず零れたであろうその本音に二人は例に漏れずメロメロである。

    「「とっ……………尊いっ!!!!!」」

    兄二人が分かり易く噛み締めている中ユーリはやや不機嫌そうだ。

    「モエ、私は?」

    大人気なくもそう催促して再び頬を包むようにして自分の方を向かせた。

    「ユーリさんは……えっと…
    …あ………
    …愛して、います……」

    恋する乙女の顔ではにかむ彼女に
    思い切り不意打ちを食らったユーリは
    不覚にもその顔を赤らめている。

    「…わ、めっずらしい…
    ユーリが赤くなってるっス…!」
    「ヤダー!
    リーダーめっちゃ照れてるゥ…!」
    「今夜は赤飯炊きますかね。」
    「イイネ、ソレ。」
    「……お前達、喧しいぞ…!!!」
    「ふ…ふふふ…っ」






    暖かな春のそよ風に
    ひらひらと舞って来る薄紅の花弁は
    まるで彼らの幸せを
    大いに祝福してくれているようであった…








    桜の樹の下で









    「お疲れ様です。
    一先ずこれであらかた終了ですね。」






    リビングテーブルの上に散らばった書類をかき集めたアッシュが束にしたそれをトントンと揃えて零した。
    それを合図としたようにスマイルが大きな溜息を吐き出してだらしなくソファーにもたれる。

    「…やっと終わったァ…」


    神とミミ、ニャミによる膨大な企画書は確認するだけで一苦労だった。


    「…これは彼奴の嫌がらせなのではあるまいな…」


    正直そう取ってもおかしくない程の量にアッシュも苦笑する。


    「いや、だけどこれ…書類作るのも大変そうっスよ。
    嫌がらせにしちゃ手がこみすぎでしょう。」
    「イヤイヤ、わっかんないヨ?
    だって神だもん。
    あの二人も連名だしサ。」

    やり兼ねないヨネ~とスマイルが零す。
    余程信頼がないのかと思ってしまう言い草にアッシュはもう笑うしかない。
    とは言え…これは今年の結成日イベントの企画書。
    確かに気が早すぎると言えば早すぎる。
    と、アッシュにも疑念が湧いてしまいそうになりイヤイヤ!!と思い直した。


    「と、とりあえず!
    オレ、後で届けて来ますね。」


    アッシュの言葉に二人はそれぞれ
    『宜しく頼む』
    『ヨロシク~』
    と答えた。



    「……ところで、モエの姿が見当たら無いようだが…何処か?」
    「あ、そう言えば…
    10分くらい前から見えないっスね…」

    どこ行ったんだろ…?とアッシュはダイニングの方を覗くが気配も物音もない。


    「………。」


    スマイルはソファーに背を預けたまま天井を見つめていたが『ア~~…』と声を漏らした。


    「如何した?」
    「イヤ…もしかして、だけどサ」
    「何か知ってるんスか?」


    二人の視線を受けてスマイルは顔を上げる。


    「……あそこ、かもネ…」
    「「…あそこ…?」」








    スマイルが語った場所は城の裏庭にある宝物庫傍の桜の大樹だった。




    ユーリはダイニングの裏口から出て目的地に向かう。
    日差しは暖かいが時折吹く風はまだまだ冷たい。



    『コレ、持ってってください!
    あと、身体が冷え切る前に連れ戻ってくださいよ!?
    風邪でも引いたらまた辛い思いすることになりますからね!!』

    …と強く念を押され、大判のブランケットを持たされた。




    先週、もえと共に彼女の家族の墓参りに出向いた日の朝の事。
    スマイルは宝物庫傍の大樹前に佇む彼女を見たと言う。



    『…ボク、あの花は苦手カモ。』


    スマイルにしては珍しいその一言にアッシュも自分も何事かと目を見張ってしまった。
    そんな自分達を前に彼は『何サ』と拗ねた子供のような顔をしたが、バツが悪そうに視線を外してまた呟くように語った。


    『……だってサ…
    攫われちゃいそうだったんだもん。
    あの花が咲いて、そして散る時…
    姫も一緒に連れてっちゃうんじゃないかって。


    …寂しそうな目であの花を観てた。
    だから、余計にサ…。』


    珍しく不安を隠したり誤魔化そうともせずに彼はそう語った。





    そして次の瞬間自分自身もその言葉の真意を実感することになる。







    快晴の空に映えた薄紅の花はやや冷たい春風に揺られる度にはらりはらりと涙のような花弁を零していた。
    それをスマイルの言うように寂しげな視線でじっと見つめる彼女の姿はまるでその花の様に儚く見える。
    息をつくことも忘れるほどに…。


    風に揺れる柔らかな髪が、陽の光を浴びて透けてしまうかのように輝く。






    ー確かに消えてしまいそうだー


    そんな風に過ぎった。








    墓参りの際にも桜の樹に囲まれた公園に立ち寄った。
    あちらは既に満開で風が吹く度に花弁が舞い散り
    彼女は見入っていたがやはりどこか寂し気な視線を携えていた事が記憶にある。




    「……モエ。」


    その後ろ姿に声をかければ彼女がこちらを振り返る。
    そして自分の姿を捉えるといつもの愛らしい笑顔を湛えた。


    アッシュから預かったブランケットを広げて背後から抱き込むようにして包むと彼女は『どうしたんですか?』と問う。


    「姿が見えぬのでな…探しに来たのだ。」


    抱きしめた腕に力を込めて首筋に顔を寄せると彼女はやや困惑した様子を見せる。


    「ゆ…ユーリさん…?あの…」


    頬だけでなく耳まで赤らんで大変愛らしい。






    「いや。…スマイルの話に感化された様だ。」



    きょとんとする彼女をひょいと抱き上げて
    『何でもない。』とはぐらかした。













    月瀬 櫻姫 Link Message Mute
    2023/08/30 5:54:01

    🌸桜咲く頃〜桜の樹の下で🌸

    抜粋第六弾
    #ポップン
    #もえ(ポップン)
    #Deuil
    ##ユリもえ

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