7日の呪い堂足突如堂島さんが夢で、足立さんが7日後に死んで神様になることを聞く
最初は信じなかったが、初日、足立さんの手の感覚(痛みなど)が全くないことに気が付き、
本当だと知る
足立さんにもそのことを共有するが、足立さんはあまり焦らず
日に日に感覚を失っていく足立さんを見ていて、為す術なしかと項垂れる堂島さん
そこに、菜々子似の天使がやってきて、その話はちょっと違うことを指摘
実は悪魔の呪いによるものだということがわかる
そして、悪魔の贄とするため、足立さんが選ばれたことを知る
呪いを解く鍵は足立さんが誰かと生きたいと強く願うことらしいのだが、
足立さんは実は生きたいと思っていない状態だということがわかる
だが諦めずに足立さんに生への執着を生み出そうと色々やる堂島さん
結局その努力報われず最終日へ
「足立、逝くなら俺も連れていけ。お前を一人にはしたくないからな…」
視力もほぼ失っている足立さんにナイフを持たせ、手文字で「俺を殺せ」と描く
足立さんびっくりして首ブンブン振る
「あなたまで死ぬことはないでしょ!」
「じゃあ一緒に生きろよ!…生きたいと願ってくれよ、足立…!」
「生きたい、生きたいよ…。やっと、やっと手に入れた幸せなんだ。
あなたと一緒にもっと…ずっと一緒に…生きたいよ」
その日の夜。
呪いが解けたのかもわからないが、堂島さんに抱きしめておいて欲しいと願う足立さん
「もし僕の呪いが解けていなくて死んでしまったら、後を追ってもいいです。
ただし、誰かを悲しむやり方だけはやめてください。
…そんなことしたら今度は僕があなたを呪いますからね」
そうして8日目の朝。
二人は抱き合って朝を迎えた
堂島さんの目の先には漆黒の目を見開いて涙する足立さんが隣にいた。
優しく足立さんの髪をなでると、足立さんは我慢できず堂島さんにしっかりしがみつく
そう、彼らの愛、共に在りたい気持ちは呪いに打ち勝ったのだった。