ソンちゃん大集合!?
ちびソちゃが草むらにしゃがみこんで何か見てるなーと見守ってたら急に立ち上がり
「しゅま!ふあふあ!ちゅままえた!」
てトトロのメイちゃんみたいにとてとて走ってくる。
「捕まえた?」
「みて!こえみて!ふあふあ!」
手のひらの中にぐったりしたはむソがwww
「わー!箱!箱!」
小さい箱にタオル入れてそーっと下ろしてしばらく見てると、はっ!て起き上がったので胸を撫で下ろすスマと、ふあふあ、おっきした!て目を輝かせるちびソちゃ。
しゅま、そんくんのおててふあふあ!
あらら。テープで取って、洗おうな。
という会話を聞きながら「はむはどうなってしまうのか。ともだち………」とうつ伏せのまま嘆くはむと、外から
「おーい、すげえ人懐っこい迷い猫捕まえたんだけど」
とねこソの首根っこをつまんでやってくるマーズ。
「はむ!はむいる!はむげんき?!ねこだよ!ねこはね、はむをおむかえにきたんだよ!」(飼い主スマにしか分からないねこ語)
「すげえ元気な迷い猫」
「近くに飼い主いるかも?」
「あっ!すま!すまだ!すま!はむ!はむがね!あれっ?!すまじゃない?!でもすま??すま…すまー?! ……すま…(´・ω・`)」
「ねこしゃんげんきない!どしたでしゅかー?」
「ソーン、抱っこしていてあげて。そーっとな」
「あい。そーっと、そーっとね」
はむは箱の中でねこの声がした方に向かってもがいてカリカリさせてるので、勢いで外に出ちゃわないようにもうちょっと背の高い箱に入れ替えたところで外から声が。
「あの!すみません! こっ、ちのほ、に、(ゼェ)ねこと、なんかちいさいの……」
「しゅまー!おんもにしゅまきたー!…??」
「なつこい猫と、ちいさいまるいのならいるぜ。ほい、水どうぞ」
「…ども、ありが、っ(一気飲み)とう!」
「本当だ、スマイリーだな、おちび」
「しゅまたくしゃん??」
「これでよし、えっ」
ドッペルゲンガーかよー!と騒ぐ年長組をよそに、
「そのねこ、うちのなんです!」
「すま?すまー!!すますますまー!すま!はむ!はむがね!ねこね!むかえにね!」
「うお、めっちゃ元気になった。ソーン、離してあげな」
「ねこちゃ、げんき!」
「もしかしてこっちのふわふわも」
「うちのです!」
飼い主見つかってよかったなーとほっこりする人間をよそに
「はむー!!はむげんき?どっかいたいとこない?はむ、はむはむー!!」
「とっともだち、もうあえないかとおもって、はむは、はむは…っっ」
「はむー!」
「ともだちー!!」
ねことはむは感動の再会を果たしていた。飼い主スマくんは走って来たので汗だく。
「まあいいから休みなよ、シャワー浴びてけば?着替えならおんなじサイズのやつがいるから気にせずにさ」
「あーいやほんと、ありがとうございました。はむがいなくなったってねこが飛び出したのを追いかけて…… 」
「うっわ、全力の猫を走って追いかけたのかよ、マジお疲れ!」
「風呂入って休んでいけよ、これで全員なら明日ゆっくり送ってく」
「そんくんね!そんくんもねこしゃんとふあふあとあしょぶ!」
「…と、言ってるけどどうかな」
「じゃあ、お言葉に甘えて。ねことちいさいのもよろしくな」
「うわあーねこしゃんとふあふあ、よよしくおねやいしましゅ!」
「ちいさいにんげんだ!すまとちがうあまいによいする!いいによい!ね!はむ!」
「はむ、はむはあんしんしたのでおなかがすきました…… 」
「すまー!はむ、はらぺこだって!」
「お前らなあ!(ぐう)」
「全員腹ぺこだな」
「まるこいのには無塩のナッツな。しこたまあるぜ(飲みのつまみ)」
「人間はこっちで飯」
「ソーン、ねこさんたちはどっかいったりしないから、こっちでご飯食べような」
みんなでわいわいご飯食べて、ねことはむとちびのソーン大集合は幕を閉じたのであります。
ちびソちゃが興奮して寝ないのを、ねこが上に乗って
「いいからいいから、ねこがそばにいてあげるから、ねこもねるんだよ、にんげんもねようね」
と、ごろごろ喉を鳴らしてくれたのでちゃんと寝た。
はむも、お外での定位置、ねこフードの中で安心してまるくなった。