とあるハンターとオトモの日常あてんしょん!
此方、2018年1月26日に発売されました「モンスターハンターワールド」のレポです。今回は自身のハンター&オトモのイチャイチャもといハンターワールドライフの一部分を切り取った作品となります。
(どんなモンスター討伐したとか書くと、大変なのでね)
登場人物
・ハンター
4~50代位な女性で、操虫根使い。
(モデルのイメージ フィールドマスター)
オトモのシアが大好き大好きで、シアの為なら火の中水の中リオレウスやリオレイアの業火の中と言う感じ。
短髪の赤髪が特徴的。
・オトモアイルー シア
白い短い毛、赤い毛がワンポイントの尻尾が長いオッドアイの子。
ハンターさん大好きで、新大陸到着時に離れ離れになったのがショックだったらしく、普段が甘えん坊になった。
ハンターさんのツボ抑えた仕草が大得意。
(うちの子可愛い)
以上を踏まえまして、お読み下さいませ。
大丈夫ですね?
新大陸への調査団に、年だけ無駄に食ったババアが選ばれる、しかも推薦組に選ばれるなんて……しかも、年若いお嬢さんとペアだなんて。
「世の中、何があるか分からないね……ねぇ、シア?」
(にゃー)
そんな風に想いながら、新大陸へ渡ってから、私の可愛い可愛い可愛すぎるオトモアイルー シアとのハンターライフは、そう悪いもんじゃないかなと。
・可愛い、私のオトモ
「まぁーシアったら、可愛らしい! こっちは凛々しいわね! うーん、どれ作ろうか迷うわね……」
工房で少し年嵩の行ったハンターが、自身のオトモアイルーを前に悩んでいた。第五期調査団の中で、一番の年長者である彼女は、誰よりもオトモを愛している事で有名だ。今日は凄く頑張ったオトモ シアの為に防具を作ることにしたようで、かれこれ一時間近くは何を作ろうか迷っている。流石に、彼女と付き合いの長いオトモと言えど、若干疲れが見え始めていた。
(旦那さん、まだ決まらないのにゃー。疲れてきたにゃ)
「ああ、ごめんなさいね。でも、アナタが凄く可愛らしい上に、何を着ても似合うからついね?」
頬に手を当てて、小首を傾げながら笑うハンターの姿を見て、溜め息を着くシア。普段はのほほんとしている癖に、いざハンターとしてのスイッチが入ると別人になるのだから、人は見かけによらない。
着せかえ人形ならぬ着せかえアイルーになっていたシアは疑問に思った。
(旦那さんは、何か作らないのにゃ? ずっと同じ防具のままだにゃ)
「私? あぁ、私は別に……まだ、何を作ろうか迷っているからね」
苦笑しながら、頬に手を当てたままハンターは、二期団の親方と話し始める。新大陸に向かうときから身に付けているガーディアンの装備のままなので、よくよく見ると使い込んでいる。
いくら実力があるハンターとは言えど、命を落としかねないと考えたシアは、とある防具シリーズを見て閃いた。
(旦那さん!旦那さん!!)
「ん? なぁに?」
(これ! これをボクと旦那さんで作ろうにゃ!)
裾を引っ張りながら、とある防具シリーズを指差すシア。目線をそちらに移すと、ちょっと渋い顔。
「アナタのなら喜んで作るけど……ちょっと、私には……」
(ボク、旦那さんとこれ着たいにゃー!!!! 駄目にゃ?)
小首を傾げた愛くるしいおねだりポーズをする。ちなみに、一番弱いポーズだ。
「うぅーん」
表情動作変わらないが、滅茶苦茶に可愛くて悶えているであろう事は分かっているシアは“もう一押しにゃ”と考えて、足にしがみつき上目遣いで一言。
(旦那さんとお揃いしたいにゃー)
「……何処で、そんな可愛らしい事覚えたのかしら、この子は……。分かったわ、作りましょう」
(やったにゃー)
そんなやりとりを親方は豪快に笑う。
「はっははは、お前さん達は本当に最高なパートナー同士だな!!!!」
「あらあら、親方、そんな、まぁ」
(そうにゃーボクと旦那さんは最高なパートナーにゃー!!!!)
