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  • うららか散歩春らんまん🌸

    あたたかく過ごしやすい気候になり、
    街行く少女の後ろ姿は、こころウキウキ軽やか。



    #スケッチ風
    #少女
    #サロペット
    松橋まいのまいの
  • 2宿題からの宿題夏休みも明け、二学期がはじまった。

    開始早々、読書感想文の宿題が出た。

    ま、本来は夏休みの宿題なのだか、書けなかったので、「次の国語の授業までに提出すること」となっただけ。


    あたしは、読書感想文がニガテだ。

    本を読むのはキライじゃないけど、その感想なんて「面白かった」か「つまらなかった」ぐらいしかなく、原稿用紙が埋まらない。

    友だちのフミエちゃんは、「あらすじを写せばいいんだよ」とアドバイスしてくれたけど、それでは感想文ではなく、単なるストーリー紹介だ。


    生あたたかい風吹くなか図書館へ向かうと、“コロナのため閉館”してた。

    仕方なくあたしは踵を返し、帰宅することに。


    帰り道、遠くを見つめながら、考える。

    読む本は、弟の絵本『らいおんおかあさん』でいいか……。


    〈解説〉
    子どもの頃、あたし自身も、読書感想文はニガテでした😅。

    「原稿用紙1枚の感想もないよぉ~」と、毎年の夏休みになげいていた記憶があります。

    今回の絵は、3千円のペンで描いてみました。
    いつも使ってる百均タッチペンと違い、ペン先がシャープで、描きやすいです😊!

    #夏休み
    #読書感想文
    #少女
    #動物
    松橋まいのまいの
  • アンコール前ラムネをゴクリっ!

    ああ~、炭酸爽快。

    #アイドル
    #少女
    #ラムネ
    #炭酸
    #奇抜な衣装
    松橋まいのまいの
  • 乗りたい背中パープリン、今日はなにして遊ぼっか?

    #少女
    #怪物
    #幸せモード
    松橋まいのまいの
  • 格上と格下わたしの元気の源は、黄色いブタです。

    黄色いブタがそばにいてくれれば、あたしは、元気もりもり。

    ハッキリとした記憶はないのですが、黄色いブタは、わたしが生まれる前から我が家にいたそうです。

    ポジション的には、黄色いブタはペットなんです。

    でも、黄色いブタは、あたしのことを格下に見下しているようでした。

    また黄色いブタは、毎朝、あたしを起こしてくれます。

    朝6時半になると、前足であたしの顔を強めにガリガリ。
    生あたたかい鼻息も、フガフガしてきます。

    あと黄色いブタは、好きキライなく、なんでもよく食べます。

    なので、あたしのニガテなナスやピーマンを、食べてもらっちゃってます。もちろん、お母さんには、ナイショで(笑)。

    散歩の途中、先を行く黄色いブタがふり返り「もう少し早く歩けよ」と、あたしを急かします。

    フフフ。あたしはゆっくりと歩み、黄色いブタを後ろから観察するのが趣味なの。

    とにかく、黄色いブタを見ているだけで、あたしは、元気が出ます。


    〈解説〉
    不思議と、そばにいるだけで元気になれる存在がいたりします。
    このお話では黄色いブタですが、例えば友人だったり恋人であったり、家族だったり。

    あたしの場合、元気の源といえば……
    ①音楽
    ②サッカー
    ③ご飯がススムキムチ
    です😄

    みなさんの元気の源は、なんですか?

    #黄色
    #ブタ
    #動物
    #かわいい
    #少女
    #元気
    #源
    #ナス
    #ピーマン
    #趣味
    松橋まいのまいの
  • 行ってきます珍しく、寝坊をしてしまった。

    カバンには、パック牛乳とコッペパン。

    朝食は、目的地で食べよう。

    空腹だけど、胸をはって元気に歩く。

    でもやっぱり、おなかが「ぐぅ~」と鳴る。

    スレ違ったワニさんに、聞かれちゃったかな(照)。


    まぁ、いいや。
    今日も、前を向いて歩いて行こう!

    #少女
    #ワニ
    #元気
    #歩き
    松橋まいのまいの
  • きのうのお話きのうね、ジャッキー・チェンの『木人拳』見たんだ。

    そうしたら、木登りしたくなっちゃった。

    高いところは、怖くないよ。

    頬にあたる風は心地いいし、眺めもステキ。

    なにより、こうしてオオキさんとお話ができることが、楽しいんだもん。

    でね、『木人拳』のラストなんだけどぉ~、衝撃のどんでん返しがあるの。

    あ、それは、まだ見てないオオキさんに言っちゃダメか。

    あははは(笑)


    〈解説〉
    ドット絵は、64マス×64マスで描きました。
    凝りだすと、ここにもあそこにもと点を打ちたくなるのですが、この辺で落ちつきました。
    モザイクアートっぽくならないように、なるべく色数をおさえたつもりです。

    ドット絵といえばむかし、方眼紙へ『ゼビウス』のソルバルウや『マッピー』の二ャームコとか、ナムコのゲームキャラクターを描いてたなぁと、思い出しました。
    まぁ、すぐに飽きてしまいましたが……😅。

    ジャッキー・チェンの『木人拳』は、本当にラスト、驚きの展開があります。
    ジャッキーのカンフー映画はどれも名作揃いですので、オススメします!


