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    輪廻の約束 丘を上る。急な坂道ではないけれど、決して緩くもないこの坂を上るのにはもうだいぶ慣れた。車が使えればいいのだが、如何せん道が細くて車が入れない。バイクは持っていないし、整備されていない細道の上り下りは自転車の方が難儀だ。
     蒸し暑い毎日を過ごして、けれどもうじき夏が来る。高く上った太陽を持ち上げるように白い雲が海から頭を出していた。波の音が聞こえる距離のこの場所は、天辺まで上らずとも海が見下ろせる。上って来た坂の下、小さな海街の向こうに広がる海。もうすぐこの街も観光客で賑わうようになるんだろう。

     辿り着いた戸建ては古く、何本かの蔦が絡まっている。とんがった赤い屋根が三つほど。絵本に出て来る魔女のお城のコンパクト版といった風情のこの家が、自分は気に入っていた。庭は小さいけれど、そこかしこに色んな植物が植えられ、ハーブも何種か。茶色の玄関扉の隣、壊れかけた呼び鈴を押して、暫し待つ。ここまでの登坂で汗だくだ。背負っていたバックパックからハンドタオルを取り出して、汗を拭う。中からの反応はない。
    「せんせ~」
     背中からのじりじりとした日差しが首の後ろを焼くものだから、早く中に入れて欲しくてそう呼びかけるけれど、やはり中からの反応はなかった。
    「アーシェングロットせんせ~?」
     もう一度呼びかける。そこでようやく人の気配がして、がちりと重たい鍵が開く音がした。用心深い家主は華奢な玄関扉の癖に、内鍵は豪奢なものを使っている。
    「奥の部屋にいたもので」
     ドアが開いて顔を出した彼が苦笑して自分を招き入れてくれた。この家に入れるのは、彼と、自分と、彼のお気に入りの猫ちゃんだけだと以前言っていたのは恐らく嘘ではない。人混みが苦手な先生は、特別用事がない限りはこの家から出ようとはしなかった。
     何でも、約束なのだという。誰と、いつした約束なのかはわからない。特にそこへ踏み込むつもりはないので、彼が入れてくれたハーブティーを傾けながら、ふうんと頷いたのは随分寒い頃だった。
    「頼まれていたもの買って来ましたよ。担当使いが荒いことで」
    「すみませんねえ」
     冗談交じりの嫌味に笑って答えた先生がキッチンに入り、お茶の準備をしてくれている間、パソコンの入ったバックパックをダイニングのイスに下ろして伸びをする。薄型軽量のパソコンといっても、所詮精密機器だ。ずっと背負って、且つあの坂を上って来れば汗もかくし重たさにくたびれる。街で買って来た調味料や牛乳をエコバッグごとテーブルに置いて一息ついた。

     先生は新進気鋭の小説家で、自分はその担当編集だ。元々彼は絵本作家であったのだけれど、たまたま、偶然、何の因果か、自分がこの作家の担当になり、初めてこの家を訪れた時に小説の切れ端を見付けたのが始まりだった。
     ちなみに、その日は当然家には上げてもらえず、庭の小さなテーブルで色付いた木々の下での打ち合わせだった。海風が冷たかったのを今でも覚えている。けれども何故か、その切れ端を見付けたのだ。きっと、原稿が見付けて欲しいと言っていたに違いないと後日先生に話したら、ロマンチストと笑われたけれど。それでも、中庭に小説の切れ端が落ちているなんてこと、普通に考えたらないだろう。
    「調子はどうですか?」
     連載中の小説は、第一話が掲載されるや否や大爆発……とは行かず、第二話、第三話とイマイチ評価が付かないまま淡々と連載されていた。正直、編集部でも苦い顔をされていたのだけれど、自分はどうしても、これは必ずヒットするという確信があったし、続けなくてはならないという使命を感じていた。
     小説はじわじわと評価を上げ、文庫本第一巻が出る頃には平積みされるほどになっていた。どこの書店に行っても見掛けるその表紙に、それ見た事かと自分の先見の眼に酔ったし、何だかひとつ使命を終えたような気分になった。手に取った一冊を買って帰る。献本はもちろん持っていたけれど、どうしても一冊、自分で買っておきたかった。