ハンターは少し照れたように言葉を詰まらせ、声高々にシアはえっへんと胸を張る。ちなみに作ったのはボーンメイルで、露出度が高くてハンター曰わく「年嵩だけ言ったババアが着るもんじゃないわよ……」と本当に照れた様子で受付嬢にこぼしていたそうな。
「でも、相棒。シアちゃんとお揃いなの嬉しいんじゃないですか?」
「……まぁ、否定できないわ……」
・甘えたがり
今日は新大陸で知り合ったハンターと討伐に出掛けた。
「今日は宜しくね、二人とも」
(宜しくにゃー)
ニコニコしながら、相手方のオトモを優しく撫でて、自分のオトモにも撫でる。微笑ましい光景だが、長引くことが分かっているので、相手方がさっさと切り上げようと声を掛ける。
「さっさとクエスト受けて行くぞ」
「せっかちなのは嫌われるわよ、全く。さぁ、行きましょうか」
何個か連続でクエストをこなしたので、今日のノルマは達成と言うことで、食事場で労を労う事となった。少しぐったりとして座り込むハンターとまだまだ体力が有り余っているといった風なハンター。そしてそれぞれのオトモが想い想いに食事をしていた。
「流石に、ババアには連戦キツいわよ……」
「まだまだ現役だろ。操虫棍で、モンスターに飛び乗ってダウン取ってんだからな」
「割としんどいのよ、あれ。……あら、口もと汚しているわよ」
(にゃにゃ、ありがとうにゃー)
(……)
「どうした、シア。膨れ面して」
(別に何もにゃいにゃ)
「そう見えないぞ。どうしたんだ? 嫌いなものでも食べたか?」
「ああ、違うのよ。この子、構って貰えないから拗ねているのよ」
「そんなに構っていたのか?」
「割とね」
「よいしょっと」と声を掛けながら、カガチ一式を纏うシアを抱っこしながら席に着いて、フードの上からよしよしとアタマを撫でる。そうすると、シアはぎゅーと抱きついてくる。
「ふふ、本当に。ここに来る前からそうだけども、甘えっこさんね~シアは」
そういうと更に抱っこ猫になるシアに、苦笑しながらも優しく撫でるハンターだった。
「全く、見せつけてくれるな」
「ふふふ、羨ましいかしら? 羨ましい?」
シアを軽く抱きしめ直して、どや顔をするハンターに対してため息を尽きながら一言。
「とてつもなくうざい」
「あらあら、嫉妬しているのかしら~?」
「激しく、とてつもなく、うざい」
「ふふふー私とシアの愛は不変よ」
(そうにゃー!!!!)
・なんて事無い休日
今日はクエストを受けない休日と決めている日。ハンター曰わく「時々休み入れなきゃ倒れちゃうわよ、私一応ババアだし」と。それは新大陸から渡る前から決めている事で、ハンターが休む前提なのだが、本音としてはオトモを休ませる事らしいのだが。
それぞれ武器と防具の手入れが終わると、ハンターはブラッシングを用意する。
「シア、手入れ終わったかな? 終わったなら、おいで」
シアはピンと耳と尻尾をたてて、いそいそと防具を脱いでインナーだけになるとハンターの膝に飛び乗る。ハンターはシアの頭を一撫でして、優しくブラッシングを始めると気持ちいいのか、ゴロゴロと喉を鳴らすシア。
「ふふ、可愛いわねーシア。眠かったら寝て良いからね」
(分かったにゃー……)
半分うつらうつらと寝そうになっている所に、ドタドタと足音が響き渡り、誰かが入ってきた。
「相棒! 今いいで……す……か?」
「年頃のお嬢さんが、そんなドタドタ走るのは如何なものかと思うけどね? それで? どうしたの?」
不機嫌なオーラが出ていたのか、珍しく少し怯む受付嬢。
「あ、えっと。あの……すみません、ちょっと緊急で出て欲しいと総司令からお願いされて」
「……分かったわ。で、どんな用件なのかしら」
「実は、調査に出ていたハンターがモンスターに襲われて負傷したとの事で、救援要請が出ていて。それで、相棒に白羽の矢が経ったと言うわけで」
「同じハンターのピンチなら、休んでいるわけには行かないわね。シア、行けるわね?」
(大丈夫にゃー!!!!)
受付嬢と話している内に、ささっと着込んだシアはカガチの武器を掲げて居た。
「流石、私のオトモ。さぁ、さっさと片して、ブラッシングの続きやるわよ」
(了解にゃー!!!!)
・キュートなシア、格好いいシア、どっちがお好み?
