ペルソナ5 小ネタ集3アテンション!
こちら、アトラスから発売された『ペルソナ5』の小ネタ集的なもんです。
特にモルガナ関係で、主人公がおかしくなっています。
カッコイイジョーカーは存在しません。
パレス潜入時はコードネーム表記、日常は通常呼びで書き分けてます。
・主人公名
鈴川 和哉(すずかわ かずや)
普段はきちんとしたリーダーなのに、モルガナ絡みではそんな面影は無し。
メンバーもそれを理解して、ツッコみつつ付き合ってくれてる。
・ニイジマパレス 侵入ルート確保後まで
・メメントス モナ、玉ねぎ食べたチャレンジャー
ジョーカー「チャレンジするにしても、勘弁して欲しい……」ハンドルに頭をぶつける
パンサー「なんか疲れてるわね」
ジョーカー「モナに異変起きないか、本当に心配だったんだからな」げんなり顔
モナ「それは悪かったて」
・検事のパレス調べることを、フタバに依頼時/下着の色も~の下り
フタバ「喜んでくれると思ったが……」
和哉「俺の良心が痛むから止めてくれ……でも、流石、凄腕だな」頭なでなで
フタバ「子供扱い!」
和哉「俺にとっては、妹みたいなもんだから?」
フタバ、ちょっとブスッとする
・モナ頬摘ままれる
双葉「いつもと同じ」
モナ「最後まで聞けって!」
和哉「いつもと同じ声じゃなかったら、俺がすぐ気付くだろー」モナの頬揉む
モナ「お前も聞けって!」
・ニイジマパレス とあるセーフルームにて
ジョーカー「状況確認、回復も良いな。それじゃ……三分ほどモナ補給させてくれ」モナを素早く抱き締める
モナ「おぉおおい、いつもいつも急に抱き締めるな!!」
ジョーカー「あぁああぁああ、モナ~……」幸せそうな顔してる
クロウ「……いつも、こうなの? 彼」
クイーン「ええ、でも時間決めとかないと永遠とやってる状態だからね……全く」
ノワール「モナちゃんの事、大好きだからね~ジョーカーは」
スカル「それで、俺はエラい目に合ったぜ」
パンサー「でも、あれはスカル悪いわよ」
ナビ「あの時のジョーカー、目がヤバかった」
フォックス「あれはスカルを本気で攻撃する意志合ったしな」
スカル「マジか……」
ジョーカー「もっと言うと、疾風攻撃食らわせてからのフルボッコしたい位だったな。鉄拳制裁で留められたのは幸いだったな」
スカル「おい」
モナ「大切な戦力に、何してんだよ」
ジョーカー「モナは優しいなぁあぁあぁああああ!!!」また抱き締め
モナ「ぐるしい! ぐるしい!! ぐるしい!!! ジョーカー、力弱めろ!」
クロウ「……普段とキャラが違うんだね……」
フォックス「そのうち慣れる」
・バトルアリーナ参戦
ジョーカー「それじゃあ行ってくる」
モナ「ジョーカー」
ジョーカー「?」
モナ、ジョーカーの懐に飛び込む。驚いて、慌てて抱き留める
ジョーカー「モナ?」頭なでなで
モナ「ワガハイの補充もせずに行くと、いつもの力が発揮出来ないだろ?」
ジョーカー「! あぁ、そうだったな」ふっと笑うと、軽く抱き締める
ノワール「ふふ、モナちゃんもなんだかんだジョーカーに甘いね」
パンサー「ほんと、似た者同士」
クロウ「モナ補充も出来たジョーカーなら、負けないだろうね」
ジョーカー「当然」
・一人で三連戦勝利後
クロウ「さぁ、橋の所に行こう」
モナ「ジョーカー、このまま進むの大丈夫か?」
ジョーカー「んー……なぁ、ナビ。この先シャドウ出てくる危険性は?」
ナビ「ん? いや無いな。むしろ、この先にオタカラがあるだけだから大丈夫だ」
ジョーカー「そっか、ありがとう。なら、モナ」両手広げる
モナ「は?」
ジョーカー「危険が無いなら、もうちょいモナ補充したい」キリッと顔
モナ「緊張感無さ過ぎだろ!」ハリセンで殴られる
でも、その後大橋動かす直前まで抱っこさせてくれました。
再アテンション!
次は、ちょっと主人公の視点での話になります。
若干ネタバレですので、ご注意!!!
それでもかまわない方は、どうぞー!!!
あの時、冤罪を掛けられて、深い海に落とされた気分だった。冷たい海の底。誰も俺の言葉に耳を貸さず、口を開かず、色眼鏡で見る。曇った色眼鏡で、レッテルを張り付けて、誰も側に来ない近寄らない。
厄介者として、生きるだけ。
見えるのはモノクロの世界、色眼鏡の掛けた人間の煩い言葉、前科者と言うレッテルで全てを監視される窮屈さ。
「……俺の居場所は、もう無いんだな……」
それでも、あの日したことを後悔したかと言われると、そう思えないから学習しないのだなと笑ってしまう。
一年間、また牢獄のような世界で生きるのかと思っていた。それを変えたのは、モルガナだった。
あの世界で出会い、居場所の無い者同士で結成された怪盗団。最初はただ自分達の身を守る為だけだった。その時に、やっと海から這い上がり、色を、音を取り戻した気がした。
“ここに居て良い”
そんな風に許された気がした。
居場所が無くなって、もう取り戻せないと思ってた居場所を。モルガナは、俺にくれた。
「~♪」
「おい、いい加減猫扱いやめろ」
「んー? でも、こっちだと猫なんだし間違ってないだろ?」
「ぐぬぬ……」
「いつも以上に綺麗にするんだ、文句言って欲しくないな。あぁ、後でモルガナの好きなご飯買いに行くか?」
「だったら、和哉のカレー食べたい」
「俺のカレーで良いのか? 惣治郎さんのじゃなくて」
「ゴシュジンの味に近づいてるか、味見してやる」
「そっか。じゃあ、腕によりを掛けないとな」
優しく頭を撫でながら、暖かい気持ちになる。この恩猫の為に、腕を振るわなければと思う。