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    電球色の瞳「へ~、いつも食ってるのよりも、なんかもちもちしてんな!」
    「そりゃあ、生パスタだもの」
    「うめえ!」
     上機嫌な恋刀の笑顔を見て、思わずこちらも笑顔が零れる。
     それを見たソハヤが少しだけ照れくさそうに笑った。



     不定期に行われる審神者の会合は、審神者たちがそれぞれ住まう本丸が独自の異空間にあるので一斉に会するために、政府が特定の場所を指定するのが常だ。
     その多くは政府がある通常の空間、通称「現代」の都市だ。政府の建物であったり、ホテルを貸し切りにしたりと色々とあるが、今回は政府の建物の殺風景な大研修室という捻りのない名前の大きな講堂のような部屋で、学生時代の講義を思い出した。
    「で、これからどうする?」
    「うん、いや、こんなに早く終わると思ってなかったから、ほんとになにも考えてないんだよね……」
    「まあ、昼飯をちょうどいい時間に食えてよかったじゃねえか」
    「はい」
     そう、いつもは午前から始まり少なくとも遅い昼時、ひどいと夕方まで一日がかりだったのだが、本日はなんとサクッと午前中で終わった。それなら別にこうして現代まで出てこなくてもよかったのでは? とも思うが、刀剣男士の護衛任務の修練の場とも考えられているので不定期とはいえ実施されているのも事実だし、審神者が出席できない場合、なんらかの不具合があるとして監査の対象になるともいう。
     今マルゲリータを食べる私の目の前でボロネーゼのパスタを美味しそうに頬張っているのは、つい先日想いを伝え合ったソハヤノツルキだ。
     正直言って、この任務に連れてくる気はなかった。当たり前だ。緊張する。
     本丸の中でだって目が合えば恥ずかしく、手を振られれば逃げ、笑顔を見れば顔面を覆ってしまう。まぶしい。まぶしいがすぎる。こんなマブい男が私の恋刀? 本当に? 嘘ではなく? なぜこの男は私のことが好きなのだ? 審神者だからではなくて? などと自問自答して逃げていたら、いつも一緒に会議に参加してくれていた初期刀・清光のひどい裏切りにあった。
    「はーい。明日の会議には俺じゃなくてソハヤが行きまーす。引継ぎは終わってるから、主、ちゃんと集中して話聞いてくるんだよ」
    「はあ? な、ど、え!?」
    「なんで、どうして、じゃないよ、全く。いくらなんでもソハヤがかわいそうでしょ。
     想いが通じ合ったはずなのにどうしてそんなに避けてるのさ。別にこうなる前からみんなわかってたんだから今更二人がイチャイチャしてもなんとも思わないよ」
    「うう! それが恥ずかしいんじゃん! まともに顔も見れないのに!!」
    「慣れ。早く慣れてあげなよ。嫌われても知らないよ」
     つーんと澄ました表情の清光はかわいい。しかし言っていることはかわいくない。
    「うう……。そんなのやだぁ」
    「はいはい。じゃ、明日の準備しよ」
     完全に介護である。
     そうして、清光によって武装させられた私はソハヤと一緒に現代に来た。
     別に服装の規定があるわけではない。さすがにあまりにもカジュアルな恰好では来ないが、適当に動きやすい恰好を優先している。審神者という職業は、存外狙われやすいものだから、まずはさっさと動けないといざという時に困るだろうという考えだからだ。最近の清光お気に入りの綺麗目カモミール色の膝丈カシュクールのワンピースに、長時間歩けるがワンピースに浮かない黒のスニーカー。荷物は全部リュックに詰め込んである。あくまでも会議であるという体を装うためのグレーのジャケットで全体を締めた。ついでに指先は派手にならない程度にゴールドラメのマニキュアを塗られた。
     次の日、ソハヤに会って、ようやく気付く。ああ~~、嵌められた~~~~。
     完全にお揃コーデにされたのだということに。
    「お、かわいい恰好してんじゃねえか」
    「は、はひ……」
     コイツ、本当に私に惚れているのか? 私は普通に見惚れた。顔がいいな。いや、男士全員顔がいいが、惚れた弱みというのか、ソハヤの顔に一等弱い。本刃に知られると得意げな顔をされそうなので言ったことはないが、なんとなくバレている気もする。
    「なんか変か?」
    「全然。すっごい、よく似合ってる。誰、それ考えたの」
    「光忠と加州」
    「でしょうね~」
     ベースはいつもと同じような恰好だ。戦装束とは違うが、グレーのジャケットに白のVネック、チョーカーは変わりがない。そこにダメージジーンズを少しまくり上げ、白いスリッポン、本体である刀を入れた刀袋を背負っている。いっつも出てるその足、目がいくからやめてほしい。嘘、やめないでください。
     完全に現代風の若者で、明らかにバンドマンや美容師ですといって信じてもらえそうな見た目になっている。まあ、一期や秋田のような本当に人間になさそうな髪色ではないので、ギリギリセーフというところだろうが。
    「じゃあ、行くか」
    「はい」
     そこでようやくソハヤの視線が私の指先に止まった。
    「なあ、その爪」
    「ひゃい!!」
    「おいおい、隠すなよ」
     そういって私の手をパッと取られた。手の大きさも厚さも、指の太さも違う。触れられるといつも熱いその手が、すぐ壊れるものを触るようにそっと指先を撫でた。
    「なあ、コレ、俺の色?」
     そういって嬉しそうに満面の笑みを浮かべた。
     かわいい。大型犬か? は? その顔に弱い私は為す術なく顔を赤くして俯いてしまう。
    「あ、う、いや、清光がね、塗ってくれて……」
    「でも、そういうことだよな?」
     ぎゅっと握られた手から熱がますます上がってくる。いや、わかるよ。わかってる。私もそう思う。思った。一発で。というか、塗られていた昨日も思っていた。ソハヤの色みたいだと。