「んんんー……駄目だわ、どっちも捨てがたい」
「まだ言っているのか、あいつは」
「ほんと、オトモちゃん好きだねー」
新大陸で知り合った男女のハンター達は、かたや呆れつつ、かたや面白そうに工房を覗いていた。中にいるのは、シアとそのハンター。また着せ替えアイルーになっていて、疲れた様子を見せているシアに、真剣な表情で悩むハンターが居た。
「ねぇ、二人とも。レイアの可愛らしいシアとレウスの格好いいシアどちらが良いかしら!どちらも良すぎて決まらないわ!!!!」
そんな事を叫ぶハンターに、ますます苦笑と呆れな反応を返される。
時は遡り、数時間前。
クエストを何個かこなした後、工房に思い思いに用事を済ませようとなった。
愛すべきオトモの装備が作れることとなり、二パターンあるので、また大いに悩む事となった。作ろうとしているのはリオレウスとリオレイア装備だった。
「リオレイアはスカート姿の可愛らしいお姫様で、リオレウスは小さい騎士姿で凛々しいのよね。はぁあああ……もう可愛いし、格好いいし……悩ましいわぁ」
「とりあえず、早く決めてやれよ。シアもだいぶ疲れているし」
「そうそう。結構、私達頑張ってクエストこなしていたから、オトモちゃん共々疲れちゃったしね。時間かかるようなら食事所に行ってくるね~」
「うぐぅ、分かったわ。後で、そっち行くわね」
二人はそれぞれのオトモを連れ立って歩いていった。
(にゃー旦那さん、ボクもお腹すいたにゃー。早く決めて欲しいニャ)
「わ、分かっているわよ。確かに、おなか好いているものね……うぅううん……」
可愛いオトモの為に早く選んであげたいとは思っていても、結局、それから更に一時間は悩み抜いて、ひとまずレイア装備を作ることになった。が、余りにも時間を掛けすぎたのでへそを曲げたシアが居た。
「シアちゃん、ご機嫌ナナメね~」
「あれから悩まされて、何度も着せ替えアイルーして、空腹な時にやられたならご機嫌ナナメにもなるだろう……だが……」
「はい、シア。あーん」
(にゃー)
「美味しい? 熱くない?」
(大丈夫にゃー。旦那さん、僕、次あれ食べたいにゃ)
「ん? これ? いいわよー。ちょっと熱いから、少し冷ましてからね」
(分かったにゃー)
レイア装備に身を包んだシアを膝の上に座らせて、手ずからず食べさせているハンターが居た。そして、それを見せつけられているひとまずハンターとオモト達。
「ただ、このイチャイチャを見せつけられるのは勘弁して欲しいがな」
「まぁまぁ、オトモちゃんと仲が良いのは、いいハンターの証だしね」
「……はぁ、ますます疲れる……」
・死神姿でも可愛い
「君、可愛いわねー」
そう言いながら、別の知り合いハンターであるオトモの頭を優しく撫でる。
(にゃーくすぐったいにゃー)
「おいおい。うちのにちょっかい出すのは良いけど、適度にせぇよ。そうしないと、シアちゃんが拗ねるぞ」
「ついつい他の子も可愛いから、撫で撫でしたくなるのよね。はい、シア、おいで~。抱っこしてあげるよ」
そう言うと、ちょっといじけていたシアは、ぱぁああと嬉しそうにしながら、ハンターの胸に飛び込んでくる。現在、装備がデスギアネコの為、表情が分からないのが残念と思いながらも、ハンターは抱っこしながら頭を撫でる。
(にゃーん、旦那さん~♪)
「ふふ、なぁに、シア?」
ゴロゴロと喉を鳴らしながら甘える姿は、とても愛らしい。
「滅茶苦茶ほのぼのする光景なのに、オトモ装備で台無し」
「どんな姿のシアでも、愛くるしいさは変わらないわよ?」
「そういうもんなのか」
「そういうもんです」
・お嫁に出したくない……!!!!
「かっっっっわいい!!!! 可愛いわ、シア!!!! 凄く凄く凄く凄く可愛いわ!!!!」
(旦那さん、そんな可愛い連呼しなくても)
「だって、一番、アナタ、今、凄く可愛い!!!! カガチもレイアも可愛かったけど、これは一番可愛い!!!!」
ジェノシーヴァの素材が集まり、先にオトモ装備を作る事に。その出来上がった姿を見て、ハンターが興奮気味にオトモを褒めちぎる。
(にゃにゃ、これ凄くヒラヒラしているにゃー)
「そこが、また可愛いと思うわよ。ふふ、本当に可愛いわねぇ。まるで・・・・・・」
(? 旦那さん?)
