道化師真骨頂?な足立さん足立さん!
三度マヨナカテレビ関連の事件に巻き込まれた僕は
再び彼らの敵として立ち塞がざることになった
そして現在、某特捜隊リーダー、鳴上悠に追い詰められたところだ
なぜ…あなたは何故また立ち塞がるんだ
あなたは現実のルールに従うんじゃなかったのか
はぁ…君さ、いい加減人を信じるのやめたら?
自分と答え合ってたらラッキーくらいにしておきなよ
疲れないの?
そんなに人のこと信じて、裏切られてさ
そりゃ辛くないと言えば嘘になる
けど、足立さん、あなたはそういう痛みも知っているはず
だからこそあなたは現実のルールに従って
いつか僕のもとへ帰ると…
約束してくれたじゃないですか
僕と一緒に、現実と向き合って戦うって…
言ってくれたじゃないですか
あなたは嘘ばかりつくけど
自分で決めたことに関しては嘘をつかない
そういう人じゃないですか
そこまで聞いた僕は
右側の口角を少しあげてこっそり笑った
そう
君が僕と同じ『答え』で嬉しいよ
その刹那、僕は180度回転しながらセイフティーを解除し、マガツイザナギを呼び出して黒幕を捕らえる
そして黒幕に向けて銃を放った
腕は鈍ってなかったようで
黒幕の心臓をぶち抜くことに成功
そこまで見届けて
僕の目の前も真っ赤に染まり
意識を手離した
遠くで愛しい彼の声を聞きながら