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- 二学期けっしてあたしは、運動神経が悪いほうじゃない。
なわ跳びの二重飛びだって調子が良ければ10回は飛べるし、足だってクラスの女子のなかでは7番目に早い。
でも、通知表には毎回「空を飛べるようにがんばりましょう」、と書いてある。
だから二学期は、お空を飛ぶのを人一倍がんばった。
その証拠に、夏休み、田舎のおばあちゃんの家までひとりで飛んで行くチャレンジもした。
飛んでいる時は、なにも考えずボーッとしてる。
あ、でも時々、フランスパンのような遠くの雲を眺めながら、好きな子のことを考えてしまう。
ずっと、片想い。
幼稚園の頃から、片想い。
うまく飛べるようになったら、その子に告白しちゃおうかな、なんてね(照)。
あたしの将来の夢は、ケーキ屋さんかお花屋さん。
飛べなくてもできそうだけど、お空を飛ぶことをがんばりたい。
ここまで、がんばってるんだもん。
二学期の通知表、ちょっぴり楽しみだなぁ。
〈解説〉
自身のブログ(現在は閉鎖)に描いたアナログイラストです。
ストーリーは、新作てす。
通知表に書かれている先生の言葉って、意外と気になったりします。
そこが子どもの素直なところなのですが、なにかをがんばるキッカケになったのも確か。
学期末、通知表を受けとる瞬間は、ドキドキでした。
イラストは、あたしの憧れのイラストレーターでもある、岡本順さんタッチで描きました。
お空を飛びながら、好きな子のことを考えてしまう乙女な女の子です(笑)
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#岡本順松橋まいのまいの - 雲の子・リル雲の子・リルは、『天空の間』で精霊呼び出す。
目的はひとつ。
彼女が精霊の力を借り、“人間”として生まれ変わるために、だ。
精霊は、おのれの分身でもある。
わずかな“邪心”がこころの隙間にあれば、精霊は醜い怪物として現れ、呼び出した者を食べてしまうだろう。
リルは目を閉じ、深く息を吸う。
そして、呪文をとなえ、精霊を呼ぶ。
果たして彼女は、人間として生まれ変わることが、できたのであろうか……。
今宵の雲は、尾が長く良い形をしていた。
〈解説〉
えーっ!? 結局、結末どうなの? パターンのお話です。
ラストを“読者に委ねる”という、ある意味、筆者の手抜き感。
だいたい、なんで精霊を呼び出すと、人間の姿と生まれ変われるのかも謎だわぁ~。
イラストは、えんぴつ描きです。
見にくくて、すいません🙏
精霊の顔部分は、下描き段階では人間のオジサンの顔をしてたのですが、気に入らずワニっぽくなりました。
こんな時、“爬虫類好き”の趣味が、出てしまいます(^_^)
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