    #ドット絵
    #少女
    #樹木
    #ジャッキー・チェン
    #木人拳
    #衝撃
    #ラスト
    #ファンタジー
    松橋まいのまいの
  • しゃかりきコロンブス久しぶりに、銀河横丁で村長に出会った。

    村長は子どもにやさしく、ジャンケンに勝つとあめ玉をくれる。

    今日の村長は両手ともグーなので、ラッキーだ。

    日によっては、左手がパーで右手がチョキとか、腕パーツが変わるから勝率が半減してしまう。

    今回のあたしはパーを出し、難なく勝つ。

    もらえるあめ玉はその時によって違い、本日はミルク味のソフトキャンディだった。

    歯にくっ付くけど、まろやかな甘さで美味しい。


    銀河横丁は、“銀河のように果てしなく発展するように”、と願い込められ命名された。

    現実的には、商店の8割はシャッターを閉めている。

    はっきり言ってさびれた横丁。

    でも、あたしはこの銀河横丁が好きだ。


    あめ玉を食べ終えた頃、町内放送のスピーカーから「午後5時」を伝える光GENJIの『パラダイス銀河』が流れはじめた。

    そろそろ、帰宅しなければ。

    ふり返ると、村長がグーのままの手で、「バイバイ」をしてくれた。

    〈解説〉
    あたしが子どもの頃、近所に、お菓子をくれるお医者さんがいました。
    基本、診察を受けた子がもらえるのですが、受診しなくても医院を訪れると、お菓子をくれました。
    子ども好きで、やさしい眼差しのおじいちゃん先生、という記憶が残っています。

    あと、母の実家のそばに、いわゆるシャッター街のような、さびれた商店横丁があります。
    “下町情緒漂う”と言えば言葉キレイですが、賑わいない寂しい感じです。
    それでも、来店客を見たことがないふとん屋さんや時計店が、潰れず生き残ってるから不思議。

    #銀河
    #横丁
    #村長
    #少女
    #ジャンケン
    #あめ玉
    #ミルク
    #シャッター
    #光GENJI
    #パラダイス
    #バイバイ
    松橋まいのまいの
  • チェストパスコンビニ帰り、「ヤーコ、バスケやろうぜ!」、と不意に呼び止められた。

    ふり向くと、公園隅の空きスペースに、クラスメイトの片山くんが、ボールを小脇に抱え立っていた。

    そして、あたしが「バスケやる」とも言ってないのに、シュっとパスが飛んできた。

    実はあたし、目の前にいる片山くんに片想い中。

    そんなことを悟られないように、できるだけ平然と「ケガ治ったの?」と聞きながら、あたしはパスを彼へ返す。

    片山くんは、半年前の冬の大会で、アキレス腱を切ってしまっていたのだ。

    すると片山くんは「おう、この通り」と明るくこたえ、そのままドリブルをはじめると、古ぼけたバスケットゴールへ華麗にシュートを決めて見せた。


    シュっと、また、あたしの胸元へ正確にパスされる。

    「コロナのせいで夏の大会、中止になっちゃったね」と、間が空くのが怖くて、聞いてはいけないことを、つい聞いてしまった。

    でも片山くん本人は、「大会がなくなったって、バスケ自体がなくなるわけじゃないし。オレには、バスケしかないし。バスケやりたきゃ、いつだって、こうしてお前とできるわけだし」と、いたって前向きだ。

    「ヤーコは、何か好きなことねぇの?」と、これまた不意な質問が、ボールとともに飛んで来る。

    あたしは不格好なドリブルでボールをつき、顔が赤くなるのをごまかした。

    「あたしの好きなことはアニメくらいしかないけど……、“好きなひとは、片山くんあなた”です」と素直に言えたら、どんなにいいだろう。

    もちろん、そんな大それた発言はできず、あたしはドリブルからそのままシュートを狙う。

    シュートしたボールは、ゴールとはあさってのほうへ飛んで行った。

    「ヘタっぴ!」と、片山くんが笑う。

    つられて、あたしも笑う。

    あーもう、ヤバい……。

    ますますあたしは、片山くんのことが、好きになってしまうじゃないか。

    〈解説〉
    自分で書いていて、顔から火が出そうです。
    でも、こういう甘酸っぱくもどかしいシチュエーション、いいと思いません?

