Dom/SubAU設定資料◇特徴
・生まれついてDom/Subの性質を持つ者がいる。全員ではなく、どちらにも属さない者も多い。割合としてはDom/Subに属する者と属さない者は半々。
・DomとSubはフェロモンで相手がどちらに属するかを見極める。相性の良し悪しもフェロモンで判断することができる。これは言葉で説明できるものではなく本能的なもの。
・Dom/Subであるかが判別されるのは十代半ば〜二十代前半で、フェロモンが出てきたり欲求が満たされずに体調を崩すことで判明することがほとんど。時期は個人差があるため検査して事前に知ることは不可能と言える。
・欲求が満たされないと体に影響が出るが個人差がある。
怠さ、体の火照り、吐き気等の身体的症状やイライラや落ち込み等のメンタル面での症状があり、人によって様々である。症状が軽い者もいれば寝込むほどに重い者もいる。パートナーのいない者は抑制剤で症状を抑えるのが一般的。抑制剤の効果は服用した日から三日間あるが、毎日服用するのが基本。
・Dom/Subとしての本能の強さは個人差によるが、強い者は少数。
強いDomは普通の人間に対しても影響を及ぼすことが可能で、リーダー的な地位にいる者が多い。強いSubは被支配欲が強く一人でいることを嫌がり、誰かに支配されていないと不安なので情緒不安定な者が多い。
逆に弱いDom/Subは支配欲・被支配欲が弱く欲求不満に陥ることが少ない(症状が軽いわけではなく重い場合もある)。命令の効果における詳細な組み合わせ効果は下記参照。
○組み合わせごとの命令の効果
Dom(強)×Sub(強)=抜群
Dom(強)×Sub(並)=抜群
Dom(強)×Sub(弱)=普通
Dom(並)×Sub(強)=抜群
Dom(並)×Sub(並)=普通
Dom(並)×Sub(弱)=弱い
Dom(弱)×Sub(強)=普通
Dom(弱)×Sub(並)=やや弱い
Dom(弱)×Sub(弱)=とても弱い
※個人差による
本能の強いDomは本能の弱いSubの本能を引き出すことが稀にあり、その場合は本能が普通のSubと同じ程度になることがある。
・Domは睨みつけて威圧することでSubを従わせることができるが、これはSubを強制的に支配することなので好ましくないとされている。Dom同士の対決で使用されることもある。
・DomからSubへの命令はどのような言葉でも効果を発揮するわけではなく、「Subを支配する」という明確な意思を持って命令をする場合のみ効力がある。
例えば日常会話での頼み事や複数人に向けての命令であればDomとしての命令にはならない。
命令の言葉の前に「命令」と加えると効果が増す。
・Domは自分のパートナーのSubが脅かされたり奪われそうになると独占欲や庇護欲が強くなり、Subを守るために凶暴になる。守るためなら相手を殺すことも厭わない。
◇社会
・「Dom/Subに属する人もそうでない人と同じ人間であり尊重されるべき」というのが一般的。進学、就職、労働等で差別することは法律で禁じられているが、Subに関しては本能の強いSubが起こすトラブルが原因でSub自体が差別されることがあり問題となっている。
・Domの中にはSubの人権を無視して利用、支配する者がいるためしばしば問題になっており、Subへの虐待を取り締まるための法整備が進められている。
・DomがSubにパートナーの証として首輪を贈る習慣が昔からあるが「人権侵害だ」という意見が少なくないことから、最近ではブレスレットを贈る人が増えてきている。
・プロのDom/Subを紹介・派遣するサービスを行う会社が普通に存在しており、それを利用するのでパートナーを作らないという者もいる。
◇その他
・Dom/Subのパートナー関係は必ずしも恋人である必要はなく、伴侶や恋人とは別でパートナーを持つというのは普通のことだと認識されている。
・躾、ご褒美は性的な行為でなくとも全く問題ない。
◇Switchについて
・生まれつきDom/Subのどちらにも転化する性質を持つ。
Switchの人間はDom/Subよりも少なく、転化せずに過ごす者もいれば途中でどちらかに転化する者もいる。
SwitchであるかはDom/Subであればフェロモンでわかる。Switch独特のフェロモンがある。
・どちらにもなる可能性があるが、どちらかに偏っている場合もある。
Dom寄りのSwitch、Sub寄りのSwitchみたいな感じ。だからといって偏っていない方になる可能性がゼロというわけではない。
偏りがあるかは検査をしないとわからない。
・Dom/Subのフェロモンを浴び続けると転化することがある。
と言っても自然に出ているフェロモンが影響することはなく、故意に出したフェロモンやDom/Subの躾・褒美の最中に放出されるフェロモンのみが影響する。
そのためDom/Subが気に入ったSwitchを故意に転化させてしまうことがあるので、人権保護のためにそのような行為は禁止されている。薬によって転化を抑えることもできる。
フェロモンの影響は以下の通り。
Domのフェロモンを浴びた場合:Subとしての本能が刺激されるためSubになる
Subのフェロモンを浴びた場合:Domとしての本能が刺激されるためDomになる