言葉つまりになって、少し考え込むハンターを心配して小首を傾げるシアのその姿を見て、何も言わず急に抱きしめ出すハンター。
(にゃにゃ?!)
「私、絶対、シアをお嫁に出さない!!!!」
(にゃにゃ?? 何言っているのにゃー旦那さん! ボクは、旦那さんと一緒に居るにゃー)
「!!! シア、愛している!!!!!」
ジェノシーヴァの装備が、花嫁衣装みたく見えてしまったようで、娘を嫁に出す父親の気分になってしまったようだった。そんな事を知らないシアは、ただただ抱きしめて貰えて嬉しいなと思っていたりするので合った。
テトルーとシアと/谷のどんぶり族
「テトルー、これ食べて。今日のお手伝いのお礼」
瘴気の谷 谷のぶんどり族のテトルーと一緒に探索をして、キャンプに戻ってきた直後にこんがり肉を渡されたテトルー。
(い、良いのか! 嬉しい! ありがとうチョウサダンって言っているニャ)
「ふふ、喜んで貰えて良かった。まだお肉あるから、お代わりしてくれても良いからね。あ、お土産に何個か持って行ってね」
そう言うと、テトルーは滅茶苦茶喜び勇んでいた。食糧事情を鑑みると、なんだかんだで他のテトルーとガジャブーよりも甘めになる自覚があるなーとハンターは思いつつ(やっぱり頑張ってくれているから、ついつい甘やかすのよねー……やりすぎると、シアが拗ねるから気をつけないと)
二匹がわちゃわちゃしている間に受付嬢と二人で肉を焼き始める。
(チョウサダン、いつも食べ物くれるな)
(いくら自然の摂理とは言え、お腹が好きすぎて倒れられたら夢見悪いと言っていたニャ。余りやるのは良くないとは分かっていても、ついついって感じニャ)
(そうなのかー)
仲良く座って談笑して、仲良く肉にかぶりついているシアとテトルーを見て、にこにこしているハンターは手元の肉を焦がしたことは言うまでもない。
テトルーとシアと/台地のかなで族
(これはこうするんだ)
(ニャニャ? こう?)
陸珊瑚のキャンプで一時休憩している合間で、シアは台地のかなで族のテトルーに楽器演奏の指導をして貰っていた。オトモはなんでも器用にこなすとイメージがあるのだが、割とシアはハンター似にて、不器用な面が合った。場数をこなせば問題何にしても、いつ何時何があるから分からないので、暇な隙間を見つけてはテトルーに教えを請うことにしていた。今日は太鼓の叩き方を教わっているらしく、二匹がわちゃわちゃやっている。
「ふふ、可愛いわねぇーシアもテトルーも」
「本当に! 可愛いですね。それに、一生懸命頑張っていますね、シアちゃん」
「なんでも、“早く旦那さんの為に使えるようになりたい”って言っていてね。ふふふ、嬉しいわよね。そう言ってくれるのは」
レウス装備に身を包んだシアが一生懸命に練習してる姿を、本当に嬉しそうに穏やかに見守るハンター。
「本当に、シアちゃん大好きですね」
「当然よ。私の自慢のオトモだもの」
テトルーとシアと/荒れ地のまもり族
(モンスターを引きつけるには、これをこうして……)
(ニャなるほど。そしたら、これはどうするにゃー)
今日は大蟻塚のキャンプで、荒れ地のまもり族にモンスターの引きつけのコツを聞いているようだった。いつものように、二匹が話している姿をキャンプの食事席から慈愛に満ちた顔で見ているハンターとその脇で慣れた様子でかまど焼きをしている受付嬢の姿。
「相棒は、本当にシアちゃんとテトルー達の様子見ているときすっごい嬉しそうですよねー」
「当然よー。可愛すぎるでしょ、あんな風に話し合っている姿見ているのも」
チラッとシアとテトルーのやりとりを受付嬢は見ると、楽しそうに話しているのが分かる。真剣にだが、異種交流も楽しいと見える。
「確かに。シアちゃん、テトルーとカジャブーと話している時、楽しそうですもんね」
「あの子、そういう所は社交的だからね」
テトルーとシアと/森の虫かご族
古代樹の森にて、モンスター討伐クエストを遂行中。森の虫かご族とシアの支援を受けて、指定されているモンスターを討伐していく。時々縄張り争い等勃発してしまい苦戦を強いられる。
「くっ……」
(旦那さん、これ使うニャー!!!!)