    「うん」

     それしか言えなかったのに、もう一度ソハヤは本当にうれしそうに笑った。



     会議が想定外に早く終わってしまい、とりあえず昼食時だったので近場のイタリアンに入った。
     ソハヤのはしゃぎようは特筆すべきものがある。会議の最中は資料を見る眼は趣味の将棋と同じく真剣そのものだったのに。これ以上ギャップ萌えを起こさせないでほしい。
     あまり馴染みのないメニューを解説し、結局オーソドックスなパスタに落ち着くところが見た目に反して堅実というか保守的なところも推せる。
    「いつもはメシ食って帰ってるんだろ?」
    「うん。まあ、終わるのが遅いからね。せいぜい清光と一緒にすこし服見たり、スイーツ食べたりはするけど、夕飯には間に合うくらいには戻ってたから」
    「どこか行きたいところはないのか? 会議があるからって、少しきつめに仕事してたじゃねえか。せっかくなんだし、息抜きしようぜ」
    「息抜き……」
     息を、抜く? ソハヤと一緒にいるのに? どうやって?
    「ソハヤこそ、どこか見てみたいところとか、行ってみたいところはないの? まあ、午後いっぱいで行って帰ってこれるところくらいだから場所は限られてるんだけど……」
     そうソハヤに問うと、にんまりとした笑みを浮かべた。あ、これは、違うな。なにか、悪だくみをしている顔だ。
    「ちなみにな」
    「はい」
    「今日、帰っても俺たちの夕飯はないんだ」
    「は?」
    「ここからが、俺たちの今日の本番だからな。いや~、会議の最中に気付かれたらどうしようかと思ったぜ」
    「え? ん?」
    「あれ? まだ気付いてないのか?」
    「どういうこと?」
     人の悪そうな笑みを浮かべて、ソハヤが溶けかかったランチセットのバニラアイスを私の口元に運ぶ。反射的に口を開けてしまった。あ、普通に「あーん」をされてしまった。

    「これは、仕組まれたデートだってことさ」



     想いを伝え合ったものの、何かがブチ切れてしまったらしい主は、俺の顔を見ると途端に猫のようにどこかに逃げ出すようになってしまった。
     照れているのはわかるので、気分が悪いわけではないのだが、以前よりも関係が後退しているような気もしないでもない。時折、兄弟に「霊力、仕舞え」と言われるくらいにはこちらも落ち着いてはいなかったようだ。
    「まあ、さすがに同情はするかな」
     近侍は実際主が仕事に集中出来ないとのことで外されていたが、それ自体は正しい判断なのでこっそり加州の仕事を引き継ぎながら最近の主の様子を伺う。どうやら毎日幸せそうだということらしいが、その顔を俺は直接近くで見ることがほとんどできていない。
    「なあ、今度、現代への会議があるんだけどさ」
    「ああ、不定期に現代に行くやつか。加州が行くんだろ?」
    「バカ。お前そこは自分が行くって言えよ」
    「だって、仕事だろ? 仕事にとやかく言うことはねえかな」
     はあ、と加州の大きなため息が響いた。
    「このクソ真面目。別に誰でも出来ることだよ。半分主にとってはご褒美というか、息抜きみたいなものでさ。ちょっと美味いもんとか甘いもん食って帰ってくるの」
    「そんなことしてたのか」
    「まあね」
     でさ、といって振り向いた加州の顔はあくどい。
    「こうなったら、もう強制的に二人っきりになるしかないでしょ」

     主の手を握って外出をするのは初めてだった。
     俺自身は感じていないのだが、主が言うには俺が直接触れる部分は「熱い」という。おそらく霊力のことなんだろうと思うが、それでもしっかりと握った手は離されていない。本丸の中では当然恥ずかしがって触れ合うこともなかったので、こうして二人っきりで触れているだけでも感無量だ。
    「本当にいろんな動物がいるんだな」
    「うん。あ、あっちに有名なパンダがいるんだよ」
     ようやく少しずつ落ち着いてきたのか主がパッと顔を上げた。
    「パンダ?」
    「白と黒の模様の熊。大体寝てるけど。五虎退がぬいぐるみ持ってたかな。あ、虎くんたちにもみくちゃにされたんだっけ?」
    「お、いたいた」
     何振りかの刀たちに協力してもらい、『動物園』に狙いを定め主を連れ出すことに成功した。
     あそこで「デート」という単語を出して逃げ帰られたらどうしようかと思ったが、さすがにそんなことはなく、ただ顔を真っ赤にして「デート……」と言ってしばらく沈黙していた。
     テレビで見たことはあったので実際にどんなもんかと気になっていたのは事実で、行ってみたいと言うと「行こう!」と急に元気になって出発した。どうやら動物園は正解だったらしい。
     電車で移動する時からずっと意図的に手を握っているが、だんだん慣れてきたのか、動物園に着いてからはこちらを引っ張ってくるほどになった。
    「ほら~、かわいい!」
     ゴロゴロと転がっているおっさんみたいな恰好した白黒の熊。なるほど。この姿形は確かに見たことがある。
    「おっさんみてえだな」
    「そういうこと言わない!」
     ライオン、シロクマ、キリン、ゾウ。聞いたことはあるが、見るのは初めてのものばかりだ。
    「ここには珍しいコビトカバがいるんですよ」
    「コビトカバ」
    「世界三大珍獣です」
    「ふうん」
     なんだかよくわからなかったが、主のお気に入りらしく、意気揚々とその小屋に向かう彼女は愛らしい。
     本丸の中ではそれなりに気を張っているのだと、改めて感じた。当たり前か。
     まだまだ年若い女性だ。化粧っけもなく、おしゃれに気を使いすぎるでもなく、趣味に走りすぎているともなく、なにが楽しいのかと思ったこともある。それなりにこの生活が楽しいとは聞いていたが、こうやって年相応の言動を見ると本丸という閉じられた空間に閉じ込められているのは、俺たち男士たちというよりも審神者そのものなのかもしれない。
    「ちょっと、ちゃんとコビトカバ見てます? 珍しいんだから」
    「見てるよ」
     それを見てるアンタを。

