ペルソナ5 小ネタ集2アテンション!
こちら、アトラスから発売された『ペルソナ5』の小ネタ集的なもんです。
特にモルガナ関係で、主人公がおかしくなっています。
カッコイイジョーカーは存在しません。
パレス潜入時はコードネーム表記、日常は通常呼びで書き分けてます。
・主人公名
鈴川 和哉(すずかわ かずや)
普段はきちんとしたリーダーなのに、モルガナ絡みではそんな面影は無し。
メンバーもそれを理解して、ツッコみつつ付き合ってくれてる。
オクムラパレス終了後まで
・双葉、モナの頬むにむに
和哉「双葉、強くやったらモナも痛いぞ。そう言うときは、軽く掴んでフニフニすると喜ぶぞ」
双葉「なるほど、やってみよう」
モルガナ「お前等、ワガハイをオモチャだと勘違いしてないか!」
和哉「おいおいモルガナ。モルガナは俺の心の……」
モルガナ「いや、言わんで良い……」
和哉「なんだ、やっと認めてくれたのか?」
モルガナ「ここまでくると、逆に清々しいわ」
・9/1 ニュースで怪盗団の話で、選択肢“落ち着こう”選んで
モルガナ「野心合ってもクールに、か。それ、ワガハイから盗んだんだろう?」
和哉「元々モナには、俺のハート盗まれてるからな。それぐらい盗まないと」
双葉「本当にモルガナ好きなんだな」
・惣治郎さんに“お前ら、本当に仲良いな”言われて
和哉「当然。モルガナは大切な猫ですから。むしろ、俺にとっては恋人」
モルガナ「猫扱いやめーや! しかも、もっと違うわ」
惣治郎「はは、お前猫絡みになると言うことが凄いな。ほら、さっさと行ってこい」
・修学旅行でモナと一時お別れで
和哉(絶望しきった顔してる)
竜司「うっわー……。そんなに、こいつと離れるの嫌か?」モナ抱っこして見せる
和哉「……一層、修学旅行を潰すか……」
真「馬鹿な事言わないでよ」脳天チョップ
和哉「モルガナと離れるなんて……拷問に等しいわ!!! もう修学旅行休んでやろうか……」
祐介「目立つ行動をリーダー自らやってどうする」脳天チョップ 二回目
二度目の脳天チョップで、流石にうずくまる和哉。
・モナ、双葉に張り合う
杏「生意気カワイイ感じ?」
和哉「生意気可愛すぎて、俺の心撃ちまくりだな」
杏「まぁ、その辺はいつもの事ね」
和哉「皆、最近冷たくないか?」
・モナ、落ち込んでるので……
和哉「今日は、念入りにブラッシングするからな」
モルガナ「……」
和哉「モルガナ、俺はモルガナが居て助かってる。車にもなれるし、怪盗のイロハも教えてくれた」
モルガナ「……」
和哉「何よりも、俺に“居場所”をくれた。モルガナは凄いよ。それだけ、俺に色々くれたんだ。だから、モルガナは今のモルガナで良いと俺は思うんだ」
優しく撫でるように、ブラッシングしていく。いつも以上に艶が出てくる気がする。
モルガナ「和哉の癖に、生意気だ」
和哉「はは、そうだな」
・9/13 モナ、出て行く
和哉「……」
呆然と見送って、我に帰って急いで追い掛ける。メンバーが声掛けてくるが聞こえてない。
和哉「モルガナ!!!」
ルブランや近所を走って探す。走る走る走る走る走る走る走る……。
和哉「モルガナ!!! モルガナ!!! モルガナ……」
居場所を作ってくれた猫は、
和哉「……モルガナ……」
何処かに、行ってしまった。
・オクムラパレス進入前
モルガナの居ない部屋は、何処かもの寂しさがある。どれだけ、あの生き物に助けられたか。
和哉「……怪我、してるなよ……」
心配で寝付けない。
・オクムラパレス進入後、美少女怪盗登場