そういって、シアは閃光虫が入っている籠を設置、それを確認したハンターは迷わず武器を振りかざした。辺り一面に輝く光に怯むモンスターの隙をついて、討伐対象のモンスターに渾身の一撃を食らわせた。
「ありがとうね、二匹とも。凄く助かったわ」
そう言いながら、シアとテトルーの頭を撫でながら礼を伝えると、胸を張り“えっへん”とするシアと少し照れるテトルーが居た。今回も無事にクエスト完了し、供に大きい怪我もせずに帰還できた。
「最近、シアもあしどめの虫かご凄く使いこなしているから、本当に助かるわ」
(にゃにゃ、テトルーが色々教えてくれたから、ボクも上達したニャ!!!!)
「ふふ、そうね、シアは努力家だもんね」
そう言いながら、頑張ってくれたシアとテトルーにこんがり肉(出来立て)を渡すハンター。「これ食べたら、解散しましょう。テトルーお疲れ様」
と最後に頭を一撫でされてから二匹は、お行儀良く二匹はこんがり肉を齧り始める。それを優しい微笑みで見ているハンターが居た。
ジャガブーとシアと
連続でクエストを受けたので、小休憩でキャンプに戻り、各自好きなように休憩していた。ハンターは食事の席にグッタリと座り込みながら、受付嬢が作ってくれている料理を待ち、シアはカジャブーと何かを話しているようで盛り上がっていた。
「お疲れ様です、相棒。はい、オススメ料理ですよ」
「ありがとう……縄張り争いに何度も巻き込まれると思わなかったから、体力配分見余ったわ」
「ほんと、お疲れ様です……。シアちゃん、ガジャブーといい、テトルーといい、本当に仲が良いですね」
「ここに渡る前から、そういう交流好きだったからね。あっちでは、あの子と仲がいいメラルーも居たのよ」
「え、そうなんですか?!メラルーと仲が良いってのは珍しいですね」
「そうでしょ? しかも、その子もいい子でね。よくクエストにくっ付いてきては、私達と一緒に戦ってくれてね。それでお礼にこんがり肉焼いて渡してあげていたのよね」
懐かしいと呟いて、目を細めるハンターの顔は、まるで母親の様な顔だった。
「ここに渡る事になった時にね、“また会えるの楽しみにしている!”って言って、送り出してくれたの。泣きそうな顔しながらね……元気かしらねぇ、あの子」
「相棒とシアちゃん、それと手伝ってくれたメラルーは、本当に素敵なパートナーですね」
「ふふ。でしょ? シアもそのメラルーも沢山助けてくれたのよ。私の最高なパートナー達よ」
そう言うと、何かガジャブーが主張したらしく「?」を二人で浮かべていると、シアも胸を張りながら解説してくれた。
(俺達ガジャブーも最高なパートナーだ!って言ってるにゃ! ボクもそう思う!!)
「ふふ、そうね。ガジャブーも最高なパートナーよ」
此方、MHW開始時のオトモ視点を、勝手に想像して書いてみました。ハンターと受付嬢が拠点に着くまで時間掛かったんじゃないかなーと言う思いも合っての話なので、嫌な方はスルーで
船が傾き、ボクの身体は宙に浮いて、旦那さんが腕を伸ばして受け止めようとしてくれたのは分かった。旦那さんの手も届かなくて、ボクは海に落ちてしまった。
「シア!!!!」
自分自身が落ちないように、でも必死にボクに手を伸ばして叫んでいる旦那さんの顔を最後に記憶が途切れた。
目が覚めると、旦那さんと一緒に向かうはずだった拠点に、先に……流れ着いてしまった。
旦那さんと一緒に行動する受付嬢も来ていないと言われ、とりあえず食事所で旦那さん達を待つ。色々なハンターさんとオトモが行き交う場所で、時には座ったり、時にはフラフラと人と荷物の間を歩く。
(旦那さん、旦那さん……何処にいるにゃ)
先に着いてから、丸一日経った。旦那さん達は着かない。
(旦那さん……)
また今日も人と荷物の合間で、旦那さんが来てないかを確認する。旦那さんと、こんなに離れるのは初めてだった。前の時は離れていても、トモダチだったメラルーと一緒だったから、二匹で頑張って戦えた。それに、旦那さんは大丈夫と根拠のない自信も合った。
だけど、ここは新大陸。
何があるか分からない。
いくら百戦錬磨の旦那さんでも……
嫌な想像してしまい、頭を振る。
“ボクが信じないで、どうするにゃ!!!!”
今日もめげずに旦那さん達をさがす。
それから二日たって、やっと旦那さんに会えた。
(旦那さん!!!! 旦那さん!!!!)