     途中でアイスを買って、ベンチで休憩しながら、感想を話し合う。
    「久しぶりに来たけど、やっぱり動物園ていいな~」
    「初めてだが、まあ悪くねえな」
    「もうちょっと遠くにあるところにはまた別の珍獣がいてね」
    「アンタ、珍獣の話ばっかだな」
    「珍しいんだってば!」
     ははは、と笑いながら、そのアイスを一口もらう。もうすっかり聞き慣れた「はえ」という鳴き声と、真っ赤な顔をした主だけが目に入る。
    「いい加減、慣れてくれよ」
    「ヒエ。いや、顔がいい」
    「そりゃ、どーも」
     アンタのほうが、ずっとかわいいのになぁ。そう思っても、口には出せずに、ペットボトルの水を飲み干した。

    「夕飯どうする?」
    「なにか食べたいものありますか?」
    「わからん。アンタのほうが好き嫌い多いから選んでくれ」
    「あ、うす」
     うーんと言って、スマホをいじり始める彼女の後ろから同じようにスマホを覗き込む。俺の髪の色みたいなキラキラした指先が、魔法みたいに画面を動かしていたのに、急に止まった。接触面を増やすとすぐにこれだ。これはもっともっと慣れさせないといけないようだ。
    「これは? うまそう」
    「これ、鍋だよ。二人前からだって」
    「余裕だろ」
    「いやいやいや、男士のみなさんと一緒にしないでもらえると……」
    「俺一人で二人前イケるって。主が余した分も余裕だ」
    「え、マジで。そんなに食べるの?」
    「槍連中に比べたら大人しいほうだぜ」
     少しぎこちないが、そんな普通の会話を普通に終えたことにホッとした様子の主が俺の顎の下でもぞりと動いて抜け出した。少し離れて道路のさらに端っこに引っ込んでどうやらその店に電話をかけているらしい。後ろから見ても、耳が真っ赤で、誇らしい気分になる。

    「いや~! 美味かった!」
    「嘘でしょ……。マジでほぼ三人前一人で食ったじゃん……」
    「さすがに腹パンパンだな! いや、これうめ~! 歌仙作れないの?」
    「作れるかなぁ。ええ、どうやって作るんだろ、これ、出汁?」
     散々主をなんやかんやと言っていたが、実はなんやかんやとこちらも緊張していたようだ。
     食事が始まったら、めちゃくちゃに食ってしまった。別に戦に出たわけでもないので、そこまで腹が減っていたわけではないが、野菜が中心だったので、正直実質ほぼ水だ。肉も鶏肉だったのでかなりさっぱりしていた。主はいつもと同じくちまちまとメシを食っていた。こちらが心配になるくらいに少し食っては休み、食っては休む。そんなんでよく食った気になるな、と思うが、逆に向こうからするとこちらの食べ方には唖然とするものがあるらしい。
    「それにしてもほんとにいい食べっぷりだったね」
    「そうか? 山姥切国広も同じペースでラーメン食うぞ」
    「はあ~~! わかる~~~! 食べそ~~~~」
     急に身もだえを始めるからビクリとする。
    「……アンタ、山姥切国広の話題好きだよな」
    「え、そう? だって、かなり最初に来て、めちゃくちゃ面倒くさかったからかなりやり合ったんだよね。
     え? それって、どういうこと!」
    「うわ、急にイキイキしてきた」
    「え、嫉妬? え? ほんとに? あのソハヤが?」
     めちゃくちゃ今日一番の笑顔でこちらに疑問を投げかけてくる。

    「なあ、それ、どういう意味?」

     こちらの返答に、「あ」という地雷を踏みぬいたということを理解した表情に切り替わった。
    「いや~、あはは……」
    「ほお~、俺は、嫉妬もしないとそう思ってたと?」
    「いや、嫉妬しないっていうか」
    「いうか?」
     こちらをチラリと上目遣いで見上げる。そんな顔をしてもダメだ。小さくため息をついて緩く首を横に振った。
    「だって、なんでも余裕があるみたいなんだもん」
    「どこがだよ」

    「だって、私ばっかり、恥ずかしくて、照れくさくて、逃げてるのに、全然ソハヤはそんなことないし、余裕で手も繋げちゃうし、あーんなんかしてくるし、同じペットボトルから水飲むし、全部私一人でドキドキしてたみたいじゃん。今だって、ごはん全然喉通らなくて全然食べてないのに、ソハヤ見てたら胸がいっぱいでおなかいっぱいになっちゃったんだよね。
     なんだか、私ばっかり、好きみたい。
     いや、それで正しいんだけど」