    あたし自身も、体を動かすのが大好きです。
    学生時代はバスケットやバドミントン、バレーボール、テニスなどの部活動にて、汗を流していました。
    なので、不可抗力により大会が中止となるのは、残念でなりません。
    新種ウイルスの、終息を願うばかりです。

    イラストは、片山くんに苦戦しました。
    デジタルで描くと、下描き通りに描けない。
    仕方なく、夕飯の後、開きなおって下描きを無視して描き直したら、なんとなく納得できる絵になりました。
    背景の輪郭線も消したら、雰囲気が良くなりました。
    偶然でした(;^∀^)。

    #少年
    #少女
    #恋
    #片想い
    #バスケット
    #パス
    #部活
    #大会
    #笑顔
    松橋まいのまいの
  • 使い道おにぎりの海苔、パリパリのほうが好き。

    中身は、シーチキンマヨ。

    最近の昼食は、ずっとこれ。

    介護職のママは毎日休みなく、忙しい。

    思い出すなぁ……。

    あたしが幼稚園の頃、ママは、『忍者ハットリくん』のキャラ弁作ってくれたっけ。


    政府から、ひとり10万円支給されるって本当かな?

    もらったら、新しいGペンを買おうと考えてたんだけど、やめた。

    時期的に少し遅れちゃうけど、やっぱカーネーションだな。

    10万円分のお花。

    “『忍者ハットリくん』のキャラ弁、おいしかったよ”って、メッセージを添えて。


    #母の日
    #カーネーション
    #お花
    #少女
    #おにぎり
    #シーチキンマヨ
    #10万円
    #プレゼント
    #水彩画
    松橋まいのまいの
  • 破滅のたまご少女は、生まれながらに天才だった。

    その頭脳は、スーパーコンピューターをもしのぐ超越した頭脳だった。

    そんな少女がありとあらゆる計算式を用いり、とある結論を導きだした。

    それは、“この世は、存在する価値に値しない”という、前代未聞な話し。

    そこで少女は、『破滅のたまご』を作った。

    『破滅のたまご』とは、読んで字の如く、世界を破滅へと導く恐ろしい爆弾である。


    この展開に、人々は異論を唱えないのだろうか。

    いや、もちろん反対する者もいたが、少女の論理立てたわかりやすい説得により、説き伏せてしまったのだ。


    そして今日、時は来た。

    起爆スイッチは、少女の奥歯にセットされている。

    少女が奥歯をグッと噛み合わせた時、この世は一瞬で消滅する。


    この世がキレイさっぱりなくなった後には、何が残るのだろう?

    それは、天才的な頭脳を持つ少女にも、わからなかった……。


    〈解説〉
    自分の描いた古い絵を、修正してみました。

    80年代ヒットソングを聞きながら、修正しました。

    80年代は、名曲揃いです。

    ちょっと、“メランコリーな気分”になってしまいました。

    にしても自ら描いた絵も、時間を置いてみると、客観的に見れます。

    どこが良くてどこが悪いのか、どんなふうに直せば良くなるのか、わかります。

    自分の絵を後日描き直す作業は、絵の勉強にもなると思います。


    #古い絵
    #少女
    #宇宙
    #80年代
    #破滅
    #たまご
    #天才
    松橋まいのまいの
  • 疾風ばびゅーん!ばびゅーん!

    あたし、走るの大好きー。

    100m 10秒で走れるよ。

    うっそ、ばびゅーん(笑)

    #GIFアニメ
    #少女
    #走る
    #記録
    #ばびゅーん!
    #笑顔
    松橋まいのまいの
  • 二重跳びたガール〈解説〉
    12歳くらいの女の子です。

    あたしの近所の子で、夕刻、いつも、縄跳び二重跳びの練習をしています。

    しかし練習中の彼女が跳べるのは、せいぜい2、3回。

    そこで、跳びかたをアドバイスしてあげたいのですが、知らない子でもあるので、そこまで積極的になれません。

    だから、少女が跳ぶ姿を見るたび「がんばれ!」と、心の中で応援しています。

    #少女
    #女の子
    #縄跳び
    #二重
    #近所
    #夕刻
    #練習
    #アドバイス
    #心
    #がんばれ!
    松橋まいのまいの
  • ミニペンギンあたしの飼っているペンギンは、とても小さい。

    パパは、「ミニブタなんかも、小さいのは赤ちゃんの時だけ。成長すると、“ミニ”とは呼べなくなるほど大きくなるんだよ」、と言っていた。

    でも、あたしのペンギンは、おとなになっても手のひらサイズ。

    エサには、シラスを食べる。

    ひょこひょこと動く生きたシラスを、丸飲みしちゃうの。

    「きゃははっ」
    手のひらが、くすぐったい。


    #鉛筆画
    #少女
    #ペンギン
    #小さい
    #パパ
    #赤ちゃん
    #ミニ
    #ブタ
    #かわいい
    #ペット
    松橋まいのまいの
  • ウソ笑顔イヌの名前は、ロンといいます。

