働きづめは人をダメにする(主足)叔父さんから、着替えなどを持ってきてくれと頼まれ、俺は適当に服を紙袋に入れて稲羽署と向かった。
カウンターで叔父さんの名前を告げると出てきたのは足立さんだった。
「悠くん、堂島さんのお使いありがとうね。
今仮眠室で寝てるんだけど、起きたらシャワー浴びたりするだろうから、
持ってきてくれた服、こっちに運んでもらってもいいかな。」
そう言う足立さんもだいぶボロボロな様子で、いつも以上にシャツのボタンを開けているし、
ネクタイも緩めている状態だった。
「事件、だいぶ長引いているんですか。」
「まぁね~。でも多分もう大丈夫だよ!ささ、こっち!」
足立さんに連れられ、俺は叔父さんの眠る仮眠室へと向かった。
そして、扉を開け、カーテンの締まったベッドのところへ入った瞬間。
俺は後ろから羽交い絞めにされた。
「悠くん駄目だよ~ちゃんと背後も警戒しておかないと。…残念だけど堂島さんはここにはいないよ。
…代わりにさ、僕と遊んでよ?」
そう言って、足立さんはベッドへ俺を突き飛ばし、その上に覆いかぶさった。
足立さんの吐息が俺の耳をかすめ、俺の理性をどんどん崩しにかかる。
頭の中では警鐘が鳴り響くものの、それを遠のけるかの如く足立さんは俺を攻め立てる。
「僕、もう10日も働きづめでさぁ…悠くん不足なの。
悠くんのその立派なヤツで、僕のことめちゃくちゃにしてよ?…ね?」
そう言われて足立さんの方へ目線を送ると、足立さんは既にネクタイをほどいてシャツも全開な状態だった。
そうまでされて耐えられるほどできた人間ではなかった俺は、
足立さんの言われるがまま、足立さんの全身を貪り食うようにセックスをした。
~情事後。
「いやーまさかここまでやってくれるとは…。全然腰立たないし…。イテテテテ…。僕まだ仕事中なんだけど?」
「す、すみません…。」
「まぁしょうがないか。僕も煽ったし。
…でもあんまり僕をほったらかしにしないでよね。(ぽそっ)」
「え?何か言いました?足立さん。」
「べーつーにー!」