     出されたハーブティーのハーブは庭に植えてあるものだ。先生は案外マメで、植物や動物の世話を甲斐甲斐しくしている。いまはこの家には猫が二匹。オッドアイの綺麗な白猫だ。いつの間にか居ついたのだといつか笑っていたけれど、確かに彼らは自分が初めてここへ来た時にはいなかった気がする。けれども随分前からここにいたかのように馴染んでいた。
    「原稿はメールしたはずですが」
     紅茶を飲みながら窓の外に目をやっていると、正面に座った先生がほんの少し笑みを乗せた表情で告げる。
    「はい、ですがお遣いがありましたので」
     半分嘘で、半分本当。確かに原稿はメールで受け取っていたから、ここに来る必要はなかったのだけれど、先生は放っておくとどこかへ行ってしまいそうな儚げな所があるから、様子を見に来ているのだ。すると、だったらこれを買って来てとお遣いを頼まれるので、今では何となく、先生の家の牛乳が切れそうなタイミングで顔を見に来るようにしている。訪問介護のようだ。
    「今日はいい風ですね~。もうじき街が賑わう季節ですね」
     小高い丘にあるこの家の窓の外は海が臨める。遠い水平線と刻まれる波の線。風に乗って聞こえる波の音に目を細めた。
    「窓から海が見えるなんて最高ですね」
     初めてこの家に入れてもらった時にもそう思って、同じような事を言った気がする。その時先生は、擽ったそうに笑ってありがとうと言っていた。
    「借りものですが」
     きっとまた同じように頷くものだと思っていたけれど、予想外の返事に視線を先生の方へと向ける。目を細めた先生は自分と同じように窓の外を眺めていて、その横顔に少し緊張が見られた。
    「借景ですね」
     ふと頷いた先生の横顔から緊張が抜ける。何を言いたかったのかはわからなかったけれど、きっと先生の中で何か海に思う所があるのだろう事だけは理解した気がした。

     事前に送ってもらっていた原稿を検めて、少しだけ修正してもらってからパソコンを閉じる。夏が近いこの時期、随分と陽が伸びて夕飯時に差し掛かろう時間でも窓の外はまだ明るかった。
     先生の連載している小説は、言ってしまえばファンタジー小説だ。元々絵本でも魔法使いや妖精なんかの題材を多く描いていたから、当然と言えば当然なのだけれど。それでも絵本と決定的に違うのは、魔法学校に通う生徒たちの、妙にリアルな物語である事だった。
     いや、ファンタジー小説にリアルも何もない。けれど、魔法使いたちの学園に迷い込んだ魔法を使えない主人公と、それを取り巻く生徒達。そこで起きるイベントや事件は、先生の眼と描写を通して本当にあった事なのではないかと思うくらいに迫力があり、リアルだった。
    「ゴーストに誘拐された話、好きなんですよね」
    「薄情者の集まりの話が?」
     くつりと笑った先生につられて笑う。主人公よりひとつ年上の『陰キャ』な先輩がゴーストの姫に見初められて誘拐されたのを、打算だらけの生徒達が救出に向かうというイベント。番外編的なその話の軽快さが読者にもウケて、ネット上でも話題になっていた。
    「メインストーリーがちょっと重たかった後でしたしね」
     砂漠の国の主人と従者のいざこざのストーリーは、誘拐劇とは違った意味で話題になった。救いはどちらにあるべきか。何を庇い、何を批判するべきか。決して先生は論争を起こして欲しかったのではなく、ただ、『書き写した』のであろう事は、自分だけは理解していた。
    「世の中、どうにもならない事はありますし」
     膝に飛び乗った猫を撫でながらぽつりと呟く。先生もあの話は本意ではなかったのだろうか。けれど、先生の見ている『あの世界』で起こってしまったのだから仕方がないと、そういう事なのだろう。
    「……先生ちなみに、これもう最終章まで納品してもらってますけど、完成原稿ですか? ネームって感じじゃないですけど」
    「完成です。これで終わり」
     ティーカップを傾けた先生が複雑そうに笑った。メインストーリーの部分は全部で七章。物語中に登場するそれぞれの寮長たちにスポットを当てているのがメインだ。出版は現在五章まで。連載は番外編をちらほら。それでも自分のパソコンにはもう七章までの原稿と、付随する番外編、それに完結編までもが送られてきていた。
     筆が乗ったのだろうかとも思うけれど、それにしても随分と早い。手を抜いたという訳でもなさそうだし、何かあったのだろうか。いや、これから何かあるのだろうか。
    「次の満月までに終わらせたくて」
    「……?」
    「満月の日は海の力が強くなるってご存じない?」
     膝の上で猫が起き上がる。先生の足元でももう一匹が同じように起き上がって自分を見詰めた。三対の眼に見詰められて少し居心地が悪くなる。そう言えば、この猫たちは前の満月の翌日に来たのではなかっただろうか。海岸沿いで貝殻をいくつか拾って、明日は満月ですねえと話したあの日の後、次にここへ来たら彼らがいたような気がする。
     先生は時々、不思議な事を言う時があった。約束の件についてもそう。満月についてもそう。変わった人だと片付けてしまうには、何か裏付けがありそうに思えて仕方がなくて、それが自分をどうしたってわくわくさせるから、何かにつけて先生の元へと来てしまうのだ。