    あたしの習っている器械体操の技・ロンダートから付けました。

    ロンは、名前を呼ぶとすぐに駆け寄ってきます。

    そして、ちぎれんばかりにシッポを振り、あたしの顔をなめてきます。

    そんな人懐っこく、とてもかわいいロンですが、もうじき返さなくてはなりません。

    実はロンはレンタル犬で、借り物です。

    休校になり、ひとりでのお留守番はさびしいだろうと心配した親が、業者からレンタルしてくれたのです。

    もちろん、せっかく仲良くなれたのに返すなんてイヤでしたが、「借りるのは、期日まで」というお約束でした。


    連休最終日、ロンを返却する前に、「家族でロンとお散歩に出掛けよう」ということになりました。

    ここであたしは、とびっきりの笑顔を作ります。

    それが、あたしの作戦です。


    レンタル犬には、“買い取りシステム”があります。

    買い取ってもらえば、返さなくてもいいのです。

    イヌと楽しそうに遊び、よろこぶ娘の姿を見た親は、きっと買い取りに踏み切ってくれるだろう、そんな思惑でした。


    パパが、スマホのレンズを向けます。

    そのたび、あたしは、笑顔を作ります。

    これからも、ロンといっしょに暮らしていけるように。


    〈解説〉
    とても、返せません。
    2週間もいっしょに暮らせば、そりゃ情もわくってもんです。
    レンタル業者も、その辺は“織り込み済み”のサービスなんじゃないかと、勘ぐってしまいます。

    ここで重要なのはやはり親の対応で、娘の笑顔に騙されてはいけません。
    幼い我が子であっても、女は女優なのです。
    買い取ってもらうためなら、手段を選ばないのですから。

    そもそも親は、娘の飽きっぽい性格を熟知しているはずです。
    はじめこそ熱心にイヌを世話する娘もそのうちに飽きて、最終的には、親がかわりに面倒をみなくてはならなくなったりします。

    ああ恨むべきは、新種のウイルスかな(^-^)

    #少女
    #イヌ
    #レンタル
    #休校
    #コロナ
    #ロンダート
    #体操
    #かわいい
    #作戦
    #女優
    松橋まいのまいの
  • 花オバケ夕方、塾帰りのあたしを、家の前で花オバケが待っていた。

    久しぶりに会った花オバケは、でかくなっていた。

    会いに来てくれたのはうれしいけど、誰かに見られたらマズイ。

    とくにママが見たら、気絶してしまうかも知れない。

    なにせ、相手は花のオバケである。

    とにかく急いで、どこかに隠さなくては。

    「とりあえず、ここへ」と、あたしは背負いリュックを差し出した。

    しかし大きく成長した花オバケが入るには、リュックではサイズがたりない。

    そうだ、思いきって庭に植えよう。

    そこで花のフリをしていれば、なんとかゴマかせる。

    その上、花オバケの花の良い香りが、庭いっぱいにひろがるし。

    春には、花オバケの頭部から、蜜も採れるし。


    #えんぴつ画
    #花
    #オバケ
    #少女
    #親友
    #蜜
    #香り
    #不思議
    松橋まいのまいの
  • りあるRPG部「『りあるRPG部』創部以来、ラスボスまで来れたのは、おまえだけだぞ」と、毛むくじゃらの顧問の先生から褒められた。

    いやいや、褒められても、ぜんっぜん嬉しくない!

    それどころか、最終ボスまで来たことを、後悔さえしている。


    最後の敵は、あたしの想像をはるかに越えていた。

    例えるなら、ワニ顔のティラノザウルスだ。

    恐竜図鑑の、ティラノそのもの以外の何者でもない。

    はたしてヤツに、この細腕女子の極細剣で、太刀打ちできるのだろうか?


    一応、何かあった時には『ギブアップたまご』を、毛むくじゃらの顧問の先生が投げる救済措置はある。

    しかし、何かあってからでは遅い。

    そもそも、剣で切ったら、血が出るじゃん。

    ドラゴンの血が何色か知らないけど、あたしは血を見るのが苦手。

    見たら、失神してしまう。

    そんなあたしは高校卒業後、この春から看護大へと進学する。

    血ぃ見たら失神するのに、だ。


    「さぁ、そろそろ覚悟を決めて行こうか」と、毛むくじゃらの顧問の先生が、あたしを促す。

    わ、わ、わかってるから、押さないで先生。

    目の前のコイツを倒せば、見事エンディング。

    そして、晴れて高校卒業なのだ。


    と言っている間に、ウチらに気づいたドラゴンが、火、吹いてますけど……。

    やっぱ退治は、限りなくムリっぽいなぁ。

    毛むくじゃらの顧問の先生、ヤバそうな時は、『ギブアップたまご』を、“早めに”お願いします。

    〈解説〉
    今回は、もしもリアルにモンスターと戦う部活動があったら? 的なおはなしです。

    このお話の彼女も、入部当初はお弁当なんかを持ち寄り、ピクニック気分で部員仲間とスライムを倒し、レベルアップにつとめる日々が、楽しかったことでしょう。

    しかし、相手も徐々に強くなり、生キズたえない部員がひとりまたひとりと退部していき……、そして最終的には彼女だけが残ります。

    まあ、そんな部活、現実にはありません。

    おはなしは、イラストが完成してから考えます。

    なので、絵を描いている時は、なんで女の子が剣を構えているのかや、後ろの毛むくじゃらは何者かとかは、全く頭にありません。

    毛むくじゃらの持っている赤いたまご形も、『ギブアップたまご』と後に出た発想で、なんとなく絵と文章の辻褄が合ってくれると、うれしい気分になります(^-^)