「よしよし、シア。本当によく頑張ったわね、いい子。いい子ね」
(にゃああああん、旦那さん……!!!!)
旦那さんに再会できて、ボクは人目を憚らずに泣いてしまった。そんなボクをただ抱きしめて頭を撫でてくれた。
ボクはオトモだから、いつでも最悪な事態は想定している。それは旦那さんも一緒だ。だけど、それでも、ボクは……
(旦那さん、会いたかった。にゃーわああああん)
「私も会いたかったよ、シア。本当に君が無事で良かった」
(旦那さん!!!! にゃあああああああん……)
ボクはオトモアイルー。それを抜きにしても、ボクは旦那さんが好きだ。好きだから、何があっても一緒にいたい。
それがどんな結果になろうと、最後まで。
ここから、アイスボーン編です。
オトモの初期装備が可愛すぎる・・・・・・!!!!!!! と悶絶してた覚えが←
アステラスから上空を渡り、辿り着いたセリエナ。アステラスと違って、ここは少し寒い場所だ。
「どんな所なのかしらねー」
(にゃー楽しみだにゃ)
・可愛いアヒルちゃん
セリエナに降り立った直後に、替えた装備。ゆっくり見るタイミングが無かったので、セリエナの集会所で、シアの新しい装備を見ることに。
「あらぁ、シア。すっごく可愛いわ! ちょっとクルッと回ってみて?」
(こうにゃ?)
「あらあら、ふふ」
(にゃ?)
小首を傾げるシアに、ますます笑みを深めながら目線をシアに合わせるハンター。
「この装備、全体的にアヒルになっているのよ。ふふふ、可愛らしいわ~」
(にゃ、そうにゃ? にゃーどんなのか見てみたいにゃー)
そういって、自分の尻尾を追っかけるような状態でクルクル回るシアを見て気付いたように声掛ける。
「もしかしたら、ルームサービスの子達も同じ装備な筈だから見せて貰えば良いと思うわ」
(あ、そっか! そうするにゃー!!!!)と目を回す前に、やんわりと止めに入るハンターが居た。狩りしている時は、とてもとても頼りになるオトモなのに、普段はちょっと抜けている所があるシアで合った。
(そこが堪らなく可愛いのだけども、時々心配になるわね)
頬に手を当てながら、微笑んでいるハンターで合った。
・迷子のハンター
「あら? ここは食事処? 蒸気機関管理所の所に行きたかったのに……ううん??」
困った様子で、頬に手を当てるハンターの元に追い付いたオトモ シアはハンターのレイア装備のスカート部分を引っ張る。
(旦那さん。蒸気機関管理所は、こっちにゃ)
「え、こっち? ありがとう、シア」
シアの道案内にて、無事に目的地に辿り着いた。だが、再びマイハウスに向かう時に、また迷子になり、シアに導いて貰う姿が見られた。
「うぅん、どうしましょう。セリエナだと、私迷子になってしまうわ」
困ったようにため息を付きながら、机に身体を寝かせる。そんな様子を、いつもの定位置で装備のメンテナンスをしていたシアは、立ち上がりトコトコとハンターの元に近付く。
(旦那さん、ならボクが案内するにゃ!)
「ありがとう、シア。優しいのね。でも、道覚えるの必要な事だから、シアに甘えてばかりはダメでしょ?」
膝に持ち上げて、ダッフル装備のシアの頭を撫でる。嬉しそうにグルグル鳴きながら、甘えてくる。
(にゃーでも、旦那さんの役に立ちたいにゃ。ダメにゃ?)
「……そうね。覚えるまでは、お願いしようかな」
(任せてにゃー!!!!)
・温泉
「わぁー温泉あるのねぇ~」
新しい新天地 セリエナのマイハウスをぐるっと見ていたハンターが嬉しそうに呟いた。久方ぶりに見る温泉に気分が高揚しているようだ。
「ふふ、温泉か~温かいお湯に浸かれるのは嬉しいわ」
(……)
反対に、シアは渋い顔をしている。何せ、熱いお湯だ。熱いお湯に浸かるのが好きでないシアにとっては、余り嬉しいことでない上に……“旦那さんと一緒に居る時間が減るにゃー……”と思っていた。ハンターも長湯できるほど、熱い湯は得意でないらしいが、やはりシアより長く入ってられるとの事がある。故に、ハンターは上がってくるまで一匹。そう考えるといじけたくなるシアであった。
それに気付いているのか否か分からないが、ハンターは嬉しそうにシアと温泉に入ろうと提案する。少しでも一緒に居たいシアは(ちょっと嫌だけど)温泉に入ることを了承した。
(旦那さん?)