     次の満月は再来週の木曜日。仕上げられた原稿は総て問題なく、このまま完成原稿として納品されることになった。本当なら先生に次の連載の話を持ち掛けたかったし、上司からもそう指示を受けていたけれど、きっと先生はもう書いてはくれないのだと思う。直接聞いたわけではないけれど、何となくそんな気がした。



     海街は近く行われる夏祭りの準備で浮足立っていて、あちらこちらで笑い声がする。こういう雰囲気も嫌いではないけれど、きっと先生は綺麗な顔を歪めて、だって人混みでしょう、というのだろう。祭りに人が来なければ祭りにならないだろうになと思いつつ、散歩に下りた浜辺の砂を蹴って、足元に転がった巻貝を拾い上げた。幾つかお土産で持って行こう。先生の書斎には瓶に詰めた貝殻があるのを知っている。そこに仲間入りさせてもらおうと手ごろな貝たちを幾つか拾って、バックパックに詰め込んだ。

     いつだって丘は緩くもなく急でもなく、とんがり屋根の家はそこにある。壊れかけたチャイムはやっぱり家主を呼び出してはくれなくて、仕方なしに声を掛けた。
    「せんせ~」
     今日は背中から焼けるような日差しはない。海から上りかけた月はまん丸で、坂を駆け抜ける風が少しだけ冷たかった。
    「アーシェングロットせんせ~?」
     もう一度呼びかける。そこでようやく人の気配がして、がちりと重たい鍵が開く音がした。用心深い家主は華奢な玄関扉の癖に、内鍵は豪奢なものを使っている。
    「人と話していたもので」
     ドアが開いて顔を出した彼が笑って招き入れてくれた。この家に入れるのは、彼と、自分と、彼のお気に入りの猫ちゃんだけだと以前言っていたけれど、今夜はその限りではないらしい。見た事のない男が二人、ダイニングのソファに座っていた。
    「これはこれは」
     釣り目の男がにこりと笑う。もう一人も同じようににまりと笑って、猫が顔を洗うように金色をした右目を握った拳でぐしりと擦った。
     先生がキッチンに入り、お茶の準備をしてくれている間、パソコンの入っていないバックパックをダイニングのイスに下ろす。今日は仕事ではないから、あの精密機器は持っては来なかった。今日は、初めてプライベートで先生に呼び出されたのだ。
     よく似た顔立ちの男二人は笑ったまま自分を観察するように眺めている。どうにも居心地が悪くて、誤魔化すようにバックパックの中から集めて来た貝殻を取り出してテーブルに並べた。
    「先生、綺麗なの拾って来ましたよ。コレクションに入れてください」
    「あはっ、さっすがあ」
    「あとは月が昇るのを待つだけですね」
     返事をしない先生の代わりに二対のオッドアイが自分を見る。妙な既視感を覚えながら、一際綺麗な形状の巻貝を手に取った。そういえば、あの双子の猫はどこへ行っただろう。いつも何かを急かすように先生の足元をうろうろとしているのに、今日は姿が見えない。
     ティーカップを持ってダイニングテーブルに着いた先生に礼を言いながら、そう言えば、と切り出した。
    「この前の原稿、少し直して欲しい所がありました」
    「どこです?」
    「主人公が元の世界に帰る所……割とあっさり帰っちゃいますけど、あそこはもう少し、後ろ髪を引かれてもいいかなと思います」
     先生が薄い唇をティーカップにつける。湯気が顔の前を過った。
    「それから、帰る時に約束をするとかどうでしょう」
    「約束?」
    「そう、約束……」
    「どんな?」
    「先輩と……こちらの世界に来るための約束……?」
     話している内、意識がぼんやりと霞がかって自分が何を言っているのか分からなくなって来る。両手に乗せた巻貝はただそこにずしりと存在していて、海の冷たさを伝えるようにひんやりと手のひらを冷やしていた。巻貝の渦がじわりじわりと迫って来て、意識を直接叩こうとする。
    「こちらの世界、とは?」
     先生の釣り目が意地悪そうに笑う。先生の小説に心酔しすぎて現実と小説の区別が付かなくなってしまったのだろうか。投げかけられた問い掛けに、縋るように先生を見た。こんなにも嬉しそうに笑った先生の顔を初めて見る。早く、さあ早くと言わんばかりに頬を紅潮させ、自分の次の言葉を待っていた。貝殻を乗せた手はもうそれを握るように指先に力が入って、左回りの渦がもう手首まで伸びている。