     えへへ、と締まりのない顔を浮かべた。
     信じられん。なんてことを言うんだ、この小娘は。宗三が言っていた「あの娘、鈍感にもほどがあるのでよくよく注意しておいたほうがいいですよ」という助言が、これほど身に染みるとは……。思わず天井を仰いだ。
    「え、ソハヤ? え、呆れちゃった……あはは……」
    「んー、いや、呆れたというか……、いや、違う。俺が悪かった」
    「は?」
    「アンタがここまでとは、ちゃんと理解していなかった。俺の認識不足だ」
     向かいに座っていた主の手を取る。ビクリと震えるも、ちゃんと握られてくれた。その小さな両手をしっかりと。
     違う男の手によって彩られた俺色の爪に複雑な想いをしていたことなど、きっとこの女はわかってない。
     しょっちゅう名前が出てくる別の写しの話に興味を持たれて内心焦っている俺の気持ちなど、想像もしていないだろう。
     いつだって、彼女の一番傍にいて、彼女の最大の理解者であり続ける初期刀に、どれほどその立場が喉から手が出るほど羨ましいと思っているか、わかってやしない。
     その細い手首も、掴めるものなら、いつだって、思いのままだと思うからこそ、触れられないのだという葛藤を、知られてはならない。
    「ソハヤ?」

    「手の平、熱いか?」
    「え、うん……。熱いけど……、いや、触ってられないほどじゃないから……」
    「他にこうなる男士はいないんだろ?」
    「え? うん、まあ、あんまり短刀以外にはこんな風に触れないからわかんないけど、ソハヤだけだと思う……」

    「わかるか? 俺は、こんなに、アンタのことを思って、霊力がダダ漏れてるんだぜ?」

    「はえ?」
    「アンタが逃げてばかりで、でも本気で俺が捕まえに行ったら、怖がらせるだろ。
     力ずくでアンタを得ても、俺はうれしくなんてない。
     アンタから来てもらわないと困るんだ。
     逃がしてなんてやれないくらい、俺は、もう、手遅れなんだ。

     こんなにも、自分の力も、ちゃんと抑えられないくらい、アンタを前にしているといつだって、どうにかしてるんだ、俺だって。
     俺だって、アンタにだけだ。こんな熱を、ぶつけたいのは、アンタだけだ」

     ぎゅっと力を込めた。
     その手が、そっと、少しずつ、握り返された。
     暖かい、主の力が伝わってくる。涙をたたえた瞳が、キラキラと、狭い個室の部屋のオレンジの灯りに彩られて涙すらも暖色を帯びている。
    「明日、死んだらどうしよう」
    「な、急になんだよ……」
    「幸せすぎて、もう死んでもいい」
     泣きそうで泣かない、ギリギリの、なのに今までみたどの記憶の表情よりも、幸福そうだった。
    「死なれたら困る。守り刀が主を殺してどうするんだ」
    「死因・ソハヤノツルキだね」
     あはは、と笑う彼女の笑顔が、ようやく、かつてのものに戻った気がする。



    「みんな~、ただいま~」
    「おかえり主!」
    「おかえりなさーい」
    「お土産ある~?」
    「あるよ~」
     非日常は終わった。半日とはいえ、主を独り占め出来たのは奇跡に等しい。
     ただし、明日からはもう少し距離は近くいられるかもしれない。少しずつ、理解し合っていく、この過程が自分をまた「人間」のようにしていると改めて思う。誰かを思うという「心」という存在が、本来武器である自分たちにやはり必要だったのかどうか。その答えはいつかわかる日が来るのだろうか。
     あっという間に本丸の他の刀たちに囲まれた主に気付かれぬように視線を送りながら、両手に抱えていた土産を短刀たちに渡していく。
    「お帰りなさい、ソハヤさん。夕飯、何食べたんですか?」
    「ただいま。水炊き。この身体になって初めて食ったが、すげー美味かったな」
    「ちゃんとご飯は食べられたようならよかったです」
     物吉が習慣のように手伝ってくれて土産をあっという間に配り終わった。お風呂もう空いてますよ、という伝言を残して消えた。普段と違う恰好だったので、少し凝った気がする肩を回しながら、本体を刀袋から取り出す。使わなかったのはいいことだが、急速に息がしやすくなった気がして思わず笑った。
    「順調だったみたいじゃん」
    「加州」
    「どーよ、俺たちのデートプラン。成功した?」
    「ははは」
     思わず、ピースを作った右手を思い切り突き出してしまった。

    「完全勝利S」

     あの個室で、温かい主のぬくもりを感じる両手を握りながら、自然と交わした唇のおかげで、兄弟には悪いがしばらくはまた霊力がわさわさする日が続くだろう。
    みどり(aomidori003) Link Message Mute
    2022/09/03 21:53:17

    電球色の瞳

    ソハさに。付き合いたての二人が現代デートするだけの話。これだけでも読めます。
    「まがい物の恋(https://galleria.emotionflow.com/115535/635624.html)」「作り物の気持ち(https://galleria.emotionflow.com/115535/635625.html)」の二人です。