    #女子高生
    #少女
    #RPG
    #部活
    #剣
    #ドラゴン
    #毛むくじゃら
    #顧問
    #血
    #たまご
    松橋まいのまいの
  • 待つ少女夜型人間は、髪の毛が伸びるのが早い、という話を聞いたことがある。

    その伸びた襟足から、お風呂上がりで湯冷めしてしまった。

    幸い、インフルエンザではなかったけど、38度台の熱が下がらず、体がダルい。


    夜ふかしは、中学受験の受験勉強のため。

    中学受験は、「高校へ、エスカレーター式に上がれる」とお母さんが決めた。

    自分の意思とは関係なく、あたしはお母さんに従う。

    言う通りにしていれば、お母さんは機嫌がいい。


    受験当日、受けた試験問題は、拍子抜けするほど簡単だった。

    これなら、塾に通ったり、睡眠時間を削ってまで勉強する必要もなかったのに、と思った。

    そして合格通知は、翌日ネットで確認できた。


    合格は、素直に嬉しかった。

    だけど、学区内の中学校へ進学する小学校時代の友達と別れるのは、やっぱりさびしい。

    中学からは、女子トイレでクラスメイトの陰口をたたくSちゃんと、話をあわせなければならない苦痛がなくなるのは何よりだけど、親友のトモミちゃんと会えなくなるのは、悲し過ぎる。


    お母さんが会計を済ませるのを、待つ。

    診察時間は5分くらいだったのに、待ち時間がやたらと長い。


    会計を済ませ、薬局で薬を受け取り、その足でスーパーへ買い物へ立ち寄った。

    スーパーの催事コーナーでは、バレンタイン企画のチョコレートが、うず高く陳列されていた。

    そこで、思い出す。

    やはり学区内の中学へ通うことになるトオルくんとは、学校が別々になってしまうことを。

    だから、今回が“ラストチャンス”だ。

    この機会を逃したら、もうトオルくんへあたしの想いを伝えるすべが、絶たれてしまう。


    ああ神さま、あたしに少しばかりの勇気を下さい。

    そんなことを、頭のなかで繰り返し考えていたら、自分で顔が赤くなるのがわかった。

    案の定、買い物帰りのお母さんは、あたしの顔を見るなり、「まだ、熱下がってないみたいね」と、心配していた。


    〈解説〉
    “進路”というのは、なかなかに悩ましいものです。

    明確な目標や夢があるでもなし、ましてや、本人はまだ十代前半。

    結局、親の言う通りに従うケースも多いかと思います。

    だいだい親は、我が子の友人関係や恋愛事情には疎い。

    それで子どもが、どれほど悲しい思いをしていることか……。


    バレンタインは、年に1度の『ドキドキイベント』です。

    今話に登場する女の子も、このラストチャンスを逃したら、後がありません。

    うまく行くといいな、と願わずにはいられないのですが、さてはて。


    イラストは、ブログ用に描いたえんぴつ画です。

    掲載前に、デジタルで少し修正を施しました。

    慣れたえんぴつで描いた方が、自分の持ち味が色濃く出せるような気がします。

    描いた場面は、病院の待合室にて、会計をする母親を待つシーン。

    本文にも書いてある通り、病院は待ち時間が長く、診察はあっという間(;^∀^)

    #少女
    #インフルエンザ
    #中学
    #受験
    #進路
    #お母さん
    #友だち
    #バレンタイン
    #恋
    松橋まいのまいの
  • のび~る昼食お正月の不思議その3。

    おもちは、必ず、あまる。

    でもってしばらくは、昼食におもちがつづく。

    これに飽きると思いきや、意外とそうでもない。

    むしろ、焼いたおもちにのりを巻き、砂糖しょうゆをつけるだけのシンプルな食べ方が美味い!

    ただしその後、体重計に乗る勇気、覚悟が必要だったりする(笑)

    #GIFアニメ
    #おもち
    #のびる
    #少女
    #食事
    #シンプル
    #砂糖しょうゆ
    松橋まいのまいの
  • 待ってぇ~3歳になる愛娘の走り。

    本当はここまで軽快ではなく、もう少しベタベタっとした感じに走る(笑)

    あまり、腕を振らないのも特徴。

    動くたび、揺れるツインテールとひるがえるスカートが、かわいいポイント!