「ん? なぁに、シア」
(これじゃあ、旦那さんゆっくり休めないんじゃ無いかにゃー)
と言うのも、膝の上にシアを抱き抱えて温泉に入っていた。
「ん? だって、シア。温泉長く浸かれないでしょ? だったら、少しでも一緒に入りたいから、これでいーのよ」
(……旦那さん……!!!!)
そう言うとぎゅうーと抱き付くシアに、優しく頭を撫でるハンター。
「あと、温泉浸したタオルで顔とかも拭いてあげるから、抱き付き猫は程々にね~」
(はいにゃー)
「ただね、抱きつくのは、構わないんだけどね? シア。爪はたてないで。凄く痛い」
(にゃ゛ゃあ?! ごめんなさいにゃ!!!!)
・何処までもお揃いがいい!
「あー本当に可愛いわ!!!! なんて、可愛いの!もー食べてしまいたいくらい可愛いわ!!!!」
目をキラキラ輝かせて、これでもかって位の笑顔と賛辞を送るハンターと褒められて嬉しいけども、少し恥ずかしいそうにしているシアが居た。バフバロ装備の素材が貯まったので、いつものようにシアの分を作った訳だった。これが、また可愛らしい姿な為にハンターはデレデレとしていた。
(旦那さん、恥ずかしいにゃー)
「あらあら、ふふ。でも、可愛いのは変わりがないわよ? シア。あと、何よりも暖かそうで良かったわ」
そういって、頭を一撫でしてシアと目線を合わせるようにしゃがむ。
「さて、シア。この防具の色変える?」
(勿論にゃー!!!! 赤、旦那さんと同じように赤にするにゃー)
「ふふ、了解。それじゃあ、親方お願いしても良いですか?」
「はは、任せとけ! それじゃあ、どんな赤にするんだ?」
「そうですねぇ……」
ハンターと親方が染めの相談をしている間、シアはダッフル装備に戻しながら、ワクワクとしていた。
“三つ編みの部分も赤染まったら、旦那さんとお揃いにゃー”
ハンターは、フィールドマスターと同じくらいに髪が短い。今はレイア装備を愛用し、そちらも赤色に染めていて地毛風に見せている。バフバロだと、三つ編みがちょこんとつい着いたので染めたらハンターと同じようになるのではないかと考えていた訳だ。
(楽しみにゃー♪)
実際染め上がったバフバロは、真っ赤と言うよりは光沢のある落ち着きのある赤で染まっていたのだが……。
(三つ編み部分は、染まってないにゃ)
「そこは染められなかったみたいよ。シアは、そこも染めたかったの?」
(旦那さんとお揃いになるかと思ったにゃ)
「私と? ああ、そう言うことか」
合点が言ったハンターは、屈むとシアの頬を挟んでむにむにし出す。
(にゃにゃー何するにゃー!!!!)
「ふふ、もー本当にシアは可愛いわね! 同じ色味に染めるだけでも十分お揃いよ」
満面の笑顔で言い切るハンターに、シアは頬をむにむにされながらも答える。
(にゃ! でも、でも、でも!!! ボクも同じ風にしたかったにゃー!)
「そしたら、今度新しい装備でお揃いにしましょう。それで良いでしょ?」
(……旦那さんが、それで良いなら……)
「私はシアと少しでもお揃いなら、良いのよ」
後日、ハンターもバフバロ装備を作ったのだが、胸辺りと足露出が合って着るのを躊躇った。だが、シアの“お願い”攻撃により着ることとなったの、受付嬢は“少しチョロすぎませんか、相棒”と心配になったとか。
・行きたい!
「えーとね、シア。痕跡と素材集めだけとかだから、モンスターの狩りはしないからお留守番で……」
(でも、そういって、前にリオレウスと戦っていたニャー!!!! 信用できないニャ!!!! だから、ボクも行くニャー!!!!!!!!)