    かなり夢小説。毎回なんの二次創作書いても動物園に行く話を書いてしまう。
    原稿の息抜きにソハさに書いたら完成してしまったので上げます。原稿早くやりなさい。

    別途、イベント情報などはツイッターのほうが多少お知らせしているかと思います。よければどうぞ。>https://twitter.com/aomidori003

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    • ナルキッソスの終局初期刀・山姥切国広、初鍛刀・前田藤四郎のとある本丸の話。
      男性審神者がメインです。審神者視点の話です。

      山姥切国広、修行から帰る、の巻。
      審神者の過去あり。若干暗めです。

      pixivからの移行です。

      #刀剣乱舞 #男審神者 #山姥切国広 #前田藤四郎
      みどり(aomidori003)
    • 現パロ三池兄弟まとめ②ツイッターで上げてた三池兄弟の現パロ小話まとめ②
      (実は血が繋がってない)三池兄弟が、なんか手作りの店をやっている話。時々、幼馴染の友人として古備前がいます。
      日常ほのぼの小話多め。時々、ソハヤの鉛食ってるみたいな話があります。

      ①お揃い
      ②探し物はなんですか
      ③ひだまり
      ④独立宣言
      ⑤醤油と山椒は欠かせない
      ⑥黄色い果実
      ⑦優しさに包まれて
      ⑧君と今年

      #刀剣乱舞 #ソハヤノツルキ #大典太光世 #三池兄弟 #現パロ
      みどり(aomidori003)
    • その腕を伸ばせ霊力フェス2!用 無料配布です。
      ソハヤ中心のCPなし、男審神者ありのどたばたオールキャラ風味の事件物です。
      初期刀・山姥切国広、初鍛刀・前田藤四郎の本丸です。
      戦闘シーンはありませんが、若干痛い描写はあります。最終的にはハッピーエンドです。
      DL版と中身は変更ありません。

      #刀剣乱舞 #ソハヤノツルキ #大典太光世 #三池兄弟 #男審神者 #霊力フェス‼︎2 #霊力フェス2
      みどり(aomidori003)
    • 【サンプル】こりゅうと!2【長船DASH】2022年10月16日 閃華の刻38内プチオンリー「長船DASH」参加します。
      『あたらしい橋をわたる』みどり 西1ホール ク32b
      新刊『こりゅうと!2 ー沼地のある本丸ー』 58p/A5/600円

      新刊は以前出した『こりゅうと!』と同コンセプトの『こりゅうと!2』(まんま)です。
      前作読んでなくても問題ないです。前作『こりゅうと!』も再販します。
      よろしくお願いいたします!!

      ツイッターで書き下ろし以外はほぼ読めます。
      長船たちがわちゃわちゃ本丸での平和な暮らしをしている小話たちと(炭作ったり、衣替えしてたり、かき氷食べたりしています)、
      書き落としは謙信くんの修行に伴い自分の行く末に悩むとも悩んでないような感じだけど、やっぱり修行行く決心をする小竜さんの話。最後だけ初期刀がいますが、あとはほぼ景光兄弟中心の長船。いろんな刀の名前は名前だけ出てきます。
      表紙はいつものようにすあまさんがやってくれました。本当に忙しいところありがとうございます……。

      サンプルは各話冒頭。
      上記に書いたように書き下ろし以外はツイッターで大体読めます。(https://twitter.com/aomidori003/status/1576498463780372480?s=21&t=ersI-MzJs0nDH1LOXbLH_w)ツイッターであげたものに加筆修正をしています。
       愛の詰まったお弁当   ……長船全員。謙信のお弁当をみんなで作る話
       薄荷の香りを撒き散らし ……小豆、謙信と衣替えをする話。南泉と堀川派がいる。
       ブルーハワイの夢    ……小竜と大般若が謙信と小豆にかき氷を作ってもらう話。
       望んでもない      ……光忠兄弟+景光兄弟。髪の短い小竜さんの話。ちょっとだけ獅子王。
       砂糖まみれに固めて   ……長光兄弟+景光兄弟+五虎退、日向。みんなで花の砂糖漬けを作る話。
       全て洗ってお湯に流して ……景光兄弟+長義。炭を作って風呂に入る話。
       酔っ払いたちの純愛   ……長船全員+長義。タイトル通り飲み会の話。日本号いる。
       二人の景光       ……書き下ろし。小竜さんが修行に行くまで。

      #刀剣乱舞 #小竜景光 #謙信景光 #長船派 #景光兄弟 #長船DASH #サンプル
      みどり(aomidori003)
    • ただの少年ですゲームDP。男の子主人公がチャンピオンになった後、なかなか助手のヒカリちゃんと会えなくてずっと主人公を探していたヒカリちゃんの話。
      主人公の名前は「ニコ」くんです。
      恋愛未満なDP主人公ズが好きです。

      pixivからの移行です。

      #ポケモン #DP #ヒカリ #男主人公
      みどり(aomidori003)
    • 未来を見ないで(2021年5月29日追記)
      2021年5月30日の0530超エアブー 【凍結ぶどう】みどりの新刊です。
      A5/50P/600円/小説/全年齢
      初期刀・山姥切国広、初鍛刀・前田藤四郎のとある本丸の話。男性審神者がいます。
      肥前忠広と出会った前田藤四郎と男審神者がとある事情から一緒に同行し、戦いを介して、
      肥前の本丸の陸奥守吉行、南海太郎朝尊との関係を探っていく物語。
      土佐組の関係性のあり方の一つとして、肥前を中心に描いています。
      こちらの話を加筆修正したものです。ラストは追加されています。

      全編シリアス。ブラック本丸、刀剣破壊表現、間接的ですが流血、暴行描写があります。
      なんでも平気な方向け。

      通販はこちら
      https://pictspace.net/items/detail/276503

      よろしくお願いいたします!