    落ち着きなく、すぐ勝手に走り出す(苦笑)

    #GIFアニメ
    #少女
    #走り
    #娘
    #後ろ姿
    #かわいい
    #ツインテール
    #スカート
    松橋まいのまいの
  • 二学期けっしてあたしは、運動神経が悪いほうじゃない。

    なわ跳びの二重飛びだって調子が良ければ10回は飛べるし、足だってクラスの女子のなかでは7番目に早い。

    でも、通知表には毎回「空を飛べるようにがんばりましょう」、と書いてある。

    だから二学期は、お空を飛ぶのを人一倍がんばった。

    その証拠に、夏休み、田舎のおばあちゃんの家までひとりで飛んで行くチャレンジもした。


    飛んでいる時は、なにも考えずボーッとしてる。

    あ、でも時々、フランスパンのような遠くの雲を眺めながら、好きな子のことを考えてしまう。

    ずっと、片想い。

    幼稚園の頃から、片想い。

    うまく飛べるようになったら、その子に告白しちゃおうかな、なんてね(照)。


    あたしの将来の夢は、ケーキ屋さんかお花屋さん。

    飛べなくてもできそうだけど、お空を飛ぶことをがんばりたい。

    ここまで、がんばってるんだもん。

    二学期の通知表、ちょっぴり楽しみだなぁ。


    〈解説〉
    自身のブログ(現在は閉鎖)に描いたアナログイラストです。

    ストーリーは、新作てす。

    通知表に書かれている先生の言葉って、意外と気になったりします。

    そこが子どもの素直なところなのですが、なにかをがんばるキッカケになったのも確か。

    学期末、通知表を受けとる瞬間は、ドキドキでした。

    イラストは、あたしの憧れのイラストレーターでもある、岡本順さんタッチで描きました。

    お空を飛びながら、好きな子のことを考えてしまう乙女な女の子です(笑)

    #アナログイラスト
    #少女
    #空
    #飛ぶ
    #二学期
    #通知表
    #片想い
    #雲
    #先生
    #岡本順
    松橋まいのまいの
  • 帽子の羽彼と別れることになった。

    理由は、とくにない。

    強いてあげれば、彼がコートジボワールへ移住するから、なのだけれど。

    コートジボワールって、どこにあるの?

    家にある古い地球儀で探しても、見つけられなかった。


    消費税が10%になった日、別れる記念? で、帽子を買ってもらった。

    羽が気に入り、ひと目で決めた。

    帰り道、さっそくかぶると彼は、「似合っている、ハハハ」と笑う。

    その笑顔が実にクッタクなく、あたしは自然と風景がにじんだ。


    彼に会いたくなったら、飛んで行こう。

    この帽子の、羽を使って……。


    〈解説〉
    『ポイピク』にも投稿(現在は削除済み)しましたが、なんか、かわいく描けたので、こちらへも載せちゃいます(笑)
    ストーリーは、ここだけのオリジナルです。
    絵もお話も、せつない感じになりました。

    #別れ
    #少女
    #帽子
    #羽
    #消費税
    #座る
    #コートジボワール
    #5分イラスト
    松橋まいのまいの
  • “どろどろ”進む“どろどろ”は、スライムみたいに「ぷよんぷよん」と進みます。

    ふだんは砂場にいて、文字通りドロまみれなのですが、好奇心旺盛な少女に拾われ、キレイにしてもらいました。

    どろどろは、けっして珍しい生物ではありません。

    子どもの頃には、だれにも見えていたのですから。


    〈解説〉
    “どろどろ”を、GIFアニメで動かしてみました。

    「ぷよんぷよん」と、スライムみたいに進む感じが出ていたら成功です。

    絵を描く前にユーチューブを見て、アメーバーの動きを参考にしたのですが、“補食シーン”が衝撃的過ぎて、ゲンナリしました。



    #GIFアニメ
    #どろどろ
    #少女
    #砂場
    #スライム
    #ぷよんぷよん
    #いきもの
    #かわいい
    #アメーバ
    #進む
    松橋まいのまいの
  • みぃつけた“どろどろ”は、近所の公園で見つけた。

    砂遊び用バケツに入れ、家に持ち帰ったら、ママはあからさまにイヤな顔をした。
    「きちんと世話できるの?」と口調は穏やかだったけど、「元の場所へ戻してきてほしい」というのが、ママの本音らしい。

    パパはやや興味あるようで、「コイツは、なにを食べるの?」とか聞いてきたりする。
    いまのところ、どろどろはなにを食べるのか、わからない。

    どろどろは、なにもしゃべらない。
    鳴いたりもしない。
    ただ黙って、カタツムリのようにゆっくりと動くだけ。

    時々、あたしがお水をかけてあげる。
    すると、どろどろは、かすかに微笑む。

    どろどろは日々成長し、大きくなっていった。


    〈解説〉
    自身の(閉じた)イラストブログより、お古な転載作品です。

    イラストはそのままですが、文章をリライトしてあります。

    とにもかくにも、子どもの頃、公園で見つけた珍しいものって、家に持ち帰ったもんでした。

    それは、なんてこともないただの石ころだったり、カラカラに乾いたヘビの抜け殻だったり、海老ぞりに変形した『キン肉マン』の消しゴムだったり。

    生き物はさすがに持ち帰りませんでしたが、カタツムリくらいは捕まえてたかもなんて、遠い記憶にあります。

    仮にいまあたしが、砂場で“どろどろ”を見つけても、怖くて、さわれないでしょう。

    そっとしておくのが、いちばんです😊

    #少女
    #未知の生物
    #ママ
    #パパ
    #公園
    #砂場
    #過去のはずかしい作品シリーズ
    #イラストブログ
    #転載
    #リライト
    松橋まいのまいの
  • ポチって、ドラゴンドラゴンのヒヨコ1羽、10万6500カネー成り。

