Log14-1「あとね、ユクシルの『大丈夫』ってちょっと信用できないんだよ」
「なぜ」
「だっていっつも、平気だ平気だ言うだろ。適当に言ってるみたい」
「嘘はついていない」
「うん、それはわかってるんだけどー」
「……詫びに何かあたたかい食事をおごる。それで、許してほしい」
「食べ物で釣ろうとしたってムダだよ」
「そうなのか。なら俺ひとりで食べに行く」
「何を?」
「豆たっぷりスープ」
「えっだめジブンも行く!」
「釣られないのだろう」
「あ、そういうこと言うんだ? 怒っちゃうよ」
「では、やはり行かないのだな」
「……嘘ウソ、一緒に行こ? ね?」
「……」
「……」
「わかった」
「! やった、ゆっくんの奢り!」
「豆でつれた」
「もう、そういうこと言わないでよー」
(SS舞台上の~にて口約束を交わした後の、ユクシルとセスタのやりとり)
蟹。海のそれを食すとなると、もう面倒極まりない。
憎きはとろける身を包む、堅い殻。
まず剥けない。満足に包丁さえ通らない。脚ならばやっとの思いで関節を折り引っこ抜けど、手が汚れるだけ。仕方なく中身だけほじり出そうとすれば、口に運べるのはずたずたの肉片のみ。
最早殺意を抱く。食卓に並ぶ時点で既に死んでいるのだが、ともかく万死に値すると思うのである。
(ぶきっちょセスタの独り言)
闇を抱えることは望まれぬ。
深更は逢魔が時。黎明は希望。
「それでも何故、世界を愛するんだ?」
「何故だったろうな」
枝の先からぷくりと顔出した新芽。指でなぞれば、白く柔らなうぶ毛の感触が楽しい。春の訪れたるあかし。それを闇は、無情にも捻り取ったのだった。
――衣を纏わせ油に揚げるか、優しく湯がくか。何にせよ美味な御馳走になるであろうと、ほんのわずか目元を緩ませながら。
(ファンタジータラノメ的な)
#リプで指定されたうちの子に好きな体位について答えて貰う
ウ「は?何言ってry(事情説明)……あるわけねえだろ。……でもただ、顔は見えたほうがいいんじゃねえのか。それと……まあ、相手が無理してねえなら、膝の上に座られるってのも悪くないかもな」
セ「つまり対面座位が好きってことでしょ」
ウ「言うなそして黙れ」
セ「普通に言いなよ童て……あっ、つまり理想上の『好き』なんだ? それともやらせたいっていう具体的願望が既にあるの? うわぁ引くわー」
ウ「だああああそれ以上喋るな!!!」
ユ「成程」
ウ「納得するなってか出てくるな」
ユ「俺は、寝かせて正面から抱きしめるのが好きだ」
ウ「訊いてねえよ!!」
ユ「因みにゆったり「何が悲しくて友人の床事情その好みを聞かなきゃならねえんだ」
(ツイッターより)