      ===========================

      初期刀・山姥切国広、初鍛刀・前田藤四郎のとある本丸の話。個性の強くない男審神者います。
      単発で読めます。
      土佐組中心というか肥前くんメイン。審神者が事情ありそうな肥前くんと出会ってドタバタする話。

      ・流血、負傷、嘔吐シーンなどあります。
      ・ブラック本丸表現あり。刀が折れるシーンもあります。
      ・最後はハッピーエンドです。

      5月30日のインテックス大阪・超閃華の刻2021に加筆修正を加えて出す予定です。
      おそらく通販になる予定です。

      別途、イベント情報などはツイッターのほうが多少お知らせしているかと思います。よければどうぞ。>https://twitter.com/aomidori003

      pixivからの移行です。

      #刀剣乱舞 #土佐組 #肥前忠広 #前田藤四郎 #男審神者 #陸奥守吉行 #南海太郎朝尊
      みどり(aomidori003)
    • 自覚のない可愛げ初期刀・山姥切国広、初鍛刀・前田藤四郎のとある本丸の話。
      男性審神者がメインです。初鍛刀・前田がめちゃくちゃにかわいいと思っている審神者と、自分の言動が短刀らしくなくかわいくないというのが自覚あって軽いコンプレックスな前田の話。

      #刀剣乱舞 #男審神者 #山姥切国広 #前田藤四郎
      みどり(aomidori003)
    • 誰が為のお茶初期刀・山姥切国広、初鍛刀・前田藤四郎のとある本丸の話。
      男性審神者が出てきます。鶯丸が夜寝る前にお茶の準備をしている話。大包平が顕現したてで鶯丸が浮足立ってる。
      単品で読めますが、この話の続きみたいなものです。
      >「本心はぬくもりに隠して」(https://galleria.emotionflow.com/115535/635572.html

      pixivからの移行です。

      #刀剣乱舞 #男審神者 #鶯丸
      みどり(aomidori003)
    • 理由はいらない単発。これだけで読めます。
      本丸内で寝無し草をしていた小竜さんと、小竜さんに世話を焼かれていたけど本当は一番小竜さんを受け止めていた謙信くんの話。
      それとなく長船派が大体出てきます。

      ついでに、この堀川くんは、この堀川くんと同一です。本丸もここ。
      『そして「兄弟」となる』(https://galleria.emotionflow.com/115535/626036.html

      pixivからの移行です。

      #刀剣乱舞 #長船派 #景光兄弟 #小竜景光 #謙信景光
      みどり(aomidori003)
    • 闇こそ輝くと知っていた初期刀・山姥切国広、初鍛刀・前田藤四郎のとある本丸の話。
      男性審神者がメインです。山姥切国広視点の話です。
      山姥切国広、修行に行く、の巻。

      実際には私は即出しましたけど。
      でも、山姥切国広は「修行に行く」と言い出した時点で修行完結と思ってる派なのでそれだけで尊いです。

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      #刀剣乱舞 #男審神者 #山姥切国広 #前田藤四郎 #薬研藤四郎
      みどり(aomidori003)
    • 現パロ三池兄弟まとめ①2021年7月11日の『閃華の刻緊急SUMMER2021』に参加します。
      【凍結ぶどう】青海Bホール テ64ab
      『鈍色の日々』(にびいろのひび)
      70P/600円/小説/全年齢
      通販はこちらから。
      https://pictspace.net/items/detail/276506

      ======================================
      ツイッターで上げてた現パロ三池兄弟の小話をまとめました。
      とりあえず10本です。

      こちらの内容に加筆修正して書下ろしを追加したものを7/11閃華に出す予定です。
      ツイッターにはもう少し載っています。

      気がつけばすごいたくさん書いていた……。
      色々感想いただけて三池界隈の優しさに甘えています……。ありがとうございます。

      別途、イベント情報などはツイッターのほうが多少お知らせしているかと思います。よければどうぞ。>https://twitter.com/aomidori003

      pixivからの移行です。

      #刀剣乱舞 #ソハヤノツルキ #大典太光世 #三池兄弟 #現パロ #物吉貞宗 #包丁藤四郎 #大包平 #鶯丸
      みどり(aomidori003)
    • 家族になろうよ昔サイトに載せてたプラ澪+正宗くん関連小話まとめ。
      一応おそらく時系列順。

      妄想過多。過去捏造。
      子ども時代~修行時代~本編~プラ澪告白編から結婚まで。
      短い話の連なりです。なんとなく全編がゆったり繋がってます。

      なんとなく明姫のプラ澪もこの前提ですけど、子どもはいないので時系列は少し違います。

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      #みえるひと #神吹白金 #火神楽正宗 #湟神澪 #プラ澪
      みどり(aomidori003)
    • どうか全力で構わないからイナイレ二期の真帝国戦後の鬼道さんと円堂さんの話。
      ほんと、あそこの春奈ちゃんのこと考えると鬼道さん殴りたいけど、鬼道さんも誰か抱きしめてあげて、みたいな気持ちになる。円堂さんも豪炎寺抜けて傷心中だし。
      二期鬼道さんの良妻ぷりが、好きだけど、鬼道さんももっとワガママ言ってほしかったな、という話です。書いたのは結構前です。

      pixivからの移行です。
      #イナズマイレブン #イナイレ #円堂守 #鬼道有人 #音無春奈
      みどり(aomidori003)
    • まがい物の恋初期刀加州本丸の、ソハさに。
      神様ムーブなソハヤと、ソハヤに片思いをしていたけど鈍感な審神者の話。ハッピーエンドです。
      ちょっと女性の生理描写あります。