    ネット広告でその情報を得たカエデは、迷わずポチっとした。

    しかも、ボタンを3回押したので、3羽注文したことに。


    宅配は亜空間転送により、即日配達された。

    商品が気に入らなければ、お届けから1週間以内であれば返品も可能なのだが、気にいらないわけもない。

    それどころか、「ぎゃぴぎゃぴ」と鳴くドラゴンのヒヨコの実物を目の前にしたカエデは、あまりのかわいさに言葉を失う始末であった。


    実は先日、彼女は、同じあやまちを犯していた。

    にょんた・もにょり・む~ちゃんと名付けられた宇宙ニョ~ロリンリン3匹セットを、同様のパターンにてポチって購入。

    もちろん、親にナイショで。

    その時は、得意の“ウソ泣き”でのりきったが、果たして今回はどうなることやら。

    横では、「塩で食うか、タレで食うか」とお兄ちゃんが、ブラックなジョークをわりと本気のトーンで言ってるから怖い。


    〈解説〉
    イラストは鉛筆描きの絵に、デジタルで着色しました。

    すこし、色、うすいです。

    鉛筆で描き終えた時点で、「う~む、失敗した」と落胆してたのですが、とりあえず色だけ塗ってみて、再度やっぱりの「う~む」。

    塗ったところで、“失敗感”は拭えなかった、という感じの絵になりました。

    それから、いまの時代は、本当にネットでペットが買えてしまうみたいです。

    「欲しい!」と思ったそんな場合は、親にはナイショでポチってみてはいかが?

    あとで絶対にバレるし、大目玉を食らうことになるとは思うけど🙃

    #鉛筆画
    #うすい
    #少女
    #ドラゴン
    #ヒヨコ
    #ペット
    #ネット
    #ポチっと
    #お兄ちゃん
    #失敗
    松橋まいのまいの
  • 縁側のアキノちゃんアキノちゃんの最近のマイブームは、縁側にての“シャボン玉”。

    シャボン液に、1滴ハチミツを入れると、出来た玉が割れにくくなることも知っています。

    さてさて、今日も彼女は、ちょっぴり奇妙な替え歌を歌いながら、ご機嫌なご様子です。

    ♪シャボン玉飛んだ
    ♪屋根までぶっ飛んだ
    ♪屋根まで飛んで
    ♪お二階消えた

    ♪シャボン玉消えた
    ♪家の上部も消えた
    ♪新築にもかかわらず
    ♪こわれて消えた

    ♪風、風、吹くな
    ♪ばぁちゃん居間で、茶すする


    アキノちゃんのシャボン玉は割れにくく、ふわりふわりと飛んでいきます。

    そして天高く、秋の空が、夕焼け色に染まっていました。


    〈解説〉
    少女がシャボン玉を作る、リピート動画です。

    中割リせず、1枚いちまい順番に描いたので、少々バラついた絵になっています。

    出来た動きを確認したら、歌っているように見えたので、替え歌を歌っているストーリーにしました。

    しかし、こんな風にシャボン玉で遊んでいる子は、最近すっかり見かけません。

    残酷な替え歌を歌っている子は、いまでもそこそこいるような気がしますが……。

    #GIFアニメ
    #シャボン玉
    #少女
    #縁側
    #なつかしい
    #歌
    #秋
    #空
    #おばぁちゃん
    #ハチミツ
    松橋まいのまいの
  • 伝説のアニメ我々は、ありとあらゆるアニメーションを研究する国家機関的な秘密組織、“アニメ調査してまっせ委員会”である。

    今回我々は、とある情報筋から、1本のビデオ映像を入手した。

    まずは、そちらをご覧頂こう。


    問題のビデオ映像は、我々の調査の結果、かつて1980年代に「栃木かんぴょうテレビ」にて、深夜に1度だけ放送されたという伝説のアニメーション番組・『よいこあにめ劇場 ゆる~いアニメシリーズ』の第1話であることがわかった。

    しかしなぜいま、このような映像が発掘されたのか、その経緯は謎だが、貴重な資料であることに間違いはない。


    この映像を見た専門家は、次のように話す。

    「最低最悪の作画レベル。このまま流したら、放送事故」や「単なるシロウトの娯楽」と批判的な意見がある一方、「人類史上、最も大傑作アニメーションである」や「新○誠作品を越えた」、「全米で公開したら、誰かひとりくらいは泣いてくれる」などと、意見は二分した。