    「向こうでは、先輩たちが結ばれないって」
    「冥府の門番の役目から逃れるには、自分の世界へ来るしかないからって」
    「だから先輩はこの世界に生まれ変わって、先輩と自分がまた会えた時に、自分を媒介に彼を呼び寄せようって」

    「イデア先輩とアズール先輩と、約束しました」

     言い切ると同時に、手のひらに乗せていた貝殻が蒼く光り、部屋全体を水の中のように包み込む。酸素はある。けれどまるで海底のようだ。時々、酸素の泡が天井へと上がって行く。不思議な光景に目を奪われた。
    「監督生氏、流石っすわァ!」
     いひひと笑った鋸歯が蒼い唇から覗く。アーシェングロット先生の蒼く長い髪が水に揺蕩い、細い腕を大きく広げた。
    「おいで、アズール」
     呼びかけた声に反応した貝殻が天井に魔法陣を映し出し、そこからずるりと黒に近い深紫の触手が現れる。部屋の中は疑似海水に満たされているから、蛸の姿のその人も不自由なく先生の腕の中へと納まる事ができたようだ。
    「イデアさん、逢いたかった」
     二人が触れ合った途端、魔法陣は泡となり、それに従うように部屋の中が正常化されて行く。沢山の泡が人魚の素肌を撫で、やがて彼の素肌は人のそれへと姿を変えた。衣服を纏っていない彼を隠すように、先生が着ていた白衣を彼に掛けた。
     窓の外は海と満月。見事な借景と抱き合う二人の姿に知らず涙が流れていた。





     丘の上の小さな戸建てに五人。ダイニングも大して広くはないから、二人をソファに座らせて、あとはキッチンの固いイス。不満げなフロイドに肩を揺らした。そもそも、アズール先輩を差し置いて双子だけ何故一足先に『この世界』に来れたのだろう。単純な疑問をアズール先輩にぶつけると、久々に見た彼は艶黒子をくいと持ち上げて微笑んだ。
    「媒体を見付けたもので。試しに転送してみたらいけました」
     双子が化けていたオッドアイの白猫の事だろうか。あれは憑依していたのか、化けていたのかわからないけれど、その理屈ならばアズール先輩自身もこちらの世界に来られたのでは。
    「僕は魔力が大きすぎて通れなかったんです」
     不貞腐れたようにそういうアズール先輩は、いつかの時間のどこかの世界で共に学生生活を送った頃よりも少し幼くなっているように思えた。自分が成人しているのに、彼はあの頃のままであるからかも知れない。
    「一度の転生で上手く行ってよかったでござる~。監督生氏がなかなか思い出さないからちょっと焦ったでござるが」
     万が一、イデア先輩の転生が一度で成功しなかった場合、また繰り返すとなるとそれなりに時間が必要になるだろう。そうなると、今度はアズール先輩の寿命が心配になってしまう。織り交ぜられた先生の嫌味に肩を竦めた。もしかして先生は自分に思い出させるためにあの小説を書いていたのだろうか。中々思い出さないせいで、痺れを切らして最終話まで書き上げて、記憶を刺激したのか。
    「しかし、本当にこの世界は冥府とは縁がないんですか?」
    「その内また先輩連れてかれちゃうんじゃないの~?」
     大人しくお茶を飲んでいた双子が口を挟んだ。確かに『この世界』にも、天国や地獄、死後の世界というものは存在している。双子の疑問に彼らを見ると、悪戯に笑った先輩がひらりと手を振った。
    「拙者の管轄はあくまであの世界の冥府でありますゆえ~、世界が違うここはまた別の同じような機関が管轄してるでござる」
     久し振りに聞くイデア先輩の話し方に懐かしさを覚える。アーシェングロット先生として活動していた時は、できるだけしゃべらないようにと言っておいてよかった。取材の時にこのしゃべり方が出るのは辛い。
    「というか、イデアさんどうして僕の名前を使って執筆活動を?」
    「えっ、……それ聞く?」
     ソファに寄り添ってアズール先輩の腰に手を回したままのイデア先輩が目を逸らした。それは双子も気になっていたようで、先輩の回答に全員が注目するけれど、それには答える気はないらしい。意味はないよ、とひたすら繰り返していた先輩の耳が赤かった。


     いつか自分に教えてくれた時のように、「家族になる人のファミリーネームだよ。結婚したみたいでいいでしょ」と冗談とも本気ともつかない言い方で言ってしまったらいいのに。とアーシェングロット先生が淹れてくれたハーブティーをゆっくりと飲み込んだ。




    KazRyusaki Link Message Mute
    2022/04/06 21:39:43

    輪廻の約束

    ・モブがいます(自我・セリフあり、名前・性別ナシ)
    ・転生
    ・捏造過多

    諸事情により上げ直し。

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