      ソハヤ視点の補足のような何か→「作り物の気持ち(https://galleria.emotionflow.com/115535/635625.html)」

      ソハさにがめちゃくちゃキている。これはこれで終わりなんですけど、続きというか、補完があるので、また適当にあげにきます……。とにかく一週間くらいで4万字以上ソハヤ書いてて、書かないと日常生活に支障が出るレベルでソハヤいいです……。ソハヤぁ……。神様ムーブしてくれえ……。
      あと、毎回毎回糖度が低い。どうしてなんだろう……。

      別途、イベント情報などはツイッターのほうが多少お知らせしているかと思います。よければどうぞ。>https://twitter.com/aomidori003

      pixivからの移行です。

      #刀剣乱夢 #ソハさに #女審神者 #ソハヤノツルキ #加州清光
      みどり(aomidori003)
    • 変わらない寂しさ明姫の続きものその⑥。番外編。
      明姫です。が、ほぼ明神とエージ。
      初期三人組が大好きすぎて書いた。明姫が付き合い始めて寂しくなるエージと、でもそれに派生してそれぞれ寂しさを抱えてる明神と姫乃、みたいな感じですけど、エージと明神には永遠に兄弟みたいでいて欲しいです。

      pixivからの移行です。

      #みえるひと #明神冬悟 #明姫 #桶川姫乃 #眞白エージ
      みどり(aomidori003)
    • ライオン強くなりたいエージと、明神の話。
      昔出したコピー本です。

      #みえるひと #明神冬悟 #眞白エージ
      みどり(aomidori003)
    • 本心はぬくもりに隠して初期刀・山姥切国広、初鍛刀・前田藤四郎のとある本丸の話。
      男性審神者がメインです。初太刀・鶯丸からみた主の話。近侍で明石が賑やかしにいます。

      話の中で大包平が十数万貯めても来なかった、という話は、実話です。

      pixivからの移行です。

      #刀剣乱舞 #男審神者 #明石国行 #鶯丸
      みどり(aomidori003)
    • あまやどり昔出したみえるひとの同人誌です。
      明神冬悟と正宗くんの話と、ひめのんとプラチナの話。

      pixivからの移行です。

      #みえるひと #明神冬悟 #桶川姫乃 #神吹白金 #火神楽正宗
      みどり(aomidori003)
    • 君に花束をn番煎じのタイトル。光忠が顕現してからの福島の兄ムーブと己を大事にしすぎる言動に頭を悩ませているけど、福ちゃんは福ちゃんで弟との距離感に諦観感じていた話。最後はハッピーエンドです。
      加筆修正して、光忠兄弟ワンドロで書いた話たちとまとめて春コミに出す予定です。

      光忠、なんでも器用に出来る男が全く頭回らない癖強兄に振り回されてほしい。

      #刀剣乱舞 #光忠兄弟 #燭台切光忠 #福島光忠 #不動行光 #サンプル
      みどり(aomidori003)
    • こんな苦味も口に含めば初期刀・山姥切国広、初鍛刀・前田藤四郎のとある本丸の話。
      男性審神者がメインです。甘いものが好きなんだけど、ずっと隠し続けていた審神者と、それに気付いて色々と察した安定が審神者と甘いものを食べに連れ出す話with骨喰。
      脇差たちには元気いっぱいもりもり食べててほしいです。

      pixivからの移行です。

      #刀剣乱舞 #男審神者 #大和守安定 #骨喰藤四郎
      みどり(aomidori003)
    • ここから単発。これだけで読めます。
      ソハヤの顕現から、大典太の顕現して、三池兄弟が「兄弟」となるまで。
      兄弟のすれ違い話好きすぎて、堀川派と貞宗派と三池で書いてる……。
      同じようなものですが、兄弟好きなので許してください。

      ソハヤのポジに見せかけたネガがめちゃくちゃ好きです。あと、大きな刀が小さい刀とわちゃわちゃしてるの好きです。徳川組かわいい~~~、好き~~~という気持ちで書きました。

      ついでにこの物吉くんは、多分この物吉くんです。
      「うちのかわいい太鼓鐘(https://galleria.emotionflow.com/115535/635603.html)」


      以下、余談。
      刀ミュ、三池兄弟、本当にありがとうございました……。
      ソハヤツルキ、最高でした……。本当に、東京ドームシティに帰ってきてくれてありがとう……。推しが自ジャンルに来る経験初めてなので、挙動不審ですが、応援していきます……。
      本編より、推しの観察に費やす経験初めてしました。ソハヤしか観てない。健やかでいてくれてありがとう……。