「えぇええと……助けて?」
ハンターの足にしがみついて駄々をこねるシアに、困ったようにSOSを出すハンターに、かまど焼きの中身を見ながら、呆れたように答える受付嬢。
「無理ですよ、相棒。実際、リオレウスにやられて、一度戻ってきているじゃないですか。それで、シアちゃん慰めるのにどんだけ大変だったか」
「うぐぅ」
「そうでなくとも、相棒、今モンスター見かけたら“素材集めだー”って言って狩りに出ちゃうじゃないですか。だったら、シアちゃん連れて、尚且つテトルー達と一緒の方が良いですよ。それとも、相棒……またシアちゃん泣かせたいんですか?」
「うぐぅぬぬぬぬぬ……」
ヘルプを求めた受付嬢にも冷たくあしらわれてしまい途方に暮れてしまった。
実際、防具は強くなってはいたけども、武器が火力不足な時に単身探索している時にうっかりリオレウスに挑み倒れて戻された経緯が一度ある。そうでなくとも、他のモンスターにもやらかしているせいで、今回の騒動な訳だが……。
「で、でもね、シア。今回は本当に狩りに出ないから。痕跡と鉱石と骨塚に用があるだけだから! モンスター見かけても、手を出さないからぁ?!」
足にしがみつくシアを抱っこして、キャンプ地の食事処に座り説得しようと試みるハンターだが、抱っこされた瞬間に首根っこに抱きついてきたシアに驚く。
(……)
「シア? シーアー?? シアちゃん??? シアさん????」
シシマイの装備に身を包んだシアの背中をトントンと叩くが、シアは抱き付いたまま動かない。
「シアー? 抱きつき猫になっているなら、抱えたまま行くわよ、私」
(それでもいいニャー。旦那さんと一緒に行けるニャ)
「もー……ほんと、この子は」
困ったように笑うハンターは、諦めた様にシアの頭を撫でる。
「分かった、分かった。私の負けよ。シア、一緒に行きましょう?」
(ほんとニャ?! 本当に行っても良いのニャ!!!!)
「こんな必死に言われたら、連れてかない訳無いでしょ?」
(やったニャー!!!! 旦那さん、大好きニャ!!!!)
「こらこら、首が絞まるでしょう。もー……ほんと、この子は」
再度嬉しそうに首根っこに抱き付くシアを、困り顔しながら優しく撫でているハンターを見て、受付嬢も嬉しそうに微笑んでいた。
・嫉妬して、爆弾置きました
ある依頼で、リオレイア討伐する事になったハンターとシアコンビ。今回は他のハンターも居るのだが、悲しいかな一人と一匹だけキャンプ外に飛ばされてしまった。
「あったたた……大丈夫、シア?」
(ニャー大丈夫ニャ。旦那さんは?)
「大丈夫よ、とりあえず、場所把握しましょうか」
そう言って、他のハンターと合流も兼ねながら歩いていると……
「討伐対象 リオレイア発見っと」
リオレイアは此方に気付いておらず、地面に座りながら翼の手入れをしている仕草をしていた。その姿が可愛いなーとか思っていた矢先に、シアがリオレイアの足元ガシャブーの壷爆弾を設置していた。
「え、ちょっと? シアまっ……」
時すでに遅く、爆弾は作動してしまいリオレイアに気付かれる事態に。
「ああああ、もう、合流してからとも思ったのに! 行くわよ、シア!」
(了解にゃー!!!!)
「ねぇ、シア。なんで、レイアに気付かれてなかった時に爆発置いちゃったの?」
キャンプに戻って、それぞれが休息を取っている時に、いつものように膝に乗っけながらハンターは攻撃の指示は一切してなかったのに、シアが独断でやった事について問う。リオレウスの装備に身を包んだシアは、その事に関して居心地が悪いのかもじもじしてなかなか語ろうとしない。
「シア。今回は何事も無かったけどね、準備が整ってない状態でキャンプ外に飛ばされて、尚且つモンスターと出会っていたら、流石に私でも危なかったのよ? その意味、分かるよね?」
そう言うと、泣きそうな顔をしながらシアは俯いてしまった。そんなシアの頭を優しく撫でるハンター。
(……ごめんにゃさい、旦那さん……)
「理由、話してくれるよね?」
(旦那さんが……)
「うん」
(リオレイアの翼を手入れしている姿見ていたとき、凄く優しい顔していたにゃ)
「……うん?」
(なんか、凄く腹が立って、それで置いちゃっていたにゃ)
「……ううん?」
(ごめんにゃさい、旦那さん。旦那さん取られると思ったら、考えなしに置いちゃったにゃ)
「……」
(旦那さん?)
「あ、うん、えっとね。とりあえず、シア……今度からそう言うのは無しよ?」
(ごめんにゃさい)
「反省しているならよし」
そう言いながらシアの頭を撫でるハンターだが、口元を隠して(めちゃめちゃ可愛い!!!!)と身悶えしていたとか。