    そして徹底取材の結果、我々は、この映像の製作者へのコンタクトに成功。

    突撃インタビューを敢行し、コメントを得ることができた。

    「映像は2日かけて、自分が作った。だって、土日ヒマだし。とちおとめ25応援してるし」と本人は、赤裸々に語る。

    そして、差し入れした『レモン牛乳』を勢いよくゴクゴク飲み、笑顔を振りまいていた。


    さらに、衝撃はつづく。

    なんと、この『よいこあにめ劇場 ゆる~いアニメシリーズ』には、第二話のエピソードがあることが判明した。

    そちらの件に関しては現在、鋭意調査中である。

    詳細がわかりしだい、追って報告する。


    〈解説〉
    GIFアニメを、cutを割ってテレビアニメっぽく作ってみました。

    内容は、動きもタイミングもガタガタの、チープな内容です。

    完成までに、丸2日かかりました。

    GIFアニメは、無料アプリで制作しています。

    簡単手軽で使いやすいのですが、あたしの使っているアプリはcutとcutをつなぐ“編集機能”がありません。

    よって、こういうアニメをつくる場合、使う絵全てを1から手動で並べなくてはならず、なかなか骨の折れる作業だったりします。

    ちなみに、「栃木かんぴょうテレビ」云々というのは、フィクションでございますので、あしからず😝

    #GIFアニメ
    #ゆるい
    #伝説
    #少女
    #ロボット
    #よいこ
    #新海誠
    #栃木
    #とちおとめ25
    #きゅんきゅんラブ
    松橋まいのまいの
  • 雲の子・リル雲の子・リルは、『天空の間』で精霊呼び出す。

    目的はひとつ。

    彼女が精霊の力を借り、“人間”として生まれ変わるために、だ。


    精霊は、おのれの分身でもある。

    わずかな“邪心”がこころの隙間にあれば、精霊は醜い怪物として現れ、呼び出した者を食べてしまうだろう。


    リルは目を閉じ、深く息を吸う。

    そして、呪文をとなえ、精霊を呼ぶ。

    果たして彼女は、人間として生まれ変わることが、できたのであろうか……。

    今宵の雲は、尾が長く良い形をしていた。


    〈解説〉
    えーっ!? 結局、結末どうなの? パターンのお話です。

    ラストを“読者に委ねる”という、ある意味、筆者の手抜き感。

    だいたい、なんで精霊を呼び出すと、人間の姿と生まれ変われるのかも謎だわぁ~。


    イラストは、えんぴつ描きです。

    見にくくて、すいません🙏

    精霊の顔部分は、下描き段階では人間のオジサンの顔をしてたのですが、気に入らずワニっぽくなりました。

    こんな時、“爬虫類好き”の趣味が、出てしまいます(^_^)


    #少女
    #精霊
    #雲
    #天空
    #呪文
    #人間
    #怪物
    #ワニ
    #爬虫類
    #オジサン
    松橋まいのまいの
  • 楽しい時間きょうも、のり子ちゃんは、お庭でおままごとをしています。

    いつも、ひとりきりのおままごとなのですが、ひとりが“さびしい”と思ったことはありません。

    そんな、ある日でした。

    「だだいまぁ~、いま帰った」と、不思議な生き物が、のり子ちゃんの目の前にあらわれたのです。

    のり子ちゃんは、このヘンテコな生き物に少し驚きましたが、すぐに仲良しになりました。

    この生き物の登場で、のり子ちゃんは生まれてはじめて、ふたりでおままごとをして遊んだのです。

    やはり、ひとりよりふたりでのおままごとは、とても“楽しい時間”でした。

    ヘンテコな生き物が帰る時、「いってきます」と言い、のり子ちゃんは、元気よく「いってらっしゃい」と送り出すのでした。

    そして、ヘンテコな生き物の背中を見ながら、のり子ちゃんは、「また、来てね」と願うのでした。


    〈解説〉
    あたしが幼い頃、親が共働きで、こんな風によくひとりで遊んでました。

    ひとりで遊ぶ時の相手は、きまってモノをしゃべらないお人形さんやぬいぐるみ。

    そこで、ひとりふた役を演じ、自分で会話を考えるわけです。

    あれはあれで楽しかった時間だったのですが、この物語のようなヘンテコな生き物が現れて、いっしょに遊んでくれたら、もっと楽しかったんだろうなぁ、なんてちょっぴり思ったりします。


    #少女
    #おままごと
    #ひとり
    #へんてこ
    #生き物
    #ふたり
    #楽しい
    #願い
    #子供
    #ぬいぐるみ
    松橋まいのまいの
  • 点滴の合間の駿イラストは、点滴が落ちてる間、描きました。

    えんぴつ描きで、すいません。

    線は、どうしても震えてしまいます。


    ちなみに、この絵を見た主治医のT先生の感想は、「ジブリ的な?」でした。


    #点滴
    #えんぴつ描き
    #ジブリ的な?
    #少年
    #メカ
    #少女
    #リハビリ
    松橋まいのまいの