      別途、イベント情報などはツイッターのほうが多少お知らせしているかと思います。よければどうぞ。>https://twitter.com/aomidori003

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      #刀剣乱舞 #三池兄弟 #ソハヤノツルキ #大典太光世 #物吉貞宗 #包丁藤四郎
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    • 夕陽の向こうの顔明姫。GW前。雨降って地固まる系の話。
      いつもどおりの展開で、愚鈍な明神と、情緒不安定なひめのん。

      pixivからの移行です。

      #みえるひと #明神冬悟 #桶川姫乃 #明姫
      みどり(aomidori003)
    • 一瞬だけの信頼みえるひと小話。サイトにあげてたもの。2008年くらい。本編前の明神師弟の話。
      冬悟がひたすらにネガティヴボーイで、師匠もつられてネガティヴになってる。

      pixivからの移行です。

      #みえるひと #明神冬悟 #明神勇一郎 #黒白師弟 #明神師弟
      みどり(aomidori003)
    • 二人で見る月みえるひと、学パロ冬姫(明姫)です。
      以前書いていた『もっともっと』(https://galleria.emotionflow.com/115535/626025.html)の前日譚というか、くっつく時の話。

      pixivからの移行です。

      #みえるひと #明神冬悟 #桶川姫乃 #明姫
      みどり(aomidori003)
    • 花火の夜明姫。7月、夏休みの話。
      R15くらいかなぁと自分比で思っていたんですが、特に大したことはなにもしてなかったです。おかしいな……。書いてる間は死ぬほど恥ずかしかったんですが。二人で花火を見に行く話、ですが、花火は見れませんでした。

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      #みえるひと #明神冬悟 #桶川姫乃 #明姫
      みどり(aomidori003)
    • シンフォニアまとめ十数年前に書いたTOSの短い小話のまとめです。ほぼCP要素なし。時折ロイコレ風。
      ロイド、ゼロス、ジーニアス多めです。9本。
      本当に、名作で、ロイドくん、一生好きな主人公です。

      最近ひとさまのテイルズシリーズの実況を見てはちゃめちゃに好きだったことを思い出したので昔のを引っ張り出してきました。
      は~~~、ゲームやりたいな~~~~~~。

      pixivからの移行です。

      #テイルズオブシンフォニア #TOS #ロイド #ゼロス #コレット
      みどり(aomidori003)
    • 隣室の明石くんとソハヤくん(2022年3月17日追記)
      2022年3月21日の閃華春大祭 【凍結ぶどう】みどりの新刊です。
      【凍結ぶどう】東2ホール ケ43ab
      『隣室の明石くんとソハヤくん』
      100P/文庫/1,000円/小説/全年齢
      カバー、表紙はいつものようにすあまさん(https://www.pixiv.net/users/158568)が描いてくれました!!!推し二人描いてもらえてめちゃくちゃ嬉しい!!!!

      通販はこちらから。
      https://pictspace.net/items/detail/276508

      よろしくお願いいたします!

      ===========================

      単発。隣室になっている来派の部屋の明石と、三池の部屋のソハヤが大して仲良くならずに隣人として過ごしている短編集です。日常ほのぼの~シリアスまで。

      全話に明石とソハヤ。時々、愛染国俊、蛍丸、大典太光世、虎徹がちょっと、名前だけは他の男士も居ます。
      明確なセリフはありませんが、審神者います。
      CP要素はありません。

      なお、最後の「⑦隣に立つもの」ですが、戦闘描写あり、流血、重傷表現があります。

      pixivからの移行です。
      みどり(aomidori003)
    • ドラクエ2~8まとめ十数年前に書いたドラクエ2~8の短い小話のまとめです。
      2は5本。CPなし。3人組がわちゃわちゃしてるだけ。
      3は3本。CPなし。パーティは勇者・盗賊♂(賢者)・武闘家♀(遊び人→賢者)・商人♀(賢者)の4人。
      4は6本。CPなし。勇者、クリフと、ライアン、マーニャ。
      5は5本。主ビア。主人公単独とCP物。
      6は3本。とても短い。ミレーユとテリーが好きです。主人公の名前は「ボッツ」。
      7は4本。CPなし。ほぼキーファの影を引きずってる話。主人公は「アルス」。
      8は5本。若干主姫。パーティ4人がわちゃわちゃしているのが好きです。

      11を書きたくて、昔の整理しました。
      ドラクエ、一生好きですね。

      pixivからの移行です。

      #ドラゴンクエスト #DQ2 #DQ3 #DQ4 #DQ5 #DQ6 #DQ7 #DQ8 #主ビア
      みどり(aomidori003)
    • 【ペーパー】コンクリの森【閃華春大祭2021】春コミおよび閃華春大祭 2021お疲れ様です。ありがとうございました。
      マジで前日に作ったペーパーです。少部数だったので、無配で終わりなんですがせっかくなのでこちらにも。
      明石と不動(極)が一緒に現代遠征に行く話です(単発)。
      表紙はすあまさん(https://www.pixiv.net/users/158568)が描いてくれました!

      前提は、初期刀・山姥切国広、初鍛刀・前田藤四郎のとある本丸の話。
      ほとんど姿のないセリフのみ男性審神者が出てきます。

      pixivからの移行です。

      #刀剣乱舞 #明石国行 #不動行光
      みどり(aomidori003)
    • そして「兄弟」となる初期刀・山姥切国広、初鍛刀・薬研藤四郎の本丸に権限した、十振目の堀川国広が、山姥切と山伏を心から「兄弟」と呼べるようになるまでの話。うちの本丸始動話でもあります。

      堀川派の「脳筋」と呼ばれているけれど、実際には三人とも内に籠るタイプなのがめちゃくちゃ好きです。他者に向かわず、自分自身ときちんと向き合うタイプの国広ズ、推せる。

      pixivからの移行です。
      #刀剣乱舞 #堀川派 #堀川国広 #山姥切国広 #山伏国広 #国広三兄弟
      みどり(aomidori003)
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