ジョーカー「モナ!!!」降りてきた瞬間、とっつかまえる
モナ「ぬぎゅあ!!!」
ジョーカー「モナ!!」苦しくない程度に抱き締め
モナ「おい、離せ」
ジョーカー「嫌だ、折角会えたのに」
モナ「離せ!」
無理やりふりほどかれて、美少女怪盗と共に行ってしまう。それを見て、物凄く悲しそうな顔をするジョーカー。
ジョーカー「……モナ……」
・メメントスにて、竜司がモルガナの機嫌損ねた
竜司「何時間待た……でぇ?!」
和哉が無表情で、竜司殴る
和哉「……」
竜司「な、なんだよ」
和哉「竜司、二度と口開くな。特に、モルガナの前で」
竜司「は、はぁ? お前何、」
和哉「それ以上喋ると疾風攻撃食らわすぞ? 俺は、イエス以外の答えは求めてない」
杏「ヤバ、和哉、目笑ってない」(ヒソヒソ)
祐介「モルガナの件で、一番気に病んでたからな」(ヒソヒソ)
真「しかも、さっきのは怒るわよね。やっと会えたのに」(ヒソヒソ)
双葉「自業自得だな」(ヒソヒソ)
・モナ、事故る
竜司「モルガナ! ちっと……」
和哉「モルガナ!!! やっと捕まえた!」抱きしめる
竜司「おい、和哉」
和哉「お前は黙ってろ」ペルソナ召還体勢
竜司「イエッサー……」
モルガナ(何が合ったんだ、この前後)
この後、逃げられて激しく凹んだそうな。
・モナ、ハルを助けるときに怪我
和哉「モナ」抱っこする
モナ「……」
和哉「よく頑張ったな」頭、優しく撫でる
モナ「……ふん」
・春参入、モナ再加入
春「モナちゃん、一番謝らないと駄目な人居るでしょ」
ハルに促されて、モルガナは和哉を見る。和哉は何も言わず、出方を待つ。
モルガナ「……和哉」
和哉「うん?」
モルガナ「……心配掛けて、ごめんなさい……」
和哉「……」
モルガナ「和哉は、前からワガハイの事気にしてくれてたのに……出て行って……それで……」
和哉はモルガナに近付き抱っこする。何も言わず、毛並みに埋める
モルガナ「和哉?」
和哉「……もう、こんな事しないでくれよ……本当に」
色々な感情の処理が追い付かないのか、ただ顔を埋めている。
双葉「モルガナが帰ってこなくて、廃人化しそうだったんだからな」
竜司「俺はひでーめにあっ……」
和哉「誰が喋って良い言った?」
竜司「イエッサーボス」ガクブル
和哉「一週間程は抱き締めても、文句言わせないからな。良いな?」
モルガナ「……イエッサー」
・モルガナ戻ってきた
お腹の上に乗ってくるモルガナ、重みが一層感じられたが幸せだ。モルガナが言ったように、ここを居場所だと思ってくれていた事。それが一番嬉しかった。
和哉「……お帰り、モルガナ……」
小声で呟き、少し頭を撫でる。とりあえず、仰向けから横向に変えて、モルガナをお腹辺りに置いて寝直すことに。
・オクムラパレス 終了後のモナとの会話
モナ「オマエも気張れよ! ワガハイに損させんじゃねえぞ!」
和哉「そうだな、気張らないとな」ニコニコ
ようやく戻ってきた猫の姿に、本当に嬉しそうにしている。
・モナ、再び悪夢を見る
悪夢から覚めて、自分以外の温もりを感じ顔を上げる。穏やかな寝息を立てている少年。いつも冗談なのか本気なのか分からない事を言う少年。だが、いつも愛情に溢れているのは知っている。
仲間もなんやかんや言いながら、この少年を慕っていた。
そんな少年やその仲間達と共にいたい。この場所が、自分の居場所だと言い切れるほどに大切な場所。
モルガナ「ワガハイは……」
そんな自分が、本当は人間でなかったら……人間では無く、彼等と相反する存在だったら。
モルガナ「オマエは笑ってくれるのか?」