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- 花オバケ夕方、塾帰りのあたしを、家の前で花オバケが待っていた。
久しぶりに会った花オバケは、でかくなっていた。
会いに来てくれたのはうれしいけど、誰かに見られたらマズイ。
とくにママが見たら、気絶してしまうかも知れない。
なにせ、相手は花のオバケである。
とにかく急いで、どこかに隠さなくては。
「とりあえず、ここへ」と、あたしは背負いリュックを差し出した。
しかし大きく成長した花オバケが入るには、リュックではサイズがたりない。
そうだ、思いきって庭に植えよう。
そこで花のフリをしていれば、なんとかゴマかせる。
その上、花オバケの花の良い香りが、庭いっぱいにひろがるし。
春には、花オバケの頭部から、蜜も採れるし。
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